オークス2016予想
牡馬との経験が活かされる

やまっくす
12期 予想歴17年

◎チェッキーノ
  2着/2人気

○デンコウアンジュ9着/6人
×アットザシーサイド
×シンハライト


過去5年のオークスでの馬券対象馬からみた傾向になります。まず、消去データを挙げますと、
×前走フローラSで4着以下または4番人気以下
×前走忘れな草賞で2着以下
×前走スイートピーS、500万下戦、未勝利戦、新馬戦に出走している馬
×前走で1.1秒以上負けている馬
×芝1600m以上の勝ち鞍がない
という感じになります。

オークスは、基本的には桜花賞組とフローラS上位組、忘れな草賞勝ち馬での戦いであり、これらレース以外の別路線組は、よほどのことがない限り、上位に食い込むことは難しいと思います。

また、前走で1.1秒以上負けている馬の巻き返しはなく、前走着順が悪かった馬でオークスにおいて巻き返した馬の共通点としては、重賞勝ちのある馬でした。
着順が悪くても、勝ち馬とのタイム差が1秒以内で、重賞勝ちのある馬は巻き返せるとみても良いかもしれません。

あとは当然ながら、2400mの距離を走るということで、距離実績は必要で、馬券対象馬の全てが芝1600m以上での勝ち鞍がありました。

ここまでで、消去データをクリアした馬は、
アドマイヤリード、シンハライト、チェッキーノ、デンコウアンジュ、レッドアヴァンセ、ロッテンマイヤーとなります。

次に強調データとしては、
○牡馬とのレースで勝利実績がある
○芝1800m以上で勝ち鞍がある
となります。

特に、ここ5年の勝ち馬は全て牡馬とのレースで勝利実績があり、過去10年で見ても1頭を除いて、全て牡馬とのレースで勝利実績がありました。
つまり、牝馬戦のみで戦ってきた馬よりは、牡馬と戦って勝利してきた経験が活かされると言えます。
(※ちなみに該当しない1頭はブエナビスタだったりする。)
ここでは、デビューから牝馬戦しか経験がないシンハライトやロッテンマイヤーは減点といえる。

以上を踏まえた、印と見解になります。

◎チェッキーノ
個人的には、今年の桜花賞での結果からも、上位の馬はスピード勝負に長けてるであり、距離が伸びて良い感じがしないので、別路線組を重視したい思いもある。ということで、別路線組で一番力がある馬は、これしかいない。
前走は、めちゃくちゃ不利な東京芝2000mの大外枠にも関わらず、3馬身差の圧勝で勝ちタイムは2分を切るという非常に強い内容。
一線級との戦いは、今回が初ではあるが、ここ2戦の結果からも、桜花賞組を逆転できるとみる。


○デンコウアンジュ
桜花賞組の上位がスピード馬と思うので、やはりここは適正が合わなかったとみて、桜花賞敗退組を注目したい。
アルテミスSでメジャーエンブレムを大外から差したように、東京に舞台が変わるのはこの馬にとってはプラスとみる。また、血統的にもメイショウサムソン×マリエンバードということで、長丁場には向いている血統。


三番手については、アドマイヤリード、レッドアヴァンセは馬体重に不安があり、シンハライト、ロッテンマイヤーは牝馬戦のみで◎○よりは、データ的に劣るなど、どれもこれも一長一短だと思うので、手広くいきたいところ。
ただ、シンハライトについては、兄弟が距離を伸ばしていくと成績が芳しくないうえ、ここ2戦のマイルでの強すぎる競馬をみると、ストレイトガールのようなスプリントよりのマイラーという感じがします。ということで、大敗もあり得る危険な人気馬とみているので、あえて消しとします。


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