金鯱賞2017予想
GⅠ前哨戦でも荒れるのか?

やって来たが届かない
17期 予想歴30年

◎プロディガルサン
  7着/2人気

○ステファノス6着/3人
▲ヤマカツエース1着/1人
△アングライフェン12着/15人
×ルージュバック


◎プロディガルサン
2歳時から素質の片鱗は見せていたが、3歳春はローテの通り順調では無かった。休み明けのセントライトは4Fの競馬で不利があっての3着で悪くない。枠的にもある程度の位置取れるし、前走からも取る意識がありそう。そもそも全兄リアルスティールは完成度の違いで2着に頑張ったが、ダービーも菊花賞も適距離ではなく年明けの成長はプロディガルサンが上と見る。前走は参考外なレースとは言え、馬体の成長は確認出来たし決め手も兄より上と感じられた。GⅠ前哨戦のGⅡの格と考えても、この馬自体見劣らない素材と信じて。ひと叩きした上積みと恐らく適距離であろう2000で初重賞勝利を期待。

○ステファノス
1冠ながらこのメンバーでは格上。GⅠ2000mでの実績は2着2回、3着2回。枠的にも川田がある程度の位置を取りに行きそうな9番枠。脚質的に勝ち切る事は少ないが、展開の幅もありこのメンバーでこの枠なら軸では一番信頼出来る。

▲ヤマカツエース
2走前の同舞台では明らかに抜けた強さだった。勝鞍のメンバーはノブレスと大差ないが、古馬GⅠで全く勝負にならないノブレスに対して、前走の有馬記念で違いを見せた。宝塚と天皇賞は適馬体が把握出来ていなかったものと考える。何れにしても近2走で高い能力を見せたのは間違いなく本命と悩んだけど、+1㎏の斤量と休み明けで割り引いた。

△アングライフェン
穴で。同じ舞台でちょっと面白い勝ち方しているし、前走も道悪ながら強い相手と0.3差。中日新聞杯はスムーズで無い中0.3差で着差程だし、新潟大賞典やジューンsなど崩れた時は出遅れと不利が多く、今回鞍上がちょっとだけどゲートが決まれば。

×ルージュバック
前売り2番人気だし4ターンに坂と舞台的に展開も合わなそうで基本見送るトコから入ったんだけど怖かった。でも更に1枠で今回は切る。

と、今見たら4番人気まで下がってる。プロディガルサンももう少し人気薄いと思ってたんだけど差のない2番人気…。

ならばヌーヴォレコルトは中山記念の前から中1週で使う事を示唆していたので、前走の仕上げを疑えば能力的に馬券になっても良い。後ろから行きそうだけど実力より配当付きそう。


tipmonaとは?

金鯱賞2017回顧
ヤマカツエース重賞5勝目。大阪杯へ。

やって来たが届かない
17期 予想歴30年

次走狙い:ロードヴァンドール
次走狙い:スズカデヴィアス


ヤマカツエースが好位から外を回り、馬場の真ん中から抜け出して差し切る強い競馬で重賞5勝目をもぎ取り、大阪杯の有力馬へ名乗りを上げた。

レース展開的には60.4-58.8-1.59.2で800通過が48.7のスロー展開。そこからヒストリカルがかかり気味に上がりパドルウィールが逃げるロードヴァンドールに半馬身差に合わせた事で11.7-11.7-12.0-11.9-11.4-11.8と一度ペースが上がる変則的なラップとなった。通常ペースが上がる3~4角では、先行勢は仕掛けが遅れ気味となり、4角で馬群が一団となって内は凝縮気味、外は横に広がる混戦での直線となった。

1着 ▲ヤマカツエース
好スタートから軽く出してコーナー手前で外に出す形で先団後ろの好位の外を確保。そのまま向う上面を折り合って追走。3角でノブレスの後ろについて4角でノブレスに並んで行って直線、入り口で先頭列のパドルとヒストリカルの後ろに位置したノブレスに蓋をする形。軽く気合をつけて坂にかかる。序盤はジリジリと加速、残200から追い出しでそこからは一完歩づつグイグイと差を詰めて残100過ぎで逃げるロードヴァンドールを捕らえると1馬身1/4差突き抜けてゴール。

既にGⅠ勝っている馬が前哨戦で見せる王者の走りの様な感じでした。いつでも動ける好位外を追走し4角外から押し上げての直線入り口で進路確保。来たわって感じで危なげのないレース。ヤマカツエースの強さを信頼した池添の1番人気らしい騎乗で好レースでした。ここ3走で間違いなくパフォーマンスを上げており、大阪杯は強敵が揃う中で、中穴ぽい感じである程度人気しそうですから買う人も買わない人も楽しみな1頭です。

2着 ロードヴァンドール
外枠からややふらつきながらの発馬も強く主張する馬がおらず
パドルの外からコーナー手前で出してきたルージュとガルサンにかぶせて先頭へ。ゆったりとした流れで向う上面に入るが、ガルサンと外からヒストリカルがかかり気味で、パドルがヴァンドールに半馬身まで並ぶ感じになる。それを嫌った太宰がややペースを上げて2馬身位差を付ける。3角へ向かう道中もルージュがパドルに並びかけたりと先行勢は落ち着かない形で進みそれを尻目に3角。パドルが並びかけて来るが抜け出しを図らず12.0のラップで直線へ。序盤で追い出すもジリジリと抜けず抜かせずの感じで坂に入り、内からルージュ、外からガルサン後ろからナスノセイカンもスルスルと上がって来て、真ん中からヤマカツエースがデヴィアスを連れて先頭列へ迫る。手応えは悪いがしぶとく粘り、残100過ぎでヤマカツには捕らえられるも何とかしのぎ切っての2着確保。

粘り強い。6走前の北野特別(京都2000m1000万条件)では61.2-58.1のスローでトップスピードを求められる展開で、直線入り口で抜け出しを図るも勝馬ヴォージュが付いてきて300m馬体を合わせての叩き合い。首の上げ下げの感じでアタマ差で2着も上がり33.9を繰り出してしぶとく粘っている。カウントダウンs(阪神2000m1600万下)では61.5-61.2のペースで直線やたら左にモタれる若さを見せながらクインズミラーグロとマキシマムドパリの3着に粘っている。ここ数走を見ても結構色々な展開で高いレベルでやれているので、今後も馬券圏内を賑わす一頭になると期待。

3着 スズカデヴィアス
展開的にはスタートからヤマカツエースをマークする形で追走。4角でもヤマカツの後ろを通って直線、序盤でヤマカツに併せようとするがヤマカツが内へ併せに行った為スペースが開いてルミナスが頭を入れて来る。序盤の位置取りの差がそのまま1馬身1/4+ハナ差となってゴール。上がり自体は34.6で勝馬を0.1上回って来た。

直線で併せられなかったのが痛かった。直線、外を回って押し上げてと王者の様な走りでの3着。近走の上がりと斤量57㎏のヤマカツなら真っ向勝負で差し切れるかもという騎乗もまあ良かったと思う。逃げから追い込みに脚質転換して前金鯱賞では上がり最速の32.8も届かず。前走は少し位置を取りに行って6番手から内を突く器用な競馬も出来て中山記念2着のサクラアンプルールとプロフェットを抑えて勝ち切っていて、この金鯱賞も強い3着。好位差しの競馬で展開ハマれば重賞戴冠もある一頭となり今後も期待。

◎ガルサンは自分の展開予想よりは前過ぎた感じ。イメージ的には内枠なんでナスノセイカンや、前走みたいな感じでこのレースならヤマカツエースくらいの位置位を想定していた。先団5頭がなんか落ち着かない感じでのレース運びで最後甘くなっちゃった。残念です。


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >