菊花賞2016予想
2強に本命は打たないし、片方は消し

ラインマスター
16期 予想歴2年

◎レインボーライン
  2着/9人気

○ディーマジェスティ4着/2人
▲シュペルミエール6着/7人
×サトノダイヤモンド


【予想】

◎11.レインボーライン
〇6.ディーマジェスティ
▲4.シュペルミエール
消3.サトノダイヤモンド

以前の菊花賞はスタミナ血統を
買っとけばよかったんですが、
近年は折り合い重視の競馬になりやすく
そんなにスタミナが問われにくくなりました。

なので
ファルコンS(1400m)勝ちのタガノブルグや
後に京王杯SC(1400m)勝ちのサトノルパン
が善戦できたり
マイルCS勝ちのトーセンラーが3着だったり
去年も母父バクシンオーのキタサンブラックや
マイラー牝系のリアルスティールが来たりしたわけです。

この傾向変化の伴いスタミナの要求値が下がったので
人気馬は普通に来るようになりました。

過去5年
1~7番人気(5-5-5-20)
8番人気以上(0-0-0-55)

もう穴馬の出番は考えにくく、
スタミナ血統を買う時代は
終わったわけです。

それでも人気より着順を上げて
馬券になった馬を見てみると

5番人気 1着キタサンブラック
(父ブラックタイド、母父サクラバクシンオー)
4番人気 2着サウンズオブアース
(父ネオユニヴァース、母父ディキシーランドバンド)
7番人気 3着ゴールドアクター
(父スクリーンヒーロー、母父キョウワアリシバ)
5番人気 2着サトノノブレス
(父ディープインパクト、母父トニービン)
5番人気 2着スカイディグニティ
(父ロベルト系)
7番人気 3着ユウキソルジャー
(父がダンスインザダークの兄弟)

というように配合的には
中距離型SS系×スピード血統、
ディープ産駒なら母父欧州血統、
もしくはロベルト系内包or
ダンスインザダークの近親内包。

このあたりが、穴馬を狙うとしたら
テーマとなってくると思います。

以上の血統傾向を踏まえて
本命は◎レインボーライン。
父ステイゴールド、
母父フレンチデピュティという血統。

父ステイゴールドといえば
オルフェーヴル、ゴールドシップが
このレースを勝っている。
ハーツクライに匹敵する
長距離得意の種牡馬。

母父が米国血統なので
スタミナだけでなくスピードも
兼ねそろえている配合なので
「中距離型SS系×スピード血統」
という近年の血統傾向に合致している。

確かにこの馬を実績をみれば
高速馬場のNHKマイルでも
道悪の札幌記念でも好走したので
スピードとスタミナのバランスがいい。
(その分キレがないので
ダービーでは負けましたがね。)

さらに付け加えるとすれば
母母父レインボーアンバーは
菊花賞2着という実績を持つ。

したがって血統適性は抜群。
2強を倒すなら血統的には
この馬になるので期待したい。

古馬GⅡで3着、ダービー8着
という実績を考えれば
かなり人気もないので
期待値は高いと思う。

対抗はさすがに2強を選びたいですが
2強のうち両方買うわけにはいけない。
これはもう競馬で勝つための原理なので。
取捨をどうするか悩みましたが、血統比較で

対抗は〇ディーマジェスティにしました。
好走血統としてロベルトの血を持ってますが
好走血統というよりはサトノとの比較。

×サトノダイヤモンドは
ヘイロー 3×(4×5) クロスを持つ血統なので
かなりスピードに寄った馬。

普通の中距離型SS系なら
母方にスピード血統入ったほうが
近年の菊花賞は良いのですが
ディープ産駒はもともとスピード型の種牡馬
なのでやはり母方に重い血が入ってるほうがいい。
トーセンラーだって母方にサドラーズウェルズ、
サトノノブレスだって母父トニービンだったので。

というわけで直線スピードのみ要求される
日本ダービーでは×サトノダイヤモンドの方が
血統的な適性は上でしたが
ダービーよりはスタミナを要求される
菊花賞でパフォーマンスアップは考えにくいので
2強では×サトノダイヤモンドの方を消します。

実際に日本ダービーより若干スタミナを要求される
神戸新聞杯は辛勝だったので、この人気なら
スタミナのリスクを取ったほうがいいと思う。

一方でディーマジェスティは
母方にロベルトとサドラーの血が
入ってる重厚な血統なので
直線スピードのみ要求される
日本ダービーより圧倒的に適性が合う。

牝系もヨーロッパの良血の血統なので
G1でのスケール感も十分。
しかも内枠取れて、長距離巧い蛯名が乗るのに
2番人気なら期待値も高いと思われる。

3番手は▲シュペルミエール。
これは本命馬と同じ
父ステイゴールド、
母父米国血統という血統だし
運がいいことに内枠を引けた
のでおさえるといった感じです。
ステゴ産駒は内枠で期待値高いし
このレース自体内枠有利レースなので。

前走の内容もまずまず良かった。
菊花賞は近年は強い馬が普通に来るレースなので
前走上がり2位以内の馬の期待値が高い。
この馬は前走上がり1位と好位条件に合致するし
展開向かずに勝ち切ったことを考えれば
掲示板あたりは十分圏内なんじゃないかなと思いました。

ちなみに前々走も相当不利がありながら
勝ったので強い競馬だった。
まぁ、あとはどこまでやれるかですね。


【買い目】

馬単 ◎→〇
馬連 〇-◎▲
ワイド ◎-〇▲

印の重さ順に、シンプルな買い目で。

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