09期 予想歴26年
◎ヤマニンメルベイユ
13着/9人気
○ゼンノグッドウッド8着/5人
▲サクラオリオン1着/4人
マンハッタンスカイ＆ドリームサンデー
好調馬マンハッタンスカイの先行抜け出しがいいか？
前走1800m戦、本来この距離はちょっと忙しいが最後までタレずに頑張れたのは、
前半の入りも遅めのせいも手伝ったこともある。
好調期間が続いている状態ということですが、気になるのが助手のコメントの「今回もドリームサンデーが前で引っ張ってくれるはず、また2番手からの抜け出しで決めたいね」・・・、こんな他力ではそれも手の内を明かすなどドリームサンデーのペース次第に委ねた形になりそう。
この２頭は本来決め手がなく先行雪崩れ込むがスタイルとあって、前半ペースを緩ませ3角からペースを上げ後続に脚を使わす作戦しかない。
来るも来ないも両馬はセットと考えていますが、スローにはなりそうもないのでは・・・。
ヤマニンメルべイユ＆レジネッタ
ヤマニンメルべイユは昨年のクイーンCでの圧勝劇、前々走の福島牝馬不良馬場で58kを背負っての3着はパワー競馬ならではで、条件が揃えば抵抗する力はあると見ています。
馬場が渋るならさらにパワー競馬の様相が向いてきそう。
牝馬で58kの道悪は最悪、この条件で上位に来た例はほとんど皆無では。
胴長で牡馬のようなたくましさはビクトリアＭのようなスピード競馬への対応ができなく、むしろ洋芝へは一変してくる可能性はないだろうか。
春のデキ落ちからここに来て立ち直りを見せ本来のデキに戻って来たとのことは見直せる。
クイーンC
12.5 - 11.5 - 12.2 - 12.4 - 12.3 - 11.7 - 11.8 - 11.5 - 12.2
平均的ラップを踏み直線では2馬身引き離すというもの。
クイーンC2着レジネッタが53k、ヤマニン55kに対し、今回はレジネッタ55k、ヤマニン54kと斤量的には勝った方が軽くなっている点は有利、差して来たレジネッタの脚色には切れはなく何とか交わしての2着。
レジネッタは洋芝に適性があると断言はできなく、最内からどう捌くか上位人気馬との斤量差も2kとあって強調材料に欠けます。追い切りが良かった位。
2000m勝ち星なしに対し、ヤマニンは3勝とリード。函館調整組の方が好成績を出している点も好材料ですから、ここはヤマニンメルべイユに軍配。
マイネルチャールズ＆インティライミ
チャールズは9ヵ月休み明けでここは通過点、屈腱炎が長引き長期休養に。
せっかく完治した脚ですから初戦から全開はないでしょうし、昨年の466kで札幌記念の不甲斐なさ、太め残り？とはいうものの菊花賞時460k台をキープとなればそうじゃないのかも。
前売りオッズ１番人気の4.8倍、背負えば3角から動かざる得なくそんなに長くいい脚はないはず。
同じく3角から動きそうなインティライミ、こちらの方がレースのカギを握っていそうですから、当然陣営も力関係上位のアタマでしょうし、勝ちにこだわることは明らか。
近走つまずきを敗因としてますが、負けた言い逃れのように聞こえますし、追い切りは良かったようですが「スムーズな競馬・・・」のコメントに強調性がない。
力上位という2頭も絶対軸にするほどのものは感じられない。
ゼンノグッドウッド＆サクラオリオン
差し馬の展開になれば両馬にチャンスが訪れてきそう。
前走3着のオリオンはスローに泣き、道中脚を使っての好走は評価していいでしょう。少し力のいる馬場に適性があり、洋芝での好走例はその辺からかも。
札幌ポプラS1着
12.7 - 11.3 - 12.0 - 12.3 - 12.4 - 12.6 - 12.4 - 12.2 - 11.5 - 11.7 道中息が入り決め手勝負に。
中京記念1着
12.1 - 10.5 - 11.3 - 12.7 - 12.6 - 12.2 - 12.1 - 12.5 - 12.0 - 12.4 道悪の割には平均ラップを刻み、差し切る。
オリオンは平均ラップに強く力を発揮しやすい、ただ外枠から外外を回らされると末脚に影響はしないか。
あるいは近走自在性が出てきている点が、好位追走からロスなく行くため1角までに脚を使ってしまわないか。枠順の不利は少なからずはある。
天皇賞を除けばしっかりした末脚は魅力となって来るゼンノグッドウッド。
洋芝の2000mが合ってきそうな感じを受け、うまく捌ければ差し脚はメンバー中1番と思えます。
ダート路線から芝路線へ、2戦ともにやや重1着、柔らかい馬場の差しにも適性がありますし、外を回しても届く末脚があるのではないでしょうか。
平均ペースが理想のヤマニンメルべイユは、遅ければ前を交わして逃げを打つ可能性があり、ゼンノグッドウッドとサクラオリオンに有利な展開になると考えます。
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