08期 予想歴17年
◎マイネルミラノ
8着/5人気
○エーシンマックス15着/13人
▲マジェスティハーツ10着/14人
△サトノギャラント11着/12人
ここ数年、新潟2000の重賞を3勝したパッションダンスはここに間に合いませんでした。
パッションダンスは適正のはっきりした馬で、いかにも新潟らしいスローの直線勝負は苦手で、消耗戦に強いタイプでした。
メイショウナルト、マイネルミラノ、エーシンマックスと逃げ馬の揃った今回、もし出走していれば何も考えず◎にできたので残念至極。
今年は雨は降っていないので、昨年のようにラスト1Fが13.0もかかるようなことは無いと思う。
また、これまでのレースの馬群の位置を見ればわかる通り、はっきり外差し傾向を示しており、新潟大賞典の時とも大分異なる馬場。
無難に考えれば差し馬中心となりそう。
しかし、馬場を考慮してメンバーを見渡すと、逃げ馬が3頭いるが好位で競馬をする層がすかすかなことに気付いた。
ペースを緩めたくないであろうパッションダンスのような馬は居らず、マイネルミラノにしてもエーシンマックスにしても、なにがなんでも、というタイプではない。
ついでにメイショウナルトには柴田善騎手が乗るというのは……どういう意図なのだろう。
こちらも少なくとも、あまりハイペースで逃げるようなイメージはない。
とすると、意外とペースが早くならず、差し馬が外に殺到して大幅に距離ロス、もしくは外に出せず伸びず、結局前残り展開、というのも有り得ると思う。
◎マイネルミラノ
昨年番手の競馬で2着に好走したが、メイショウナルトを抑えて逃げた新潟大賞典ではやっとこ掲示板という結果。
鞍上も昨年と同じ柴田大知騎手なので、同じような競馬になるんじゃないか。
札幌記念にモーリスがいるから逃げた、のかはわかりませんが、結局モーリスは負けて、勝ったのは函館記念で歯牙にもかけなかったネオリアリズムの奇襲逃げ切り。
陣営は相当悔しかったんじゃないかなあ。
ここ勝ってサマーシリーズ制覇という意気込みは相当な気がしますが、どうでしょう。
○エーシンマックス
前走は逃げ切り快勝でしたが、道中中だるみを作るセオリー通りの逃げで、実績的に格上の逃げ馬からハナを奪って逃げるようなことはしないはず。
枠順的にも、マイネルミラノの外側3番手で競馬をすることになるのでは。
前が甘やかされる展開になれば、この斤量なら。
▲マジェスティハーツ
3走前の鳴尾記念を評価。
前残りの展開でしたが、差して5着。
緩みないペースをロングスパートしての結果で、やはり新潟コースは合うでしょう。
今回スローになる想定ですが、スローからのロングスパートも得意とするところ。
2走前は横山典騎手特有のアレで、前走はこの馬としては積極的すぎる競馬でした。
やはり溜めてこそでしょう。
今回はハンデが55キロに軽くなること、森騎手に戻ることから、期待値は高いと思う。
内枠でなければ◎にしても良かった。
△サトノギャラント
もしスローになるなら、昨年谷川岳Sで上がり31.9を出したこの馬を無視できない。
マイルでの成績が落ち込んで来てからが、中距離路線に戻ってきましたが、元々中距離でもそれほど負けてたわけじゃない。
新潟大賞典は最内枠という新潟外回りでは良くない枠で、それを緩まないペースだったことも考えれば悪くない結果だったと思う。
今回は外枠で、こちらもハンデが55キロに軽くなり、相性の良い北村宏騎手に戻る点が期待できる。
印を回せなかったがクランモンタナも気になる。
2年前のように、外枠から4番手で競馬ができそう。
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