天皇賞(春)2017予想
枠順発表を経て。

アキ
14期 予想歴21年

◎サトノダイヤモンド
  3着/2人気

○アルバート5着/6人
▲レインボーライン12着/7人
△ヤマカツライデン15着/12人
×キタサンブラック
×シャケトラ


◎サトノダイヤモンド
○アルバート
▲レインボーライン
△ヤマカツライデン
□スピリッツミノル・ファタモルガーナ・プロレタリアト・シュヴァルグラン
×キタサンブラック・ゴールドアクター


まあ水曜の雨も強い雨では無かったし、先週のマイラーズCの印象からも高速馬場想定で考えていいかなと。その想定で今のとこ予想。

◎サトノダイヤモンドはこの枠では例年の天皇賞だと不安はある。ただ、ヤマカツライデンが松山に乗り替わって大外枠というのがミソで、ここから行く競馬はするので3コーナーまでの入りで考えても例年よりは縦長の隊列で外不利のポジショニングにはならないかなと。その上で去年のゴールドアクターと違うのは、ゴールドアクターははっきり長距離の消耗戦で不安があったのに比べてサトノの場合は前走の阪神大賞典で高いレベルのスタミナを見せてきた事に尽きる。ルメールの動き出しだけが厄介だけどキタサンを意識した競馬は公言しているし、糞騎乗というくらい脚を出し切れない騎乗は今年は無いかなと。軸としてはやはり最適な馬だと思うので。
○アルバートは枠の並びではこちらも歓迎かな。団子ならまだしも縦長でインに同タイプのシュヴァルグラン・ファタモルガーナを構えるのは位置取りを取っていくには悪くない並び。動き出しにしても去年は待ちすぎて度外視だったし、去年ほど馬群が邪魔になるリスクはないとは思う。あとは川田に期待するしかないかな。今回の立場ならそこまで下手な騎乗にはならないと思うので。
▲レインボーラインも一見嫌な枠なんだけど、サトノダイヤモンドが隣でこれをマークするデムーロの競馬になれば不気味かな。ポジションをとっていく競馬はいい意味で未知数だし、菊花賞やジャパンカップの印象だともう少し上げてくる可能性は十分。相手には。
△ヤマカツライデンは悪くない条件になったかな。まず前提として高速馬場は歓迎派で、タフな馬場のここ3戦パフォーマンスははっきり落としている。その上で並び的に先行馬で一頭離れているし、松山の逃げは割とパターン豊富で、白川特別でもそうだけど溜め込まず仕掛けも早めにこなしてくるので一発は十分あるとは思う。あとは馬体減が続いているので当日の状態は鍵にはなるけど、押さえ筆頭には。
□スピリッツミノルは末脚勝負に替わってからはパフォーマンスは底を見せていないし、個人的には高速馬場で不気味な1頭ではある。根本的にエンジンのかかりは悪い馬なので古都Sなんかは馬群で待たされたのが響いたし、万葉Sはちょっとタフな馬場で早めに仕掛ければ超ロンスパで大外を回される形。それでも最後まで脚は使っていたし、京都相性は悪くないと思う。菊花賞は逃げもあったけど中盤あまりにも自分で変則ラップ刻んで出入りに耐えられなかったし、今なら対キタサンブラックでもいい競馬はできるかなと。ヤマカツ次第ではこちらを押さえ筆頭に。
□ファタモルガーナは外枠だと極端な待機策になる可能性が浜中ならあったし、この枠から馬群についていけばという感じ。去年は出していくも外で中途半端。坂からのスパートで終始大外に振られて最後も脚は使っているけどと一番酷い騎乗の割に見せ場はあった。京都大賞典もドスローであの位置ではだし、個人的には一番いい条件にはなったと思う。押さえには。
□プロレタリアトは京都外回りのこの距離では押さえておきたい。古都Sの勝ち方は印象が強くて、坂の下り途中からの3F戦だけど、先に動いたグランドサッシュを目標に大外から動いて最速地点でも切れ負けせずに突き抜けた。レースレベル的には悪くないしコースが合うのかなという勝ち方。エリザベス女王杯でも期待したんだけど入りが良くなかった。出は良かったけどシングウィズジョイに行かせえ必要以上に2段階ほど下げてしまった上で、マリアライトの不利の影響をもろに受けてさらに2列ほど下がってしまうロス。あそこから3Fドスロー戦ではどう動こうが厳しいし敗因ははっきりしていて力負けではない。ポジショニングをここで杉原がどう意識できるかだけど、行く馬と控える馬ははっきりしていてそのバランスをとれる位置を最低限とってくれれば。最低人気は必至だけど立ち回り次第では馬券圏内はあると思う。
□シュヴァルグランは枠の並びで評価を下げた馬になる。ヤマカツが外から行くなら縦長になるかなと思ってて、その中でキタサンが近くにいるとはいえ前目の位置を福永がとってこれるか?となると今の福永は割と信頼しているけど高いレベルでは不安はある。その上でコーナーでの内枠もあまりメリットあるか微妙な印象だし、前走でややメイチのパフォーマンスになったのもなというとこ。押さえ止まりに。
×キタサンブラックは相対的にこうなった。まあ馬券の買い方的には裏読みで3連複は買うかもだけど本線では消しになるかな。まず根本条件で穴馬が揃いすぎているし、その上で先に挙げた想定ではあるけど、去年の立ち回りが完璧すぎたのがある。その上でカレンミロティックに追い詰められ、仕掛けで後手に回ったシュヴァルグラン・アルバート他と決定的な差はなかった。今年は逃げにこだわならくてもいいとは思っているしそうなるだろうけど、有馬や大阪杯ほど仕掛けで優位に立てるか?となると隊列的に怪しい。いい意味でこれまでそういう想定は裏切っている馬だけど、今回も勝負として消し。
×シャケトラはもう1頭はっきり消すならこの馬かな。ゴールドアクターは高速馬場でかつノリだと待機策で渾身の一撃はあるかもだし、シャケトラははっきり高速馬場では高いというレベルではないかな。中京では2F戦とはいえ詰め切れなかったし、かといって消耗戦で京都では日経新春杯のレベルでは微妙。消して妙味かなと。


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