大阪杯2017予想
カギは前半?

KEN
17期 予想歴3年

◎マルターズアポジー
  12着/8人気

○キタサンブラック1着/1人
▲マカヒキ4着/2人
△サクラアンプルール13着/9人
×サトノクラウン


予想の大枠は【展望】という形で週中に上げましたので、ここでは枠順と馬場状態を踏まえた最終結論を載せておきます。


【馬場】
金曜にある程度降って土日晴れ。回復傾向の中での競馬ですから馬場読みは難しい…。もっとも昨日の芝は稍重の割に平均程度には時計も出ていましたので、週中の想定通りのやや速め程度には回復すると見て良いのではないでしょうか。
コース替わりで内の芝良好。


【展開】
外枠からマルターズアポジーのハナ。
内にキタサンブラック、真ん中にロードヴァンドールという並びですが、
ロードは前々走マルターズのハイペース逃げに絡んで玉砕、前走はスロー逃げで良さが出ている点からも、無理にハナは叩かずに番手狙いとみます。内にキタサンで実質的にペースを支配。
キタサンがある程度引き上げる流れで、前半の追走力がカギか。
仮にペースが落ち着いた場合にもキタサンがキレ勝負に持ち込むとは考えにくく、速めに動くロングスパート戦を想定。基本はしっかりと前後半トータルの競馬をできる馬から入りたいところです。


【予想】
◎マルターズアポジー
◯キタサンブラック
▲マカヒキ
☆サクラアンプルール…穴
△ヤマカツエース
△ステファノス
△アンビシャス
△ロードヴァンドール


◎マルターズアポジーについてはいわゆるスロー逃げではなく厳しい流れから後続に脚を使わせる攻撃的な逃げが持ち味。前走見せた破壊的なハイペース逃げの「抑止力」により比較的マークの薄い展開が見込まれ、ここは大駆けに期待。
急坂を不安視する声も聞こえますが、この馬の場合直線勝負ではハナから分が悪いわけで、3.4コーナーまでにしっかりと引き上げて後続の末脚を削ぐ形を期待します。

☆サクラアンプルールは枠順確定後に評価を上げた形。
内での立ち回りが魅力で、上手くキタサンの後ろのスペースで内に潜り込めれば妙味ありかと。

△ロードヴァンドールも押さえる。キタサン以下が実質的にスローに落ち着いた場合、もっともペースの恩恵を受けるのは恐らくこの馬。粘りこみに警戒です。


買い目は◎マルターズの単勝と、◎からの馬連総流し、上から印に応じて金額を重ねる形。さらに◎◯二頭軸3連複総流しに、上から印に応じて重ねる、という形で行きたいと思います。







以下は平日時点での展望です。


初投稿になります。よろしくお願い致します。

まずは今週後半の空模様ですが、金土あたりに一雨あるかも…といった感じでしょうか。ただいずれにしても極端に馬場が悪化するほどの雨は考えにくいですし、日曜には晴れる予報ですので、基本は良、降っても軽めの稍重までの想定で大丈夫なのではないでしょうか。

あとは今週から阪神はBコース替わり。先週の開催でもそれほど外が伸びる感じでもなく、時計も出ていましたので、内でもしっかり残れる速めの馬場になるのではないでしょうか。

馬場状況としてはざっくりこんな感じの想定で進めていきます^ ^


で、当初は高速馬場のキレ勝負ならやはりマカヒキかなーとか、あるいは何としても中距離2000のタイトルが欲しいステファノスの叩き2戦目は妙味ありそうやなーとか考えていたわけですが…

このレース、そもそも末脚勝負になるんかな?
というのが現時点での印象です。

昨年までの「G2」産経大阪杯は春のG1戦線への叩き台としての色が強かったので、前半ゆったり入っての後半勝負という傾向が強かったように思いますが、
今年のメンツで果たしてそうなるだろうか?前半の流れがこのレースのカギになるのではないか、と考えています。


おそらくハナはマルターズアポジーで確定。

前走小倉大賞典では

12.2 - 11.1 - 11.5 - 11.4 - 11.4 - 11.7 - 11.7 - 11.9 - 12.9

という全く淀みのない美しいまでのラップで逃げ切ってますので、ここもまず強気で淀みなく刻んで来るでしょう。


そして2番手3番手にロードヴァンドール、キタサンブラックという形が濃厚ですが、後続各馬は当然キタサンマークで来るでしょうし、実質的にキタサンがペースを握る形になるかと思います。


キタサンブラックについては個人的には苦い記憶しかない馬で 笑、人気を背負ったこの馬が苦戦する展開から逆算して予想を組み立てては、武騎手に「そうならないように」上手くレースメークをされて返り討ち、というパターンをこれまで繰り返してきました 笑

さすがに学んだのは、この馬は「キタサンブラック武豊」という人馬コミの評価を与えなければいけないということ。

キタサン自身末脚キレ勝負では分が悪いわけですから、ここもある程度引き上げてドスローには落として来ないかと思います。


というか、もしここでペースをコントロールする形になれば、おそらくはマルターズアポジーの単騎逃げ。
さすがにノーマークで楽逃げを打てればマルターズの残り目も期待できるという形になります。
(ロードヴァンドールは前々走マルターズに絡んで行って競り落とされていますので、おそらく玉砕覚悟で無理に絡むことはしないでしょう)

…もうお気づきかもしれませんが 笑、今のところ本命候補は◎マルターズアポジーということになります^ ^


ではキタサンがある程度引き上げたときにはどうなるか。

ここで有力馬の顔ぶれを見た時に、
「あれ?距離短縮組ばっかりじゃね?」
ということに気づきました。

キタサンブラック、マカヒキ、サトノクラウン、ミッキーロケットといった有力各馬はむしろ2200m〜2500m前後を得意としている印象で、
想定人気上位馬で1800m〜2000mを主戦場としているのはアンビシャスくらいでしょうか。

そのアンビシャスも前半ゆったり入って強烈な末脚で勝負するタイプで…となった時に、「2000メートルで前半流れた時に対応出来そうな馬」が案外少ないんですよね。

となれば、中距離で淀みなく流れた場合に前後半トータルでしっかり詰めて来れる馬をここでは狙っていきたいと考えています。



【大阪杯2017 枠順確定前予想】

◎マルターズアポジー
◯キタサンブラック
▲マカヒキ
☆ヤマカツエース
△サクラアンプルール
△ステファノス
△アンビシャス


サトノクラウンには現時点で印を回していませんが(最終的にはヒモのヒモくらいで拾う扱いに落ち着きそうです)、前半ゆったり入って良さが出るステイヤー型の馬はここでは嫌って入りたいなーと。

その点▲マカヒキは乱ペースの皐月賞でしっかりと終いを引き出して来ていますので、サトノダイヤモンドとの比較でも前半の追走力ではマカヒキが優勢との評価をしています。なのでここは格別嫌うべきではないのかなーと。

あとは2000で淀みなく流れたときに怖いのが☆ヤマカツエース。
有力勢が末脚を削がれたときに浮上して来るのはこの馬か、と考えています。


…という意味ではこのレース、サトノノブレスあたりが出てくればなかなか面白いのになーと個人的には考えていました 笑


あとはお天気や枠順を踏まえて最終的な結論を下したいと思います。


拙ブログ「事例から競馬を考える」
http://jireikara.blog.jp


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