セントライト記念2018予想
平均ペース&中山2000mとの違いを考慮する

ゼータ
18期 予想歴4年

◎ジェネラーレウーノ
  1着/4人気

○コズミックフォース7着/5人
▲ギベオン13着/3人
△オウケンムーン5着/10人
×グレイル
×ブレステイキング


本コースは中山2000mと似て非なるコースである。
内回りと外回りで異なる為、2、3~4コーナーが緩やかなカーブが続く。カーブが続くという事は、スピードに乗りにくいという事である。つまり、通常のトラックコースよりもスローペースになりやすいのではないかという事である。
今回は先行馬が多く、ハイペースになる事も予想されるが、テンで飛ばしていくタイプの馬もほとんどおらず、スタート直後の上り坂からも平均ペースくらいになるではないかと予想。
むしろもっと重要なのは下り坂が出現するポイントである。
競馬ラボさん辺りで高低断面図を見てもらえればと思うが、2000mでは内回りで1コーナーから向こう正面にかけて急な下り坂を下ることになる。一方2200mでは2コーナーから3コーナーにかけて下り坂を通ることとなる。つまり、2200mの方がより終盤に下り坂があるという事である。
坂の頂上を越して下り始めると、加速するため、まだ坂を上っている後続とは距離差が生まれやすくなる。つまり縦長の隊列になりやすくなるが、という事は、下り終えたその場所がゴールに近いほど、先に坂を下った馬の方が有利であるという事だ。
もちろんハイペースであれば、先行勢は坂を下ったところで脚を使い切ってしまい、差し切ることができる。しかしスローの展開では、仮にまくりを効かせたとしても、大外でしかも鋭角な4コーナーで一旦、減速させられてしまう為、通常のコースよりもスピードアップに時間がかかってしまう。

長くなってしまったが、以上の事より、平均ペースという事を前提にすれば、2200mは2000mよりも先行馬に有利なコースでは無いかと思われる。

・・・という環境的な側面を考慮しつつ、展開を考えていきたい。今回はケイティークレバーがハナを控えると言っている。対照的にジェネラーレウーノはハナを奪うと陣営がコメントしている。おそらくタニノフランケルとの先行争いで、この2頭だけがややハイペースで進め、2列目以降が間をおいて縦長の隊列となり、こちらは平均ペースになるのではないか?
高速馬場も先行勢に味方し下りで差がつく為、差し馬達は、4コーナーではある程度前にいる必要がある。

という事で、前目の馬を軸にジェネラーレウーノとコズミックフォースで。どちらも前目で競馬ができ、中山実績、騎手、追切など印を打たない理由は少ない。
グレイルは動きが良さそうで、休養の効果がありそう。テンは遅いが、岩田騎手の腕を信じて、まくりからの瞬発力で駆け抜けてほしい。
オウケンムーンはここは買うとき。馬体重が増えていないのが気にはなるが、人馬共に絶好のコースなのではないだろうか。

【消しの理由】
・レイエンダは馬体的にももっと距離が短い方がいいような気がするし、経験の無いトリッキーなコース。ローズステークスのような人気薄の時のルメールは買いなんだろうけど、現時点で1.8倍。穴党の自分にとっては全く買う要素無し!来たらお手上げでいいです。
・トラストケンシンは後方待機を示唆しているが、予想する今回のペースでは追い付かないと見た。
・ダブルフラットは今回穴馬として期待していたが、どうも脚の状態が悪そう。新潟での激走の反動がここで来たか?買うべきは次走という事で。


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セントライト記念2018回顧
人馬一体

ゼータ
18期 予想歴4年

次走狙い:ダブルフラット
次走狙い:タニノフランケル


1着のジェネラーレウーノと田辺騎手はまさしく人馬一体のレースで完勝だったと思う。もちろん展開や枠順にも恵まれたが、タニノフランケルの単騎逃げに付き合わず、4コーナーまで脚をためてそのままゴールイン。このコースは上って下って脚を使わされる為、単騎逃げは向かないように思う。だからこそ、タニノフランケルが道中もう少しペースを落としていたら、どうなっていたのか気になる所である。テンが早く、スピードのある非凡な馬でもある為、次回、平地小回りなどのコースで期待したいと思う。

ダブルフラットもこんな馬ではないと思う。新潟での激走の反動が来ているように思った。脚の状態も芳しくないようで、次回フレッシュな状態なら大いに期待できる。

レイエンダに関しては、オッズ妙味の関係で来たらすみません状態だったので、今回はあきらめがつく。ただ予想していた距離適性は、まったくの反対でルメールももう少し距離が伸びてもいいとの発言をしていた。改めて自分の見る目のなさを感じた。

加えて、本コースのポイントももう一度検討しなおす必要がある。先行有利の見解であったが、1着馬を除いて、差し馬が上位を占めていた。下り坂が2000mよりも終盤にある為、スピードに乗りやすい面はあるが、今日のような平均ペースでも先行勢のほとんどが沈んでいった。先行馬は特に中山適正が無いと厳しいのかもしれない。もう少し考えて、来週のオールカマーに繋げたい。


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