高松宮記念2018予想
レーヌミノルから・・・

下彦
15期 予想歴32年

◎レーヌミノル
  7着/7人気

○ナックビーナス3着/10人
▲リエノテソーロ14着/13人
△ブリザード5着/6人


◎レーヌミノル
1200mは・・新馬戦33.6-35.7、小倉ではコース形状からも珍しくはない2秒以上ハイの消耗戦でしたがほぼもったままで楽勝。小倉2歳Sは33.3-34.7、この馬らしいダッシュではなかったものの徐々に押し上げ3角過ぎに早め先頭でそのまま押し切り、2着以下を1秒以上離す強いレースでした。そして阪神JF3着の後道悪桜花賞を勝ってしまった為に明らかに不向なオークス→秋華賞へと参戦。前走久々11戦振りの1200mのオーシャンSは33.5-34.8ではあったものの上がりを問われる勝負となり6着ながら勝ち馬とは0.1差で決してバテているわけではなく流れがこの馬向きではなかったということです。
メジャー産駒である事からも決してスプリンターというわけではないと思いますが、今迄の好走の公約数は『道悪』若くは『ハイバランスで上がりがかかる』という事。マイル未満の消耗戦で強さを出せる馬なのだと思います。ダイワメジャー産駒は総じて道悪で上げてきますし、母父のタイキシャトル(デヴィルスバッグ)は不良の安田記念やフランスの道悪のマイルG1ジャック・ル・マロワを制するなど鬼でも不思議ではない血筋。プラス母方にはボールドルーラー系、プリンスリーギフト系のナスルーラの血もあるのでイメージとすればパワーとスピード。例年流れてミスプロ含みのレイズアネイティヴ系統の血を持つ馬、或いはダート血統が走るレース・コースなので、同じような方向性を持つ当馬もここは良い筈です。

◯ナックビーナス
こちらもダイワメジャー産駒、母父モアザンレディ(ヘイロー系)、母母父パインブラフ(ダンジグ)のパワー推進力型。冷静になればダイワメジャー産駒の牝馬がスプリントG1で好走出来るか、などと考えたりもしますが、前走はいつもは凡走してしまう外寄りの枠から差し込んで際どく迫っている事からも状態は良い筈で、先週迄の時計を要する馬場と今週の降雨からレーヌミノル同様にこのタイミングで買いたいところです。更にこの枠なら難なくいいポジショニングから進められるのも良い感じです。

▲リエノテソーロ
ハイバランスのタフな流れ想定なのでラスト落としてこないとこの馬も用無しなわけですが、スパイツタウン(ゴーンウエスト)×ラングファー(ダンジグ)×ガルチ(ミスプロ)×イージーゴアのレイズアネイティヴ系色濃いダート血統であり消耗戦に強そうなタイプ。前走は行き脚良くなく窮屈なところで何もせずでしたし、それ以前のレースはこの馬にとって不向き流ればかりのレースが続きました。今回は内から中団前に付けて激流になってくれれば良いということで。

△ブリザード
馬場がタフならヌレイエフのクロス(3×3)を持つこの馬にもチャンスがあるかもしれません。スプリンターズSはスローのTS戦で5着に来たのは意外でした。スタークラフト(ヌレイエフ系)産駒、母父リダウツチョイス(デインヒル)、母母父ヌレイエフというND系×ND系×ND系の血統、加えてハイペリオン色が濃いので消耗戦で浮上しそうな底力型。適性ありそうです。


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