中日新聞杯2009予想
三拍子揃った馬

Apollo
09期 予想歴6年

◎ナカヤマフェスタ
  13着/3人気

○アーネストリー1着/1人
▲ドリームサンデー2着/5人


まずは中京コースの特徴を簡単に。

①引き込み線からのスタートで、200mちょっと下りが続く。テンは速くなりやすい
②1~2コーナーはRがキツイ上に、緩やかな登り。ここでかなり緩む。
③3コーナー入り口から緩やかな下りが入り、600を切ってからは急激な下り。1~2コーナーで脚を溜めており、前が止まらないイメージからもロングスパートが引き起こされやすい


テンが速くなりやすく(先行不利)、ロングスパートも入る(先行不利)。それらの程度によって結果が大きく振れるコースですが、ペースが上がりやすい上級条件ほど、また雨が降ったときほど(前がバテる材料になるので)持続力が問われる条件といえます。


恐らく1番人気になるであろうアーネストリーは大原Sの圧勝・アル共2着からも持続力上位の存在ではありますが、不安点が3つ。

①頭が低い(ハミに頼る)走法で滑る馬場はどうか?稍重では3戦3敗
②テンが速くなったときに後ろの馬にやられないか?
③スローならスローで誰かにやられないか?

特にドリームサンデー&秋山の単騎逃げが叶いそうなだけに、③のパターンで底力が殺されるようなパターンを最も嫌いたいところ。

上記の全ての弱点を突けるのが、セントライト記念で持続力を・東スポ杯で瞬発力を・ダービーで重適性を証明したナカヤマフェスタ。「雨のステゴ」というセオリー的にもこちらを上にとりたくなります。スロー用に▲ドリームサンデーで、あとは重得意そうな馬たちを。

◎ナカヤマフェスタ
◯アーネストリー
▲ドリームサンデー
△トウショウウェイヴ
△デストラメンテ
△マヤノライジン


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中日新聞杯2009回顧
2着ドリームサンデーの評価

Apollo
09期 予想歴6年

次走狙い:ドリームサンデー


12.3 - 10.6 - 11.1 - 12.3 - 12.1 - 《11.5》 - 11.7 - 11.9 - 11.8 - 12.1

後半1000で一番速いラップが後ろから5つ目というのは、他のコースの感覚からすれば異常なほどの早めスパート(普通は後ろから3つ目でも早仕掛けといえるくらい)。ちょっと目を疑いました。でも過去5年の同コースラップを洗うだけで4件も同様のケースが出てくるというのが、中京2000の恐ろしさですね…

すでに持続力上位が明らかだった勝ち馬アーネストリーは置いておくとして、テン3F34.0・終い5Fの超ロングスパートという展開で2着に逃げ粘ったドリームサンデーはどう評価するべきなのでしょうか。先にでた、「後ろから5ハロン目で最も速いラップを刻んだ」過去4件のレースとの比較を通して考えてみたいと思います。


①05金鯱賞  1着ローゼンクロイツ 06-06-05-02  テン5F57.6
②05中京記念 1着ローゼンクロイツ 08-07-08-04  テン5F57.3
③04朝日CC  1着トリリオンカット 03-03-04-03  テン5F59.3
④04愛知杯  1着マイネソーサリス 06-07-07-07  テン5F61.1
⑤今回     1着アーネストリー 05-05-03-03  テン5F58.4

テン5Fから見る「先行馬のキツさ」は②>①>⑤>③>④の順。


それぞれのレースでの逃げ馬の結果を並べると、

②テイエムプリキュア 9人気16着 (参考) 2番手のコンゴウリキシオーは2人気12着
①ニホンピロキース 10人気5着
⑤ドリームサンデー 5人気2着
③コンゴウリキシオー 1人気2着
④ウイングレット 2人気18着


…と、やはり終い5F目が一番早いロングスパートは逃げ馬にとっては相当キツいラップのようで、テン5Fのペースに関係なくほとんどの逃げ馬が人気を下回る着順に終わっています。

ドリームサンデー以外では唯一人気を上回る好走を見せたニホンピロキースは、後に小倉記念で7人気ながら2着に激走。結論としては、今回逃げ粘ったドリームサンデーも重賞レベルのパフォーマンスをしたと見て良さそうです。開幕週の逃げ馬といってフロック視せず、これから狙っていきたいと思います。


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