ジャパンカップ2009予想
東京10R ジャパンC

影虎
08期 予想歴15年

◎レッドディザイア
  3着/6人気

○オウケンブルースリ2着/2人
▲リーチザクラウン9着/5人
×ウオッカ
×スクリーンヒーロー


ジャパンカップ(芝)は日本競馬最高賞金のレースらしく、その時に最も能力的にも、そして競馬に向かうエネルギーも充実している馬が上位を占める傾向にあり、期待値も高くなっていると思います。

では今年のメンバーでどの馬が最も充実しているのか。となると、やはり前走でブエナビスタを破って競走馬として上昇度を示しているレッドディザイアが春のクラシック戦線で重賞すら勝っていないおらず、重賞は秋華賞の1勝のみということがまだまだエネルギーの残存量が豊富であろうという印象です。

次にオウケンブルースリですが、こちらは前々走に立て直して京都大章典制覇。前走の天皇賞は周知の通り外枠から苦手の瞬発力勝負。エネルギー残存量も充分で充実度合いも高く、ここはソコソコのペースになりそうですし、馬場状態も外が伸びている傾向。物理的側面はかなり有利そうで、ここで馬券に絡まないと…と言えるくらいの条件。

3番手にリーチザクラウンを挙げました。この馬としての充実期を迎えている…かどうかは判断し難いところですが、エネルギー残存量は充分でしょう。前走の菊花賞ハイペース逃げで覚醒しているという可能性も否定出来ません。馬場状態はやや不向きかもしれませんが。

4番手にコンデュイットを挙げておきます。さすがにブリーダーズカップターフが最大目標でここはその時より状態が下がってきているのではないかと思いますが、キングジョージとブリーダーズカップを制し、当然充実期でしょう。エネルギー残存量は初GⅠ制覇がセントレジャーでありますので、ここが引退レースとして余力があるか微妙ですが。ただ瞬発力に秀でたタイプだそうですので、馬場状態は向くでしょう。

人気馬ではウォッカのエネルギー残存量が気になります。秋も毎日王冠、天皇賞・秋と崩れずにレースしていますが、春にマイル戦で結果を残せ過ぎているというのが気掛かり。ジャパンカップでエネルギー残存量が少なくなった馬の傾向として活躍する距離が短くなるというものがあります。春に結果を残して、毎日王冠、天皇賞・秋と更に連勝してきていれば、ここにきて更に上昇するエネルギーが残っていたのかと思いますが、負けていますので、恐らく競走馬としてフェードアウトしていく前の兆候ではないかと思います。エネルギー残量的には有馬記念は最後の火を灯せるかもしれないレースですが、物理的に条件不向きですから、ここが引退レースとしておいた方が良いように思います。

そして昨年の勝ち馬スクリーンヒーロー。ジャパンカップは今まで連覇が無いということが如何に競走馬として充実したタイミングというのに重要性が問われるレースであることが証明されていると思いますが、やはり昨年の勝ち馬というのは評価を下げざるを得ないでしょう。昨年は急上昇して充実期にこれ以上無いタイミングの出走で、得意の緩い流れでした。ペースが速くなりそうなここは最後の直線で抜け出るエネルギーというのは、このレースに限り発揮出来ないでしょう。


馬券は人気馬になってしまって残念ですが⑥⑨⑩⑯の馬連ボックスと以上の4頭から③エアシェイディを2着付けに。


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