中山牝馬S2017予想
荒れる中山牝馬S

雨龍泥舟
08期 予想歴48年

◎パールコード
  4着/2人気

○マジックタイム2着/1人
▲クインズミラーグロ3着/7人
△トーセンビクトリー1着/5人


荒れる中山牝馬S

昨年は、3着に15番人気のメイショウスザンナが突っ込んできて、三連単171,860円の高配当だった。一方、馬連は4-1人気で920円の本命サイドでの決着だった。
今年もこのパターンを想定して馬券を組み立ててみたい。

なぜ、中山牝馬Sは荒れるのか?考えてみよう。
1.発情期の牝馬戦
2.ハンデ戦
3.コーナー4つの中山内回り
4.引退馬の存在(取捨)
こんなところだろうか。

1の発情期の牝馬戦について。
群生動物である馬は、序列を作る動物である。牡馬の場合は群れのボス(交配権)を決める争い。一方、牝馬は交配順序を決める争いといえる。同時期に発情した場合、どちらが先にボスとの交配ができるかが序列によって決められる。

では、何故、先に交配をすることが重要なのか。
発情すると血液が酸性になり、運動能力が低下する。これは馬にとっては大変危険な状態で、一刻も早くそうした事態がら抜け出したいというのが本能なのである。
懐妊した牝馬は運動能力が低下すると考えがちだが(もちろん懐妊後期には運動能力は低下するが)、とりあえず、発情期が明けると運動能力は元に戻る。
たしか、ウインドインハーヘアは懐妊中にレースに勝っているはずだ。
日本でもモリケイの例がある。
この馬は強くなるだろうと思っていたら、厩舎内で出産したので驚いた記憶がある。
モリケイについてはhttp://keiba918.seesaa.net/article/353116313.htmlあたりを参照のこと。

パドックでフケが分かる場合もあるだろうが、何しろ事前予想なので、その点は無視するしかない。

ヒントは馬の発情周期は約23日だということ。3週間前に好走した馬は、こんども好走する可能性が強いといえるだろうか(27-23=4日の違いでフケが来てしまったということもあるかもしれないが…。


さて、最終予想。
◎ パールコード
○ マジックタイム
▲ クインズミラーグロ
△ トーセンビクトリー
としてみた。△は昨日の金鯱賞でキングカメハメハ産駒が好走したように、今の時期のパワーよりの馬場に合う種牡馬なのだろう。
ディープインパクトを押さえてどこまでリーディングトップの座を死守できるか、これも見どころだろう。


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