中山牝馬S2017予想
ここは個性が生かせる絶好の舞台

夏影
14期 予想歴34年

◎ビッシュ
  10着/3人気

○デニムアンドルビー5着/6人
▲マジックタイム2着/1人
△ヒルノマテーラ11着/12人


開幕週に比べ、だいぶ差し競馬が決まるようになった中山コース。
今週の日曜メインは中山牝馬Sが行われる。

内からクインズミラーグロ、トーセンビクトリー、シャルール、ウインリバティ、プリメラアスール、サンソヴール…と、今週は先行馬が揃いも揃った。
そんな訳で、今週は素直に中山コース差し競馬に適した馬に注目。

注目はビッシュ。
秋華賞はキレ勝負になり、自身の持続力のある末脚でねじ伏せるような競馬が出来ず。
ジャパンCは、牡馬相手に体力的なアドバンテージを持てる訳もなく、結局秋のG1では良いレースを見せる事なく終わる。
しかしこの馬の本質を評価するには、まずは開幕週の中山コースで外をぶん回して圧勝した紫苑を語るべきだろう。
この馬が素直に体力でねじ伏せるような競馬が出来れば、秋華賞1、2着馬なんぞ全く歯が立たないのである。
牡馬の一線級が相手でなければ、体力的なアドバンテージでねじ伏せる競馬が出来るし、馬場状態やメンバー構成を見てもあきらかに有利な環境だ。
持続タイプは先行馬、有力差し馬はキレタイプのメンバー構成ならばこの馬の中心視以外は考えられない。

逆転あるなら、牡馬混合G1でも良い勝負が出来たデニムアンドルビー。
久し振りの牝馬限定戦で、今までとはグッとメンバーが楽になるタイミング。
プラス、ダート戦で砂を被った後となれば、間違いなく今回は『天国』と感じるタイミングだ(笑)。
あとは、中山の差し競馬に実績があるマジックタイム。
ヒルノマテーラはバテた馬を交わして3着くらいはありそう。
秋華賞2着馬のパールコードは、臨戦態勢に入っているかどうか?が非常に重要なポイント。
昨秋休み明けの紫苑Sは5着と凡走。
ひと叩き後に10㎏馬体を絞って秋華賞を激走したように、臨戦態勢に入らないと弱い相手でも走らないところがミソだ。
流石に休養前の状態をそのまま維持しているとも考え難く、今回の評価は見送りたい。


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