天皇賞(秋)2017予想

カタストロフィ
10期 予想歴20年

◎ネオリアリズム
  13着/8人気

○サトノクラウン2着/2人
▲レインボーライン3着/13人


◎ネオリアリズム

 良馬場でもある程度狙いたいなと思っていたが、馬場を考えればこの馬しかいないな、というぐらい馬に自信はある。後はシュタルケが変なことをしなければ、という感じかな。正直あまり信頼できない騎手なのでそこが心配だが、まあ道悪だと逆に変なことをしにくいだろうし、無駄に下げることだけはやめてほしい。理想を言えば展開予想とは違うんだがキタサンブラックより前を取ってほしい。この馬の武器は基礎スピード面、しかもパワー型にあると思っていて札幌記念が59.9-61.8とかなりのハイペース、これを逃げて作りながら12.2 - 12.7 - 12.5 - 12.1 - 12.3と仕掛けを待って2F戦で一気に出し抜いた。この感じならタフな馬場でパワー型の基礎スピード面を活かした方が良いし、ここ数走は香港のクイーンエリザベス2世Cとかでも超スローを自分で動いて3角先頭、24.99-22.39-22.41と4Fで速いラップを連続する後半勝負に特化した形で強敵を撃破しているし、中山記念も50.2-46.1と4秒近い超超スローからの5Fのロンスパで内から器用に立ち回って直線しっかりと抜け出す形。この辺を踏まえても力をつけてきていてどういう競馬でも今は対応できている。タフな馬場の札幌記念でモーリスを撃破しているし、あの時はヤマカツエースも出ていたわけでこの条件で前目を取れれば一足を使える、ペースが速くても対応できる、この辺を全体的に踏まえてもこの馬から入りたいと。キタサンブラックは仮にハイペースまで振れた時に少し不安があるので。本来はパワー型基礎スピードを活かしたいのでキタサンより前で仕掛けを待ちたいが、枠の並び的にそれを狙うこともできるしキタサンの後ろでもある程度馬場が悪化することで全体のペースが平均~或いはハイまで行けばこの馬に優位に働く。仮にスローに振れたとしても極端なトップスピードの質が問われなければこれまでも対応できているのでここで思い切って狙いたい。


〇サトノクラウン

 相手は非常に悩んだが、弟の来日で気合が入っているミルコを信頼しよう。馬自体はポテンシャル戦なら安定すると思っているが、ここでネックなのは馬場が悪化してペースバランス的にハイまで行ったとき。この馬はネオリアリズムと違って基礎スピードはそんなに持ってない。前半で脚を使うと後半の高いポテンシャルを削ぐ形になりかねないので意外と前半のペースは大事。実際稍重で時計が掛かっていながら結果が出なかった昨年の宝塚記念の場合は59.1-61.3とかなりのハイまで突入していて追走で脚を使わされてしまったことが大きいと思う。今年の場合は中弛みで取り付いて60.6-59.1と1.5でかなりのスローに肉薄してからの12.3 - 11.7 - 11.6 - 11.8 - 11.7 - 11.8 - 12.2とロンスパポテンシャル戦になったことが大きい。なので前半から淡々と流れたケースは少し不安がある。ただ今回は内枠なので最序盤は恐らくこの馬の出脚ではそこまで前に行けないと思うし、それが逆に前半無理をせずに済むパターンに繋がれば、というのと3角で雨の影響もあって内外はっきり分かれると思う。中目のスペースを確保しながら進路確保のイメージが抜群に上手いミルコの腕を信じる。


▲レインボーライン

 正直単穴まで持ってくるのにはちょっと抵抗があった。理由としてはやはり今年は結果が出ていない、というところ。ただし、条件は噛み合いそうなのと、評価としては4走前と6走前の合わせ技で評価した。6走前はタフな馬場で稍重だが時計が掛かっていた状況、59.9-61.8と2秒近いかなりのハイの中で後方で脚を残しつつ12.2 - 12.7 - 12.5 - 12.1 - 12.3と3~4角で前が少し息を入れている中で目標にしていた馬が外から動いていった後ろからついていってL2の地点ではいまいちもL1でしぶとく伸びて最後は2着馬に食らいついた。勝ち馬は後のGI馬、2着馬はかなりの強敵で上位勢を相手に高いパフォーマンスを見せた。パワー型の基礎スピードをもちつつそこからL1では11秒半ばの脚を推定で使ってきているし、出し切れなかったイメージ。4走前は東京2400で良馬場だったが雨の影響があった、61.7-58.9と超スローからの12.7 - 12.3 - 11.9 - 11.2 - 11.4 - 12.1とL3最速でTS持続戦という中で後方からラストまでしぶとく伸びてきての6着。内容的にももうちょっと前半のポジションを取ってほしかったし、要所で前を向けずポジションを落としながらになってしまったのも響いている。少なくとも昨年の段階ではかなり高く評価していた一頭。ただ今年は内容が良くない。それでも2走前は大出遅れは痛かったし、前走は極端なポテンシャル戦で後半に振れ過ぎたのが良くなかったのかもしれない。全体のペースが平均~ハイぐらいの方が良いと思うので、各馬が道悪でペースが掴みにくい中である程度流れてのポテンシャル戦なら警戒も。


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