キーンランドC2017予想

ロックステディ八戒
08期 予想歴18年

◎フミノムーン
  4着/11人気

○ネロ8着/10人
▲ノボバカラ10着/9人
△エポワス1着/12人


なんか予想以上に馬場が悪化しているような、ペース次第で1分9秒台もあるのでは。
それに、土曜の2R・11R、日曜の1R・5R・6R・8Rは実力以上に着差がついている印象で、まるで道悪の馬場のよう。

ネロは直前の追切が悪く見えたので印を下げようかと思ったのですが、この馬場だと下げられないですね。

連下に追加で△エポワスを。
渋った馬場で【1.3.0.0】と完璧な成績で、食い下がった相手にはビッグアーサーやオメガヴェンデッタがいる。

シュウジもパワーがあるタイプですが、阪神C並に走ったとしてもペースと斤量を考慮すると、エポワスの大阪ハンブルグCと同じぐらいのレベルになるのではないかなと。

―――――――――――――――

先週の札幌記念の決勝タイムが2:00.4と遅め。
札幌記念が良馬場開催で2分以上掛かったのは2006年、2007年、2009年、2011年。
当該年のこのレースの決勝タイムは1:08.4~1:08.6。
近年はペースが落ち着くこともあって時計が遅いですが、2011年は【33.0-35.6】と超前傾ラップながら1:08.6。
今回シュウジがいくらかっ飛ばそうと1:08.5前後の時計になると思って良いでしょう。
このレースの有力な前哨戦である函館SS・UHB賞はいずれも高速決着だったので、適正は直結しないと見る。


◎フミノムーン

芝1200は【3.0.2.5】という成績ですが、決勝タイムが『1:08.1以上要した場合』でフィルタリングすると【2.0.2.1】となる。
着外だったセプテンバーSは超スローで後方一気が決まる展開ではなかった。

前走は休み明けで勝利しましたが、反動が気になるようなレースレベルでもなかったでしょう。

不安は乗り替わりかな。
勝浦騎手自体はこの馬と相性良いし、短距離戦が得意な印象があるので全く問題ないでしょう。
ただ、前走のイメージを引きずって前目の競馬をした時にどうだろうか。
前走の結果だけで先行する競馬を覚えたとするには、相手関係が楽すぎたのでは。


○ネロ

二線級の逃げ先行スプリンターという印象でしたが、セントウルSは開幕週内有利の馬場で外枠5番手からの競馬でビッグアーサーの2着。
スプリンターズSは大外枠から番手の競馬で0.1秒差6着と、着実に実力を付けてきた
この勢いがなくなったと判断できるまでは、少なくともG1以外では押さえるべき馬かと。

前走アイビスSDは、58キロでも頑張ってくれないかなーと思っていましたが、まあ例年のデータ通り58キロ以上はダメでしたねという競馬。
2走前シルクロードSは、先年も大敗したレースで元々京都は重馬場でしか勝負になっていない。
上記2走の惨敗だけでは、まだ去年の勢いがなくなったとは言えないでしょう。


▲ノボバカラ

前走芝替わりのスプリント戦で上がり最速というと、今回も出走するヒルノデイバローのシルクロードS@2016年を思い出します。
ヒルノデイバローは次走の阪急杯で穴人気して飛びましたが(馬券を買っていた覚えもあります)、この馬は果たしてどうでしょうか。

比較すると、四点のプラス材料と一点のマイナス材料があると思います。

・(+)ヒルノデイバローは【36.0-32.6】の完全に勝負を捨てた着拾いの競馬だったが、ノボバカラは【34.0-33.5】と最後方ながら平均やや遅めのペースで追走して上がり最速。
・(+)ヒルノデイバローは過去に芝出走経験があったが、ノボバカラは完全に初芝。
・(+)ヒルノデイバローは軽ハンデ54キロだったが、ノボバカラは他馬より1キロ重かった。
・(+)そもそもダートの実績でノボバカラの方が圧倒的に上。
・(-)ヒルノデイバローは大外から差していたが、ノボバカラは内差し。

超高速馬場から力の要る馬場に変わるのは期待と不安が半々ですかね。
ダート馬が芝で好走する時は、むしろ高速馬場の方が良いという印象。(マジンプロスパーとかショウナンカンプとか)
ただ休み明け2戦目・芝2戦目の上積みは間違いなく期待して良いでしょう。


いずれもnetkeibaの予想オッズでは人気なさそうなので、上記3頭から幅広く。

シュウジは57キロですら好走実績がないので58キロが非常に不安ですが、前走のような超ハイペースにならなければ残っても。
ソルヴェイグは休み明けはマイナス材料ですが、昨年好走組の中では斤量が1番有利。
ブランボヌールは昨年より斤量4キロ増で、それを跳ね除ける程成長したか疑問ですが、実績から高速馬場より時計が掛かった方が良さそう。
メイソンジュニアとモンドキャンノは、昨年3歳馬が掲示板に4頭入ったことを例に出すまでもなくこの時期の3歳馬の斤量は魅力的。


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