10期 予想歴20年
◎タンタアレグリア
3着/3人気
○デニムアンドルビー8着/8人
△モンドインテロ9着/2人
ん～土曜は思っていたよりは時計が掛かっていたが、雨の影響は本来これぐらいは出て当然という感じ。先週月曜が異常なだけで、その点ではまともな馬場。乾いて日曜は恐らく一段階軽くなるかなとみている。土曜やや高速から日曜で高速にというイメージ。
展開予想だが、逃げるのはグランアルマダかなと思っているが、マイネルミラノは大知に替わるので逃げの手の可能性もある。これ以外の番手勢が不在と言って良い、唯一可能性が高かったマイネルサージュはコメントから我慢させて追走と言っているので恐らく行かないだろう。となると最序盤の段階で落ち着く可能性の方が高い。ミラノは大知だと一気に仕掛ける傾向が強いし、恐らくスローでとなると向こう正面ぐらいから動く意識をもって３角に入っていくだろうと。スローからのロンスパを想定、11秒前半まで入る可能性はあるが、それでもそこまで速いラップを要求されず、11秒半ば～後半を４Ｆぐらい要求されてのポテンシャル戦。61-12-59ぐらいのイメージで。一応ペースはある程度幅を持たせておくが仕掛けは早いと決めつける。
◎タンタアレグリア
まずＡＪＣＣを最低限という意味で評価。あのレースは59.6-60.0と平均で流れている中で中団から３～４角上手く内目を立ち回って進めたとはいえ12.3 - 11.8 - 11.9 - 12.2 - 11.8 - 12.3とポテンシャル戦でＬ１きっちり突き抜けてゼーヴィントやミライヘノツバサを楽に退けた。ステイヤー色が強い馬でペースが上がっての不安があったのだがそれを高いレベルで払拭できたのが大きい。そのうえで春の天皇賞とかでもそうだが、この馬はある程度高速馬場でロンスパ気味、というのが合っていると思う。61.8-74.4-59.1とかなりのスローからの12.7 - 12.5 - 11.6 - 11.4 - 11.7 - 11.9と４Ｆ戦で３角下りから中間的な脚を連続する形、後方馬群の中目から４角で内目を立ち回りつつも直線で中に持って行ってそこからＬ１までいい脚を使ってきた。ここではシュヴァルグランに匹敵するパフォーマンスだったし、こういう競馬が合っている。ＡＪＣＣと比較すると恐らく前半はもう少しゆったり入れると思うし、かつ当時より軽い馬場なので３～４角ではもう少し速いラップを要求される。その流れの中で好位外ぐらいから勝負ができそうな今回なら総合的に一番かな。調整過程が拙かったので追い切りがどうか？というところで思っていたよりもよく、しっかり２段階目で追われてから動けていたしこれならというところ。パフォーマンスを上げてきているので単純に力を信じます。
〇デニムアンドルビー
この馬はGIで強敵相手に食い込むように、基本的に仕掛けのタイミングが早くなって出し切ってこその馬なのは間違いない。昨年の有馬記念でも結構しんどい競馬で、61.0-59.4とかなりのスローからの12.9 - 11.8 - 11.7 - 12.1 - 11.7 - 12.1と５Ｆのロンスパで大外ぶん回し。３～４角で終始ロスがあったし、後ろで内目で我慢していたアルバートに差されたけど0.1差なら頑張っている。今回は外枠だし、恐らくミラノのおかげで早仕掛けの展開になる。ポテンシャル戦は阪神大賞典でゴールドシップ相手に勝負を仕掛けることができたレベルなので問題ない。ここ２走は噛み合ってなくて鳴尾記念はギアチェンジ戦で出し切れない、阪神牝馬Ｓはマイルは忙しかった。中山牝馬Ｓも出し切れていない。力関係よりも展開が合うかどうか、ミラノが動く形なら当然早仕掛けの展開になりやすいのでセットで狙うにはもってこい。タンタの方を実力で評価しているが、この馬もまともならここでは最上位。追い切りも良かったと思うのでこの２頭はその辺を考えてかな。ペースが上がるとちょっと不安があるのでスローになりそうなのも良い材料だ。
★モンドインテロ
本来の位置よりは浮上させたが頭では狙いにくいってのは変わらない。ひとつはアルバートに色々な展開で完敗してきていること。トップスピード戦ではＬ１で甘くなって差し込まれて先着され、ポテンシャルを問われたうえでの２段階加速では５走前に12.0 - 11.7 - 11.9 - 12.2 - 11.4 - 12.1とドスローからのＬ２最速戦という中で後方外から勢いをつけながら入っていけたがそれでも直線入りで少し離されたしラストもジリジリだった。ただし、本来はこちらの方が前で競馬ができるのがその時は後ろからになってしまったのはある。前走が後方一気で嵌ったし鞍上も今の中山だとそのイメージで入ってくると思うので３～４角でペースが上がってから外を回したときに不安はある。それでも総合力が高く、仮にペースが落ち着いた中で好位を確保できれば３～４角は後ろで外から来る馬に対して内目で仕掛けを待てる立場になり得る。いずれにせよギアチェンジもそこそこ、ポテンシャルもトップスピードの質もある程度高いレベルにあるけどどれも決定的ではない、総合力をいかにうまく使えるか。後ろからだと今回は強敵が多いし出来れば先行まで行かなくとも好位～中団でアルバートより前は必須。
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