朝日杯FS2016予想
朝日杯FSはミスエルテから・・

下彦
15期 予想歴30年

◎ミスエルテ
  4着/1人気

○ダンビュライト13着/2人
▲トリリオネア6着/10人
△クリアザトラック7着/3人


阪神開催での過去2回は差し決着、馬券になった6頭の4角位置は6~15番手からで、例年暮れにかけてタフな馬場になりパワーも必要となってくるレースです。

◎ミスエルテ
新馬は当コース、先団馬群の中から労せず抜け出し殆ど追う所無く楽勝。前走ファンタジーSは出遅れながら瞬発力で直線だけの競馬で勝ち。逃げが2着に粘るスローペースを追い込んでの勝ちなので、新馬戦と同じく力が3枚程上といったところです。
父フランケルはサドラーズウェルズ系、父母父がデインヒルでダンジグ系、母母父がストームキャットの仔ヘネシー・・・とノーザンダンサー色の濃い馬なのでこの時期の当コースはマッチする筈。
2戦ともスローでの勝利ですが、流れればより鮮明に力を発揮してくる可能性も。

〇ダンビュライト
昨年1、2着のキンカメ産駒の母父サンデ-(系)とサイアーラインは同じ当馬。ファミリーライン上の母母にマリアライトと同じくキャサリーンパーで新馬戦の道悪圧勝も頷けます。
馬場もタフな方が良いですし、急坂もあった方が良いタイプでここも勝負になりそうで対抗。

▲トリリオネア
マイル経験も無く、まだ未勝利を勝ったばかりの馬がいきなりココで・・とは思いませんが、ミスプロ系ドゥバウィ産駒が府中の長直線でトップスピード戦で良い脚を長く使ってくる様は不思議な感じがします。ドゥバウィ産駒自体欧州では凱旋門賞に何頭も出ていて人気にもなっていましたが、日本ではミスプロ系種牡馬がトップスピード戦や中長距離で強いというイメージはなかなか持てませんね。母父にグリーンデザート(ダンジグ)、ネヴァーベンド系のシャーリーハイツのクロス(4×4)とパワー・スタミナもありそう・・・ということで、阪神は府中よりもパフォーマンスを上げてくる筈なので、手薄なメンバー構成からもこの馬のくい込みに期待します。

△クリアザトラック
父ディープインパクト産駒からはこちら。
母方に母父フレンチデピュティ、母母父にカーリアンのND系2本の走るディープの王道血統、兄弟達もソコソコは走っている事からも抑えておきます。あの1戦だけではどこに強さがあるかわかりませんが、少なくとも瞬発力だけはありそうです。
サトノアレスも良いのですが、ディープに母父デインヒルは頼もしい感じですが、母母父にアーティチョーク(ボールドルーラー系)があり、3代内にボールドルーラー系が入ってくると成績が尻すぼみになる馬が多く、強くは狙えない感じがします。マイルまでなら良いかもしれません。


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