京都金杯2018予想

カタストロフィ
10期 予想歴21年

◎レッドアンシェル
  3着/1人気

○ブラックムーン1着/4人
▲マイネルアウラート12着/10人
△ラビットラン8着/2人


◎レッドアンシェル

 まあ色々考えたけど、この枠の並びで他と比較した時に素直に信頼しやすいなと。まず前走のリゲルSは噛み合ったとはいえ47.0-46.2とややスロー程度には流れている中で2列目の内からしっかりと立ち回って11.9 - 12.1 - 11.1 - 11.1 - 11.9とL3最速のTS持続戦で最後までしぶとく後続を寄せ付けなかったのは立派。結構長く脚を使えるし、ある程度力の要る馬場になっても問題ないのは富士Sからも。47.8-47.0とややスローからの12.2 - 12.0 - 11.2 - 11.2 - 12.6とL3最速タイで先頭列内からL1結構しぶとく踏ん張った。馬場が重かったしほとんど直線勝負になっているのでクルーガーに差し込まれたのもある。ただ京都マイルなら3~4角でペースが上がりやすいし、好位内内ぐらいで進められれば後ろの馬に対しても優位に運べるだろうと。総合的に見ればこの馬からになるかな。


〇ブラックムーン

 この馬はまだつかみづらいところはあるんだが、一つ確実に言えるのはエンジンの掛かりが遅い、というところにあると。上がり勝負自体は強い馬だけど、スパッと切れるのではなくL1まで脚を維持してくるところにある。6走前の米子Sなんかは典型的で47.1-44.8とかなりのスローからの11.7 - 11.4 - 10.7 - 11.1 - 11.6とL3最速、L4の段階でも11.4と仕掛けが早い中で後方外から直線しぶとく最後まで伸びてきた。上がり4Fで見ても恐らく推定で44秒台は切ってきているようにTS持続が非凡。ただし、速い脚を使えるがL3最速だからこそというのはある。実際東京新聞杯みたいに12.6 - 12.4 - 10.9 - 10.8 - 11.0と11秒前後を3F刻まれると質的には足りないので伸びてこなかった。エンジンの掛かりが遅いタイプでキャピタルSを勝った時みたいに流れてもやれているときもある。昨年の京都金杯は45.9-46.9とかなり流れた中で中団ぐらいで入って行ったのも痛かったと思うし、後方で我慢、3~4角でペースが上がる傾向のレース、この馬のTS持続があれば外からになったとしてもL1のバテ差しは利く。豊に替わるのも出し切りたいタイプなので良いと思うし、マイルCS最先着馬。本来なら追込み馬を狙いたくないレースなんだが、この馬の場合は別かな。


▲マイネルアウラート

 穴はこれ。前走時ぐらいからそろそろ時期的にも怖いかな?と思っていたところで好走。この馬は明確に冬馬で、夏場になると謎の大敗を若い頃から結構続けている馬。前走は46.9-45.7と1.2でスロー、11.7 - 11.5 - 11.3 - 11.4 - 11.5とL3最速で結構仕掛けが早い中で好位内内からしぶとく食らいついた。前走は理想的なポジションよりも一列後ろだったし、息も入らず仕掛けも早い、というパターンで府中だったので難しかったかなと。基本的にはある程度の流れからの一足が武器で、早仕掛けならコーナー地点で最短距離を通したい。今回はそれが狙えそうだし、時期的にも得意な寒い冬、前走で上昇してきている、2~3列目内ポケットが狙い目のレース、という観点で見てもこの馬を強く狙いたい。


△ラビットラン

 枠が良かったので連下に押さえたい。一応秋華賞で内での立ち回りも問題なかったし、ローズSを勝った時は外からの差し込みだが46.4-46.9と結構流れた中での12.2 - 12.0 - 11.6 - 11.3 - 12.0とL2最速戦で鋭く伸びてきたしこれは強かった。ただ前走のターコイズSが47.7-46.5とスローからの11.8 - 11.8 - 11.7 - 11.2 - 11.8とL2最速戦。外から勝負に行ったといっても中山マイルにしては3~4角ではまだ緩かったわけでここで伸び切れなかったのはハンデを考慮に入れても少し不満がある。一枚評価を落としているのはその点。


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