桜花賞2017予想
少数で狙える予想の方で。

アキ
14期 予想歴21年

◎カラクレナイ
  4着/7人気

○アエロリット5着/6人
▲ゴールドケープ13着/11人
△ディアドラ6着/14人
×リスグラシュー
×ミスエルテ


◎カラクレナイ
○アエロリット
▲ゴールドケープ
△ディアドラ
□ジューヌエコール・ソウルスターリング・アドマイヤミヤビ・カワキタエンカ

まあ大穴狙いの予想にはなっているんだけど、結果人気どころと逆張りの買い方しかできないレースかなと。
先に述べておくと、□ソウルスターリングはフランケル産駒というのが引っかかる。というのはミスエルテがその素質が異なるとはいえ朝日杯でそれまでよりパフォーマンスは落としているし馬場の分かなと。その上でソウルもチューリップ賞の圧勝の分阪神JFが物足りない。仕掛けを待つ余裕はあったが、それまで最内で完璧に立ち回っていたのもあったし、今回の馬場はひょっとしたら崩れる余地はある。その分確実な軸としては自信はなくてこのオッズなら押さえかなと。
□アドマイヤミヤビも同様で、やはり究極的には切れで勝っている馬なので馬場は不安材料。ソウル同様に押さえ扱いで様子は見たい。


その上で、◎カラクレナイだけど大跳びでタフな馬場となると万全というわけではないけど、実際3連勝全てが消耗戦。加えて、必ずしも脚を出し切っているというレースではないのも強みではあると思う。乗り替わりでスタートの不安はあまりないし、外から動く傾向の田辺というのも合うかなと。まともな勝負では苦しいけど今回の条件なら狙いたい。
○アエロリットは消耗戦で大崩れしていないという点は大きい。特にフェアリーSは馬場考えるとかなり苦しいレースでここでライジングリーズンが完璧な競馬してやっと勝てるくらいの内容は見せた。ポジショニングはこだわらない馬だし、クイーンC自体もレベルは高かったので過小評価されている感じ。相手には。
▲ゴールドケープは前走ではっきり出負けしなければ本命でも良かったくらい。この馬も馬場で狙う感じで、白菊賞は結構強烈な競馬をしてきたと思う。泥んこ馬場でハイラップの流れを外から馬なりで勝ちに行っての完勝だし適性はある。阪神JFでは結果的にはスピード負けした感じだし、相対的に時計がかかってくれば走る馬だとは思う。今回はチャンス。
△ディアドラは白菊賞でゴールドケープに完敗だった面はある。ただ、この馬は坂からのバテ差し要素が加われば逆転の余地はあると思うし、その上でここ3走は敗因ははっきりしていて、つぶわき賞は加藤が捌けなかったのが全て。こぶし賞は番手につけた結果ギアチェンジでモタモタしてその間にマイスタイルに突き抜かれた。アネモネSも仕掛けでライジングリーズンに後手を踏んだ感じだし、3走ともエンジンがかかってからはしっかり伸びている。阪神外回りとギアチェンジ無用の消耗戦でしまいを活かす競馬ならここまで人気ほど差はないと思うし、印は回したい。
□ジューヌエコールは前走は不利が大きかったし、こういう力勝負でカウンター騎乗の北村友一は十分警戒していいかなと。□カワキタエンカは千両賞の印象だとちょっと足りない感じだけど道悪で追える和田で補正できる可能性はある。押さえで。
×リスグラシューは阪神JFは結果後手の立ち回りになった上での爆発力で、本質は馬場は高速化したほうがいい印象なのでここでは消したい。×ミスエルテも今回の馬場ならここは様子見で。


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桜花賞2017回顧
個別騎乗印象。

アキ
14期 予想歴21年

次走狙い:アドマイヤミヤビ
次走危険:レーヌミノル


12.7 - 10.9 - 11.1 - 11.8 - 11.8 - 11.5 - 11.9 - 12.8

最序盤はこんなもので、カワキタエンカ単騎での途中からのラップでやっと平均。ただ他の馬は4F目まではスローバランスだけどコーナーからの押し上げは早いので仕掛け自体はかなり早くロンスパ気味。その分しまいのラップが落ち込んだかなと。コーナーからの動きなので外目から動く馬ほど苦しい展開ではあった。


レーヌミノル 池添 10
まずレーヌミノルに関しては前走で引っかかっていた点がやっと解決できた。この馬は根本的に小回りは向いてないかもしれない。フィリーズレビューでは目立って大きく内に切れ込んだけど、実は小倉2歳Sでも内に切れ込んでいたので、一気に仕掛けるとどうしても寄れる、ギアチェンジが上手くはない馬かなと。そのうえで決してハイペース特化型でもない。そこを予想で認識出来なかったのはミス。その上で今回は池添が完璧に乗った。第2グループの好位なのでペースは楽だったし、全体が早めにペースアップする形でゆっくり加速していって急がせなかった。そして直線も一気に仕掛けず、追い出した時もじんわり追い出していた。この全てのバランスを完璧にこなしてくれたし、本来の池添なら仕掛ける時は一気というイメージなのでこの辺がGIを何度も勝ってきた騎手というべきかなと。相対的に馬場適性・騎乗面全てで完璧な勝利と言っていい。オークスは距離もあるが去年みたいな一気のギアチェンジ戦は不安あるし、秋華賞は高速の芝での追走面で課題はある。狙いはエリザベス女王杯かなというとこ。

リスグラシュー 武豊 9
本来はあそこまで窮屈な形でこの馬のギアチェンジ能力を削ぐリスクはあるんだけど、外をぶん回しては勝てないという結論、そして武豊にしては珍しくコーナーからがっちり追い通しでソウルスターリングの背後で食らいついた執念は光ったかな。あの位置で凌げばバテ差しでこちらに分があったというとこ。全体的に道悪がイマイチ・展開は嵌らなかったメンツが多いのであまり素直な評価はできないけど、オークスでも十分圏内かな。

ソウルスターリング ルメール 7
まあ無難に乗った。ウゼットジョリーがラビットに近い乗り方していたし、外目からいつでも動ける位置・そして仕掛けも全体に合わせてという感じで特段ミスはない。ミスエルテも然りだけどやっぱりタフな馬場・展開が特化するとパフォーマンスは落ちるんじゃないかなと。負けるとしたらこういう感じかなというとこだった。オークスでもこの結果なら馬場悪化だけは避けたいとこ。

カラクレナイ 田辺 7
大きな誤算だったのはアエロリットが3・4コーナーから終始外目に張って動きたくても動けなかった点かな。いつでも発射態勢にあったけど動けず直線も仕掛けでやや後手は踏んだ。そこからのスペース確保と迫り方は見事だし、最後決定的に伸びてきていたわけではないので仕掛けが早くなっていた可能性はあるけど、理想通りではない競馬の中でなんとかやりきってはくれたかな。

アエロリット 横山典 5
控えた事は、中緩みの阪神マイルではまともに掛かってしまってレースにならないという考えもあったと思う。けどここで勝ちに行くならそのリスクをとってもう少し前目でも良かったんじゃないかなと思ったりはした。結論で言えば控えすぎてカラクレナイにも見劣ったのでベストの騎乗ではない。

ディアドラ 岩田 6
3コーナーまでは岩田に求めていた騎乗が完璧にできていただけにそこからのコース取りがいただけない。カラクレナイもアエロリットも外目を明らか意識したコーナーワークでその背後を追いかけてはというとこ。タフな馬場は悪くない馬だし内に取り付いてから出口でフラットにやや外よりに導いてとかでも馬群はバラけて捌けたはずだしね。もっと上は狙えた条件だけにある意味残念。

カワキタエンカ 和田 9
3コーナー入口からの動き方は完璧だった。ベルカプリは前走オーバーペースで潰れた・ショーウェイも同様で松若だしペースは上げれない・ウゼットも前残り意識ならそれを逆手に大逃げの形をとれるチャンスだったし、ハナから馬群から離れてそのプランをやりきったのだから見事な戦略。上手く行き過ぎて他が警戒して早めに動いたのが誤算かな。それでもいい競馬は見せてもらった。

ライジングリーズン 丸田 3
スローを想定してはいたんだと思うけど、これまでコーナリングと外からの押し上げで勝ってきたスタイルをここで替えるのはリスクあったし、阪神外回りマイルはどうしても緩むのでここでインの後方でついていくとブレーキをどうしてもかけてしまうしね。しまい決定的に伸びなかったのは前半のロスが響いたと思うし失敗にはなってしまう乗り方かな。

ジューヌエコール 北村友 4
これもスタートにはなってしまうけど、少し出して行ってしまったことで掛かってしまった。こちらもスローを警戒していたんだけど、この馬はどうしても掛かってしまうし北村なので控えてズドンのカウンター騎乗で良かった気はするかな。ちょっともったいない騎乗。

ウゼットジョリー 福永 7
ラピット的な乗り方として上手く運んではいたかな。ソウルのスペースを潰さず、嵌ればこちらも前残りという出して行き方だったし、カワキタエンカの動きは誤算とはいえ、逃げ残りは避ける為全体のペースアップもスムーズに導いた感じ。後方で見せ場ないよりは十分な騎乗。

ミスエルテ 川田 6
スタートが良かったのは誤算とも言えるかな。あれで最序盤が速くないと好位での競馬を余儀なくされるし、馬場もあったけど慣れない競馬になってしまった形。この辺は騎手というより陣営がどういう競馬を意識するかが中途半端になっていた印象。

アドマイヤミヤビ デムーロ 6
まあ馬場でどうにもならなかったとこかな。そうとしか言えない負け方だし次回改めて。

ゴールドケープ 丸山 5
強いて言えば3コーナーから少し下げすぎた感があるくらい。この馬場で案外だったしもうちょっと序盤から厳しい流れで決め手が要らない条件でというとこかな。

アロンザモナ 幸 6
馬場も厳しかったし素直に力負けかな。

ショーウェイ 松若 4
この馬のベストパフォーマンスはややスローから2F戦で出し抜いたファンタジーSだし、それをやるならもう少し前半の組み立て方を考えないとなと。ウゼットに安易に来られてさらにカワキタエンカにハナから見切られた動き方されたし、逃げ方のバリエーションは欲しい。

ミスパンテール 四位 4
中途半端な貯め方かな。掛かり気味でコントロールできないまま大外で立ち回る形にはなったし、キャリアが浅いとはいえもう少し馬群に入れる等のプランはできた印象。

ベルカプリ 藤岡佑 6
前走はオーバーペースだし、行くと見せて仕掛けを遅らせてというのは当たり前の選択だし、体調面もベストではなかった印象。致し方なし。


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