朝日杯FS2017予想
このカナロア産駒はマイラー配合で

ばっじょ
09期 予想歴10年

◎ステルヴィオ
  2着/3人気

○ダノンプレミアム1着/1人
▲ケイアイノーテック4着/5人
△タワーオブロンドン3着/2人


朝日杯フューチュリティステークスの血統分析です。



先週の阪神ジュベナイルフィリーズと違い、血統面で「これは!」という配合は多くなく、この血統で納得しようという結果になりました。



では、人気馬から数頭を分析します。



ダノンプレミアムは一瞬の爆発力で抜け出す皐月賞タイプ。





① ダノンプレミアム 牡2 中内田厩舎



「ディープインパクト+Intikhab(デインヒル)」の配合。

父、母を通してHail to Reasonのクロスになります。となると産駒は小回り向きの配合で、大外をまわって

長く良い脚を使うというよりは小回りを先行し、一瞬の爆発力で抜け出す競馬が向きます。

ダービーよりも皐月賞で狙いたい配合です。



ダノンプレミアムは2戦、その血統配合とおりのレーススタイル。

そして1枠1番。

他の配合馬にサンデー黄金配合や、キングカメハメハ黄金配合がいない今舞台。

狙いは立ちやすいです。







タワーオブロンドンは1400mで芝・ダート兼用の差し馬。



③ タワーオブロンドン 牡2 藤沢厩舎



「Raven's Pass +Dalakhani (Sadler's Wells)」の配合。



Mr.Prospectorとなると、ダート戦でと思ってしまいますが、Raven's Passはその配合に薄くSecretariat、Nasrullahやprincequilloなどを

複数本持ちダート戦で斬れるイメージ。

逆に母系は重厚で、スタミナ豊富。小倉2000m戦で差し込むイメージ。

タワーオブロンドン自身も差し込んでくる脚質なので外回りは向くはずですが、やはり展開が落ち着きやすい1600mよりは流れやすい1400mの方が競馬はしやすい。

阪神1600m戦、G1戦でサンデーA級馬と対峙すると少し厳しいかなという印象ですが、

今年はA級馬は少ないので。。。





ステルヴィオはロードカナロアのマイル向き配合。

ダノンスマッシュはスプリント向きの配合。



⑩ ステルヴィオ 牡2 木村厩舎



「ロードカナロア+ファルブラヴ(サンデーサイレンス)」



ロードカナロア産駒は母系が柔らかいと1600-1800m向き、パワーによると1200-1400m向きにというのがスタンス。

当馬は母系にファルブラヴ+サンデーサイレンスの配合。スピードもあり柔らかさも十分な配合ですので前者。

1600m戦が一番向くと思います。





⑫ ダノンスマッシュ 牡2 安田隆厩舎



「ロードカナロア+ハードスパン(Kris S)」の配合。



こちらのロードカナロアはステルヴィオの分析に書いたとおりで母系にパワー要素が高いので後者の1200-1400m向きの配合で。

今回は1ハロン長い印象。





ケーアイノーテックはディープインパクトの黄金B配合に「近い」タイプ



⑤ ケイアイノーテック 牡2 平田厩舎



「ディープインパクト+Smarty Jones(Danzig)」

母系根幹が逆であれば黄金B配合。

阪神よりは京都向きなのでその点では前走からの上がり目は少ないですが、

重馬場よりは良馬場向きだと考えるので、その点は前走からの上がり目はあり。



今舞台にディープインパクトの黄金配合の出走がありませんので当馬でも十分に

対峙できるかと。単勝は買っておきたいタイプ。





半兄:ドリームパスポートとの違いは?フロンティアの気になる配合



② フロンティア 牡2 中内田厩舎



ダイワメジャー+トニービン(ディクタス)の配合。

この配合だけみると、母系が柔らかく、京都1600-2000m戦で瞬発力を生かす配合。となるのですが、

フロンティアの最大の特徴は父がダイワメジャーである点です。

父、母を通してノーザンテーストの濃いクロスが発生しますので距離適性は短く、仕上がり早、先行脚質。



半兄のドリームパスポートは父がフジキセキ。

短距離志向の強いフジキセキでもクラシック路線に乗せてきた母系の柔らかさが父:ダイワメジャーに変わって

半減するのではないかとの懸念はあります。


本命:ステルヴィオ
対抗:ダノンプレミアム
単穴:ケイアイノーテック
ヒモ:タワーオブロンドン


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