10期 予想歴20年
◎マイネルサージュ
12着/16人気
○モンドインテロ8着/3人
▲フェイムゲーム1着/8人
△サラトガスピリット11着/5人
ひとまず逃げ馬のメイショウカドマツが大外から切り込んでくるだろうと。それを見ながら中目のマイネルサージュ、ハッピーモーメントが内に切り込んでいきつつ、外からワンアンドオンリーがある程度出していくかどうかというところ。ただメイショウカドマツにせよメトロポリタンＳではペースを引き上げて崩れている馬がレースを作っていくわけで、どうしても意識的には少し下がってくるんじゃないかなと。今の馬場だと大体2:30.0前後と想定、この感じなら60秒で大体平均ペースになるが、60.5～61ぐらいで入ってややスローを想定しておく。
◎マイネルサージュ
この面子なら大穴で狙いたい。というか16番人気？ってのは流石にびっくりした。アルターやサラトガスピリット相手に普通に勝ってきている実力馬なので、この人気のなさは意外。ひとまずこの馬はハービンジャーの仔でタフな競馬の方が良さそうという認識があると思うが、意外とトップスピード戦でギアチェンジの高さを見せてきた。特に４走前のオリオンＳでは阪神芝外2400ｍ戦で稍重とある程度時計が掛かっていたが、その中で12.4 - 12.3 - 11.7 - 11.3 - 11.1 - 12.3とＬ２最速戦ではあるがＬ４から11秒台という厳しい流れでしっかりと番手からＬ２で抜け出したし２着がサラトガ、３着アルター、４着はラブラドライトとハイレベル。これを要所でスッと一足使って、しかも４Ｆである程度ロンスパでという競馬ができている。ポテンシャル戦では甘い馬、基礎スピードが高いレベルで問われた前走も甘くなったが、基本的にはトップスピード戦向きの認識なので東京2500ｍで今の馬場、少し離れた番手で３～４角でじわっと動きながら直線で出し抜くイメージで入れれば十分通用するはず。
〇モンドインテロ
こちらは複勝圏狙いの軸。前走の大阪杯は2000ｍ戦というのもあったが最序盤で下げ過ぎて末脚勝負で後ろからでは分が悪い。総合力が高い反面これといった武器が無いのがこの馬の特徴で、２走前に日経新春杯でも平均ペースから12.3 - 12.5 - 12.0 - 12.5 - 11.8 - 12.1と一足が要求される中で外からそれなりに脚を使ったがＬ１甘くなってレッドエルディストには少し詰められる。ステイヤーズＳでも２段階加速の中でファタモルガーナに完敗もしっかり３着確保。アル共では63-59の超々スローからの12.4 - 12.4 - 11.7 - 11.1 - 11.4と３Ｆ戦でギアチェンジが問われても好位内内からしっかりと反応できた。ギアチェンジ面も高いレベルにある。昨年の目黒記念では５着と完敗を喫したが、今回は上位勢に不安もあるし、その中でこちらはひと叩きして内枠、外厩で調整されてきたと思うしその点も含めて総合的にはこの馬かな。内田だし前走からも距離延長でもうちょっと明確に前を意識しそうなのも総合力タイプなので良いだろうと。
▲フェイムゲーム
ひとまず今回は追い切りが結構動いたなという認識。３走前の内容も悪くはないし、63.0-59.0の超々スローからの12.4 - 12.4 - 11.7 - 11.1 - 11.4と極端なトップスピード戦で後方からしぶとくＬ１までジリジリ脚を使ってきた。ただこの馬は基本的にはもうちょっと分散して４Ｆ戦ぐらいの方が良いと思うし、高速馬場でのＴＳ持続戦、ポテンシャル戦に関しては長距離重賞戦線でもトップレベルの実力馬だった。メンバー構成的にもここなら後半勝負で見劣る馬ではないし、極端に緩くならなければこのコース自体は得意。積極的に狙いたい一頭。
★サラトガスピリット
上がり馬からはこの馬を狙いたい。前走の烏丸Ｓでは超高速馬場の京都2400ｍ戦で60.3-59.0とややスローだが比較的流れた中でしっかりと中団で進めながら12.3 - 12.3 - 11.9 - 11.7 - 11.5 - 11.6と４Ｆ戦で内からしぶとく抜け出し最後まで良い脚を使ってきた。これまではスローでのポテンシャル戦、明確にゆったり入って良さが出てきたと思ったんだが、前走は意外と超高速馬場への対応、また前半そこそこ流れた中でやれたというのは今回大きな材料かなと。比較としてアルターを持ち出したときにこちらの方が今回は適性面でも噛み合いそうという点で面白い。
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