秋華賞2017予想
秋華賞はリスグラシューから・・・

下彦
15期 予想歴31年

◎リスグラシュー
  2着/4人気

○ファンディーナ13着/2人
▲リカビトス10着/9人
△ポールヴァンドル9着/11人


過去5年を振り返ればほぼ差し決着で、2012年はヴィルシーナが逃げに出たものの余りの遅さにチェリーメドゥーサが飛び出し(それでも結果は前後半で4秒もの超スロー)、離れた番手で進めて結果2着というのはありましたが、基本的には逃げ・先行勢には厳しい結果となっています。
ペースはハイペースか遅くなりそうなら内回り特有の早仕掛けロンスパの形になるので何れにせよある程度はスタミナを問われるレースで、血統的にも母方はタフネス系が良いと思われます。

◎リスグラシュー
全成績(2-3-2-1)は世代上位クラスで残してきた結果であり、いつもゴール前ギリギリに複内に入ってくる脚は危うさもありますが力がある事の証明。トライアル同様に先に行く馬が落とさず行きたい口なのでここも底力を要求されるのは間違いないところなので、この馬の流れになりそう。道悪も不安無。
血統面でも出走メンバー随一と言っていいくらいで、ハーツクライに母父アメリカンポスト(ネイティヴダンサー系のベーリング)、母母父ミラーズメイト(ネヴァーベンド系)、4代にリファール、サドラーズウェルズ。

○ファンディーナ
圧倒的な3連勝と皐月賞の残り目から当然にここも有力な一頭。先に行ってペース上がって脚が鈍り気味なので今回は少しでも末温存でポジショニングを下げてくるかもしれませんね。
ディープに母父ピヴォータル(ヌレイエフ系)、母母父シアトルスルー(ボールドルーラー系)からも内回り戦も十分行けそうです。

▲リカビトス
500万、1000万と混合戦を勝ち上がり、スピードは上でも即通用。問題はスタートで、全3戦で出が悪く後方から徐々にという競馬。忙しい内回り戦だと能力を出せないまま終わる危惧もありますが、スピードの持続力と小柄でもスタミナがありそうな点に魅力ありで、父ブリランテに母母父リボー系のプラウドトゥルースの血統的裏付けもあり、極端な遅れさえなければジワジワと上にくる場面も。

△ポールヴァンドル
それまでの番手競馬から前走は少し後ろからの差し競馬で好走、メジャー産駒の差しはあまりアテにはなりませんが、母方に母父ファスリエフ(ヌレイエフ)、母母父カルドゥン(カロ)、4代にカーヴィン(セントサイモン系)としっかりしており相手なりに好走してきた傾向はここでも。

△ミリッサ
母シンハリーズでリラヴァティ、シンハライトの下という良血で父がダイワメジャー。このコース自体メジャー産駒にはあまり良績の無いところではありますがポールヴァンドル同様母方の血が魅力。前走は展開が向いたとはいえ外をまわして最後の脚色も良かったですし、母父シングスピール(サドラーズウェルズ系)、母母父エフィシオ(ハイペリオン系)はなかなかのタフネス血統なので前走以上に期待。


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