京成杯2017予想
血統構成に触れつつ

しのぶ人
16期 予想歴4年

◎ベストリゾート
  11着/6人気

○メリオラ13着/14人
▲マイネルスフェーン3着/3人
△バリングラ6着/9人


<前書き>
風の影響が未知数ですが、中山芝は比較的フラットな馬場だと思います。アダムバローズ辺りが逃げるかと想定されますが、どうでしょうか。ペースに関してはちょっと未知数かなと思います。できれば上りの比重が低いレースになれば幸いですが…。
今回は血統構成に軽く触れつつ買いたい馬をピックアップします。

◎ベストリゾート
前走はやや仕掛けが遅く、かつ外を回して3着馬に迫るも4着。
どうも速い脚の無さそうな馬で、決め手勝負では分が悪いが血統構成には特筆すべき点がある。

・血統構成
本馬はBeringの3×3のあるハービンジャー産駒では珍しい形態。3×3であると、近親度が高いと思われがちだが、本馬の場合このクロスは有効で、5代内のその他のクロス馬であるLyphard,Almahmoudはもとより、血統全体のクロス馬をBering内に集合させることに成功している。
血統からは比較的重さに良さがあり、10Fや12Fが主戦場となる。クラシックに向けて期待の一頭。

今回は北村騎手が続投ということで、前走よりは上手く導けると期待したい。

○メリオラ
前走は久々で道中気の悪さを見せていたが、上位メンバーより前目で競馬をして僅差6着に踏ん張る競馬。
ペース経験も活かし上昇は必至だと考えられる。
また、この馬は新馬戦で見せたようにスピードレンジもまずまずあるタイプなのもプラス材料。
外枠から如何に立ち回るかがポイント。

・血統構成
父はジャイアンツコーズウェイ。父自身はBold Rulerで全体をリードし、スピードの活かし方に迫力のあるタイプ。
本馬の場合Hail to Reasonのクロスも派生しシンプルさに欠けものの、父同様Bold Rulerの流れを汲み父のスピードの再現には成功している。
父や、同父産駒でダート路線で期待されるドリームキラリの血統構成には及ばないものの、10F前後でしぶとい走りを見せることが期待できる注目の一頭。

▲マイネルスフェーン
前走は内を上手くシュミノー騎手が導き2着。
本馬も当然実力上位馬だが、ここまでにキャリアを消化し過ぎた分、他馬に比べてただちの上昇は期待しづらい。

・血統構成
本馬は父同様、Halo内とノーザンダンサー内のAlmahmoudで全体をリードした馬だが、母方のLyphardが丁度良い代にあり、父方のディクタスと呼応して7代目以降で欧州系のスタミナを活かしたシンプルな血統構成である。
これといった個性には欠けるタイプだが、優等生タイプな配合の一例と言える。10F前後が守備範囲。

△バリングラ
新馬戦から高指数をマークしていたが、前走はイマイチエンジンの掛かりが遅く敗退。とは言え血統構成は母方のAlzaoに血を集合させたマイラーとは言い難いもので、指数的には上昇があれば足りると判断。
オッズの妙があり。


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