フェブラリーS2016予想
今の馬場なら。

アキ
14期 予想歴20年

◎ベストウォーリア
  4着/3人気

○ノンコノユメ2着/1人
▲タガノトネール6着/9人
△モンドクラッセ8着/10人
×アスカノロマン


◎ベストウォーリア
○ノンコノユメ
▲タガノトネール
△モンドクラッセ
□コパノリッキー・ロワジャルダン・コーリンベリー・モーニン


◎ベストウォーリアはいろいろ考えた結果、減点材料に乏しかったのがある。まあ最近で大崩れしたのはインで包まれた一昨年のフェブラリーSとチャンピオンズカップだけだし、去年一連のレース見てもハイ・緩急と対応自在なのは確か。ギアチェンジ戦でどうかと思っていたがプロキオンSで対応してきた事、展開自体モーニンが外に入った事で仕掛けが早くなる可能性も考えて優位かなと。あと、この馬は目立たない高速ダート巧者で2年前のすばるSでレコードで楽勝した事も今の状態ならいい材料。枠と戸崎との組み合わせが微妙ではあるけどここは期待したい。
○ノンコノユメは今の高速化するダートで差し込みが利くかだけど、先に述べたように、モーニンが外枠でデムーロなら勝負を早めにかけに行くと思うし極端な緩急戦にはならないはず。流れている中でのルメールの破壊力なら評価は必要だし、対モーニン・タガノトネールでも今回同斤量で戦うならこちらにプラスを考えなくてはいけないかなと。枠も最低限外に出せる枠だし、まあ勝ちきれない可能性はあっても相手には。
▲タガノトネールは根岸Sのようにペースが上がりきらないリスクをとって相手止まり。ただ枠はいいところで、これなら外からプレッシャーをかけるかハナを奪いに行きやすい。武蔵野Sでのパフォーマンスは最上位になるが、対ベストウォーリアではやはり南部杯での完敗は痛いし、評価は馬場もあって少し下げた。
△モンドクラッセは消すつもりだったんだけど、田辺が待機策を考えている様なのでこれは不気味。この馬は序盤ハイペースでは甘くなるリスクはあるが、内房Sのようにロンスパでぶっちきぎれる脚はあるし、北海道での走りのように一瞬の脚も速い。この辺が待機策で化けてくるのは怖いので積極的に押さえる。
□コパノリッキーは枠がなあというとこ。去年も出負けしたようにスタートはイマイチだし、今回外枠にしっかり先行できる馬が入ったのは痛い。仮にペースを握ってもモーニンが外から動いてくる展開ではきついかなということで押さえ止まり。
□ロワジャルダンは高速ダートだと押さえは必要かなあ。芝スタートと最序盤の追走は厄介だけど、みやこSで要所から抜けた手ごたえの良さはあったしおそらく回復は完全には難しい今の東京ダートなら。
□コーリンベリーは去年は出負けで終わったし、チャンピオンズカップはパワー型ダートの一貫ラップで適性外のレースになってしまったので論外。道悪適性が微妙な馬ではあるけど、控えてのギアチェンジ性能の高さは不気味。押さえに。
□モーニンは博打的要素は高いかな。デムーロなのでまずスタートが重要になるし、道悪適性はあるけどこの馬が立場的にコパノリッキーを潰しに動かざるを得ない分しまいが甘くなるリスクはある。消しても良かったけど道悪でスタミナ要素を削がれるのはプラスだし押さえ。


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フェブラリーS2016回顧
消極的な騎乗の限界。

アキ
14期 予想歴20年

次走狙い:ベストウォーリア
次走狙い:ホワイトフーガ
次走危険:モーニン
次走危険:ノンコノユメ


モーニン デムーロ 10
まずレースのラップだけど、
12.2 - 10.8 - 11.1 - 12.0 - 12.3 - 11.9 - 11.6 - 12.1と一見ハイレベルの時計だけど、ヒヤシンスSでも前半は遜色ないラップだったしこのメンツとしては普通のラップから中緩みしているし去年と似たようなラップにはなった。その中で、モーニンに関してはデムーロに乗り替われば外枠からなら勝ちに動いてくるなあという戦略と、ラップが嵌った。中緩みの中盤でしっかり2列目にとりついて仕掛けで主導権を握ったのはさすがだし、出負けさえなければこういう競馬で上位に来るなとは思っていたので納得。加えて馬場が渋ったのは大きかったかな。ペースは上がりきってなかったわけだし、逆を言えばかしわ記念や南部杯とか地方で重いダート決着になると不安はあるかな。まあ今回は条件が見事に嵌ったし、それを最大限活かしたデムーロに拍手。

ノンコノユメ ルメール 6
まあ脚は出し切る競馬ではあるんだけど、こういう展開で勝ち切るにはもう少し一か八かの賭けが欲しい。その意味ではルメールらしい消極的な競馬にはなってしまった。もちろん馬の状態もあるけど、コーナーでそれなり緩んではいるしがっつり追い出してという意識は持ってほしかったかな。どうしても最速地点の切れでは挽回できないし、それを最大限持続できるのが強みなのでそれを活かす競馬・・・ってのもなかなか難しいけどね。ドバイとかは面白いと思うけど、これ以降の距離ではサウンドトゥルーには分が悪いし、もう少し馬自体のパワーアップは必要かな。ルメールはまあ、期待しない程度に見ていた分には想定内。

アスカノロマン 太宰 7
多少行く意識はあったんだけど、芝スタートで出だしも良くなかったし早めに諦めたのはいい判断だったかな。太宰がどこまで意識していたかはわからないけど、内を捌くのを避けて外からコーナー出口で加速をつけながらの仕掛けにはなったし、ラップ的には正解だった。マイルでこういう競馬ができたのはいい材料だし、モーニン同様乾いた馬場での消耗戦が鍵にはなるけど収穫のある競馬にはなったかな。

ベストウォーリア 戸崎 5
多少ハイレベルな点にはなるけどやっぱ物足りない騎乗ではあるかな。まあ重馬場とはいえペースは速めだしあの位置で序盤止まってしまうのは仕方ない。ポイントになるのは4コーナーの出口で、前のロワジャルダンがモーニンの外からコース取った時点で、モーニンの背後に入り込む事は難しくはなかったと思う。ただここで戸崎が動かず、そのスペースはコパノリッキーが入って、ロワジャルダンの背後で空くのを持って仕掛ける形になった。結果この地点で後方からアスカノロマンに取りつかれているし、これが2~4着の細かい差にはなったと思うよ。これもルメール同様ではあるけど、攻める騎乗ではなかったのが馬券圏内を外した理由だし、戸崎の欠点ではあると思うしまあ治らないとは思うけど反省はしてほしいよね。まあペースが上がりきらずこの馬のベストの展開ではなかったのも確かだけど、馬群に入れるなら入れたなりに動き出しを意識してほしい。この辺が地方騎手はかなり甘いし、本気で巧いジョッキーと思うならここは改善してほしいわな。

ロワジャルダン 横山典 7
芝スタートでついていけたのは大きかったし、ノリのギャンブルとしては想定外の好位の競馬で結果流れに上手く乗れたかなというとこ。こちらも4コーナーの動きがポイントで、外のモーニンを行かせてその外に入って仕掛けをやや待った感じだけど、戸崎と違うのはスペースを確保した上で直線も仕掛けを我慢していたし、あくまでノリの観点として一瞬の脚に賭けるという意識はあった。実質ゴール前であの仕掛けでも甘くなっているし、これは他が末の持続力勝負で強敵というのもあったけど、難しい判断ではあったかな。

タガノトネール 柴田大 6
まあ極論で言えば、ペースが遅かった。根岸Sと同じような競馬でしまい甘くなっているし、この馬は使える脚は長くない反面、ハイペースで押し切っても同じ感じで脚を使う。これは去年以降からはっきり傾向であるし、それを活かしきれなかった競馬ではある。最序盤というよりは、コーナーでもう少し緩まないようプレッシャーをかける競馬が欲しかったかな。

コパノリッキー 武豊 4
今年のフェブラリーは馬場や時計は違うけどラップやペースバランスでいえば去年とそう違わない感覚だし、その上で位置を下げてしまったのがやはり敗因にはなる。まあ道悪が本質的にマイルでは命取りになった面はあるけど、脚を長く使えない馬だし差す競馬になってしまった時点で厳しかった。モンドクラッセが番手に張り付いた時にインを主張できず3列目まで下がってしまったのが響いた感じだし、良くないリズムに武豊が入ってしまっているなというとこ。

モンドクラッセ 田辺 6
まあ戦略面でヤマ張って失敗したなあというとこ。田辺の賭けとして番手を取ってペースを上げない意識はあったけど、スーザンやタガノがそれなりに行ってこの馬もインに閉じ込められてしまった。結果論だけどこの展開でヒヤシンスSのゴールドリーガルみたいな競馬をしてくれたら面白かったという感じ。この流れで先手になるとさすがにオーバーペースだったしなあ。

ローマンレジェンド 内田 6
こちらも展開は読み間違えたかな。好スタートではあったけど明らかに前潰れを意識した下げ方だったし、決め手の質は足りないけど、道悪ではみやこSや以前のエルムSで面白い馬とは思っていただけにやや残念。ただ出来落ちもあったしね。

ホワイトフーガ 大野 6
まあ難しい競馬にはなった。ギャンブル打つなら先行策だったけどやっぱりスピード的に厳しかったし、このラップ変動で消耗戦にならなかったのが響いた。瞬発力勝負では甘い馬だしまた出直しかな。

グレープブランデー ヴェロン 6
ベストウォーリアと似たような位置取りで悪くはなったし、スムーズさに欠けたベストよりいい運びだしでまともに遅れたし力不足としか言いようがないかな。

スーザンジョイ 和田 8
レース的には嵌った流れにはなったと思う。軽いダートで前半多少無理も息は入ってたし、残り200の最速地点では抵抗はできていてのバテ方が急なのでこれは距離の壁かな。一線級なら1400mまでかなというイメージ。

サノイチ 勝浦 2
地味に残念な競馬という感じ。まあ勝浦らしい競馬ではあるんだけど、ある程度取りついて1脚という馬をああ極端に競馬させるとね。相手関係以前に参考外にしていい競馬。

マルカフリート 石橋脩 6
根岸Sが攻めた騎乗で案外の伸びなので今回思い切った待機策になったけどこれでも抵抗できなかったし、馬場が軽すぎたかな。

コーリンベリー 松山 6
ハナは取りきったけど道悪だとどうしても緩急が狭まる分この馬のギアチェンジの良さを活かせなかったかな。序盤つつかれた分オーバーペースにもなった感じだし。

パッションダンス 三浦 5
まあダートだと厳しかったというとこ。


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