08期 予想歴14年
◎ムラマサノメイトー
7着/3人気
特別登録の時点から既に頭数がフルゲートに満たなかったのは条件を考えると意外な気もするのだが、頭数は落ち着いてもこの特殊なコース設定に適性のある馬が揃い、波乱かどうかは別としてレース自体はおそらく混戦に。
そのなかで、当該コース実績の安定感を買ってコスモイライザを物差しに考えると、この馬より前で競馬が出来て、かつ時計をまだ詰める余地のありそうな馬がいればそこに食指が動くというもの。
注目ははやぶさ賞で千直に適性を示したムラマサノヨートー。初勝利がダート短距離で逃げ切り、その後低迷が続いたが直線競馬で一変という過程から、豊かなスピードと揉まれ弱さが同居するのが手に取るように分かる。はやぶさ賞の走破タイムそのものは特筆すべき点もないが、単純比較では翌週の古馬500万特別の勝ち時計との差はコンマ１秒。ラストは後続に１馬身以上の差をつけており、３歳春の時点での結果という点を加味すれば、平均以上の合格点をあげてもいい内容だった。
今回は昇級戦で鉄砲だが、美浦の坂路でここ２週続けて50秒台前半の好タイムを連発。休養中の成長分とコース適性という追い風があれば、いきなり通用しても不思議ではない。
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