JCダート2009予想
JCD 3歳馬の鮮度に期待。

軍神マルス
08期 予想歴11年

◎シルクメビウス
  2着/5人気

○ワンダーアキュート6着/3人
▲エスポワールシチー1着/1人


★傾向分析★
2008年 タイム 1'49"2 (良) 1FAve=12.13 3FAve=36.40
テン36.7-中盤35.9-上がり36.6 『ハイレベル』
1着カネヒキリ・・・フジキセキ×Deputy Minister=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔2-s〕 3-5
2着メイショウトウコン・・・マヤノトップガン×ジェイドロバリー=ロベルト×ミスプロ 〔22-d〕 15-7
3着ヴァーミリアン・・・エルコンドルパサー×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔4-d〕 9-5

コース変更して阪神D1800mで開催されるJCD、まだ2回目なのでデータも傾向も手探り状態です。
昨年の結果からローテーションの有利・不利を推測分析しつつ、阪神D1800m全体的な血統傾向から狙います。
金満血統王国王様・田端到さんのJRAフルコースを参考にしてます。

阪神D1800mの特徴。
・コースリーディングはブライアンズタイム。スタミナ豊富の逃げ・先行が決まりやすいコース。
・ジェイドロバリー、キンググローリアス、スキャターザゴールド、ティンバーカントリーなど地味めの中距離型ミスプロ系も好成績。アフリートやエルコンドルパサーも好相性。
・テイエムオペラオーは特注。「テイエムオペラオー=ダート長距離向き」から、スタミナ型が好走する?
・クロフネ、シンボリクリスエスなど不器用なパワー型タイプは、人気でのアテにしにくい。勝負どころで器用に動けないため、ツメ甘になりやすい。
・8枠が有利で、1枠が不利。スタートから最初の1コーナーまでの先手争いがきつくなりやすく、外枠がポジションをとりやすい。

08年好走馬のローテーションから、JBCクラシック好走馬は、小回り適性の証明があり最重要ステップと考える。
武蔵野S好走馬は東京D1600mなので、必要な適性(=スピードとスタミナ)は証明されるはず。ステップとしては向いていると思われる。右回り成績が良ければ連対馬も出てくると思われる。

★予想★
◎シルクメビウス・・・ステイゴールド×ポリッシュネイビー=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔1-b〕
前走トパーズS1着(=京都D1800m)。ステイゴールド産駒は、サンデーサイレンス系の中でも屈指の穴血統。叩き2戦目の一変、距離延長の穴、人気薄好走後のも一発には注意が必要。前半に脚を溜め鋭い末脚にて飛んでくるスローの差し血統で、強敵相手にも屈しない勝負根性も併せ持つ。母父ダンチヒ系で、サンデーサイレンス系×ダンチヒ系配合は安定性の高い配合で、なかなか崩れにくい。父の特性や配合の安定性などから、好走に期待する。
No.〔1〕の牝系は、クラシック春シーズンに素手のある程度完成される完成度の高い牝系。古馬でも緩やかに成長するが、3歳時期の方が上昇度は高いタイプが多い。分枝記号bは、鮮度が高く前走好走なら勢いに乗じて好走しやすい特性あり。

○ワンダーアキュート・・・カリズマティック×Pleasant Tap=ストームバード×リボー 〔1-a〕
前走武蔵野S1着(=東京D1600m)。阪神Dは4戦(3-0-0-1)と得意としているパワー型のタイプで、現在3連勝中の勢いのある3歳馬。カリズマティック産駒はストームバード系で、コツコツとキャリアを重ねながらクラスを上がっていく堅実派。またストームバード系は総じて、短期集中で好走する傾向にあるので、現在の連勝には期待してよいと思われる。母父リボー系で、大一番で怖い血統。成長力はやや晩成型で仕上がりは遅く、まだまだ今後に成長が見込めるタイプ。今回はコース適性と父の適性から好走に期待する。
No.〔1〕の牝系で、シルクメビウスと同系。同系連鎖での一緒の好走に期待する。分枝記号aは、気性的に素直な産駒が多いが、父よりもスケールが小さくなる傾向。

▲エスポワールシチー・・・ゴールドアリュール×ブライアンズタイム 〔4-m〕
前走マイルChS南部杯1着(=盛岡D1600m)。ゴールドアリュール産駒はサンデーサイレンス系で、スピード化の進むダートに向く足回りが施されたタイプ。ダートで人気の場合の信頼性も高く、軸馬としても向く。今回は連勝中で好走の期待も十分で、1着の可能性も高いと考えて単穴評価。母父ブライアンズタイムで、このコースと相性の良い血統。母系はスタミナも豊富で、このレースには向くタイプと考える。
No.〔4〕の牝系は、古馬での成長力に優れた牝系で、強くなった馬はとことん強くなる可能性を秘めている。分枝記号mは、勝ち上がり率は高いが、能力の壁にぶつかると乗り越えることが少ないタイプ。ただし自身が強ければとことん強い可能性は十分(=テイエムオペラオーやカワカミプリンセスなどが同じ)。

△ヴァーミリアン・・・エルコンドルパサー×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔4-d〕
前走JBCクラシック(=名古屋D1900m)。国内ダートGⅠ8勝のエルコンドルパサー産駒。エルコンドルパサーはキングマンボ×サドラーズウェルズ配合で、サドラーズウェルズの成長力を良く受け継いでいて、本格化したらとことん強くなるのがサドラーズウェルズ系の特性。7歳にてまだ衰えが少なく、ダートのトップクラスに君臨中。母父サンデーサイレンスで、前走の勢いを次走にも活かしやすい特性有り。鮮度では劣る点もあり、08年JCD3着から、老馬の法則が活かせるのかもと考えてヒモ扱いと考えます。
No.〔4〕の牝系で、エスポワールシチーと同系。分枝記号dは、前哨戦好走→本番でも好走が得意技。前走から3着内好走の可能性は高いと考える。


tipmonaとは?

JCダート2009回顧
JCD スタミナとパワーが問われるコース。

軍神マルス
08期 予想歴11年

次走狙い:エスポワールシチー
次走狙い:ゴールデンチケット
次走危険:シルクメビウス
次走危険:ヴァーミリアン


2009年 タイム 1'49"9 (良) 1FAve=12.21 3FAve=36.63

ラップ
①12.5-②11.1-③12.7-④12.5-⑤11.9-⑥12.1-⑦12.4-⑧11.8-⑨12.9
1FAveとの誤差
①+0.3 ②-1.1 ③+0.5 ④+0.3 ⑤-0.3 ⑥-0.1 ⑦+0.2 ⑧-0.4 ⑨+0.7
テン36.3-中盤36.5-上がり37.1 『前傾・一貫』

『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
『一貫』・・・逃げ△ 先行○ 差し◎ 追込△

1着エスポワールシチー・・・ゴールドアリュール×ブライアンズタイム=サンデーサイレンス×ロベルト 〔4-m〕 1-1
2着シルクメビウス・・・ステイゴールド×ポリッシュネイビー=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔1-b〕 11-11
3着ゴールデンチケット・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔3-l〕 11-13
4着サクセスブロッケン・・・シンボリクリスエス×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔4-r〕 3-2
5着アドマイヤスバル・・・アドマイヤボス×Generous=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔14-c〕 7-8

流れはテン-上がりのラップ差から『前傾』とテン-中盤のラップ差から『一貫』の複合ラップ。展開は差しが最も有利な流れで、次いで追込、逃げ・先行には厳しい流れと考える。

1着エスポワールシチーは、前走マイルChS南部杯1着(=盛岡D1600m)からの好走。ゴールドアリュール産駒はサンデーサイレンス系で、スピード化の進むダートに向く足回りが施されたタイプ。ダートで人気の場合の信頼性も高く、軸馬としても安定している。特に1600m~1800mでの好走が多い。また母父ブライアンズタイムで、このコースと相性の良い血統でした。母系はスタミナも豊富で、08年や09年の結果から欧州型の要素も必要と考える(=08年・09年好走の血統配合には、ヴァイスリージェント系、ロベルト系、キングマンボ系などの欧州型が好走しているので)。
No.〔4〕の牝系は、古馬での成長力に優れた牝系で、強くなった馬はとことん強くなる可能性を秘めている。分枝記号mは、勝ち上がり率は高いが、能力の壁にぶつかると乗り越えることが少ないタイプ。ただし自身が強ければとことん強い可能性は十分(=テイエムオペラオーやカワカミプリンセスなどが同じで、連続好走中の上昇期は逆らうのは痛い目をみることが多い)。今回は最も不利な流れで、強い勝ち方をしていることからも本格化は間違いなく、今後も好走に期待する。

2着シルクメビウスは、前走トパーズS1着(=京都D1800m)からの好走。ステイゴールド産駒は、サンデーサイレンス系の中でも屈指の穴血統。叩き2戦目の一変、距離延長の穴、人気薄好走後のも一発には注意が必要で、今回は5番人気で走りごろだったことも好走要因と思われる。前半に脚を溜め鋭い末脚にて飛んでくるスローの差し血統で、強敵相手にも屈しない勝負根性も併せ持つ。母父ダンチヒ系で、サンデーサイレンス系×ダンチヒ系配合は安定性の高い配合で、なかなか崩れにくい。父の特性や配合の安定性なども好走要因と考える。
No.〔1〕の牝系は、クラシック春シーズンに素手のある程度完成される完成度の高い牝系。古馬でも緩やかに成長するが、3歳時期の方が上昇度は高いタイプが多い。分枝記号bは、鮮度が高く前走好走なら勢いに乗じて好走しやすい特性あり。3歳馬での好走なので今後に期待と思いたいが、成長力ではNo.〔3〕や〔4〕に比べると上昇度は少なくなるので、今後は相手との力関係での好走になるかと思います。生涯鮮度も薄れてくると思うので、過信は禁物。

3着ゴールデンチケットは、前走ブラジルC2着(=東京D2100m:0.2秒差)からの激走。キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、エルコンドルパサーなどとも同じ父系。欧州型の要素も多く、成長力にも期待できる。母父サンデーサイレンスで、鮮度と勢いが好走に重要なポイントとなる。前走好走の勢いと古馬GⅠ初挑戦の鮮度も活きた結果と考える。
No.〔3〕の牝系で、クラシック時期の好走も多いが3歳秋は少し足りず3着などの好走が多い牝系。ただ4歳になると成長力には優れているので、今後の成長が見込めるので今後の活躍に期待します。分枝記号lで、活躍馬はトップクラスの馬が多い。今後に期待します。

4着サクセスブロッケンは、前走武蔵野S10着(=東京D1600m:0.9秒差)。シンボリクリスエス産駒はロベルト系。このコースとはロベルト系のブライアンズタイム系は相性が良いのだが、本馬は08年8着→09年4着と今ひとつな結果に。09年フェブラリーS1着馬でもあり力はあるはずなので、フェブラリーSがスピードとパワーが問われるのに対して、このコースがスピードを問われるコースではなくスタミナやパワーが問われるコースということが結果として言えるのではないかと考える。母父サンデーサイレンスの鮮度と勢いが前走10着で足りなかったことも敗因と思います。


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