天皇賞(春)2019予想
重い負担斤量ならステイゴールド産駒を上に

あみー
14期 予想歴11年

◎エタリオウ
  4着/2人気

▲フィエールマン1着/1人
△クリンチャー10着/4人
×シャケトラ


天皇賞(春)はコース形状などから前半一貫ラップ→後半中弛みからのロングスパート勝負になりやすく、持続力上位でキレを備えた馬の期待値が高いレース。
 天皇賞(春)の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。

シャケトラ、エタリオウ、フィエールマン、ユーキャンスマイル、クリンチャー、グローリーヴェイズまで追加(4/14 23:11)



結果から考える狙い方「天皇賞(春)」
[期待値:D-~E?]=G2の急坂・重い芝 → G1の平坦・軽い芝替わりに妙味あり

 ○:持続力上位でキレを備えた馬
   → 先行力:D-~E? 底力(=ハイペース耐性):D~D-? キレ:D-~E? 持続力:C-~D?
   (期待値は「持続力≧先行力 > キレ優位」
     → キレを兼備した長距離~中長距離馬、軽い芝でのロングスパートに優れる先行馬など
       年齢別では「4・5歳馬 >> 高齢馬」。 長距離重賞としてはキレの重要度が高いため
    2周目3~4角までに好位へ押し上げられない場合、勝率が大幅ダウン
     → 優勝馬≒2周目4角で6番手以内(2017年まで12年連続で該当)。
       直近の例外は、2周目4角11番手から差したレインボーライン=2018年
       その前は、2周目4角8番手からインを突いたスズカマンボ=2005年
    先行力は、他の人馬との比較で上位なら最小限で可。
     例:菊花賞や阪神大賞典で先行して好走~善戦した馬など。距離適性は芝2500m以上なら可
       大逃げや内枠など、前後や内外の利が欲しい)

特注:枠順の影響=内枠かなり有利・外枠かなり不利
   (コースロスの小ささ+起こりやすい展開から。それを意識できる騎手ならフォロー可)
 注:斤量差の影響=±普通?
   (キレなどを相対的に増減。前哨戦からの斤量増に注意)
 注:平坦巧者・リピーターの巻き返し、パワータイプのパフォーマンス低下
   (平坦巧者・リピーターは、キレなどの加齢による衰えに注意。
    パワータイプは、馬場適性がズレやすく&平坦でのキレで劣りやすい)
 注:人馬の折り合いの良さ・悪さ
   (長距離実績の少ない人馬、折り合いの悪い馬などはマイナス)


 コース形状(残り4Fから下り→平坦)などから前半一貫ラップ→後半中弛みからのロングスパート勝負になりやすく、持続力上位でキレを備えた馬の期待値が高いレース。
 枠順による有利・不利が大きいこと、軽い芝への適性で前哨戦から大幅な巻き返しがあること...などに注意。

珍しい展開:
2015年 勝ち馬:ゴールドシップ
 勝ち馬が超ロングスパート勝負に持ち込み、持続力に特化した差し馬のワンツー。3着は底力・持続力上位の先行馬だった。

2018年 勝ち馬:レインボーライン
 2番手推定では緩急の大きい中弛みラップ。荒れる天皇賞(春)(≒他のレースとは問われる能力・適性のズレが大きいため)での例外的な展開だったため2→1人気の人気馬で決着。



シャケトラ
短評:(天皇賞(春)2019 予想)
 全体的なスピードに優れる中距離~中長距離馬??
 ここでの不安は、直線平坦でのトップスピード不足。
 全6勝が急坂コースである通り、直線平坦でのトップスピードの裏付けは弱いまま。血統(父マンハッタンカフェ×母父Singspiel(愛) ×母母父Woodman)的にも未知数のプラスを望みづらく、京都芝3200mは不向きの条件だと思われます。また、中距離~中長距離での全体的なスピードに優れる点から距離の長さ・持続力(≒距離延長への適性)不足も不安~マイナス要素で、人気なら厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(競争寿命長い? 最終更新:19'阪神大賞典 57.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い?太さ普通?角度普通~やや立ち。標準飛節? 標準的な芝の中長距離向き、血統は中距離向き(??)で、標準的な芝の2300m前後◎??(2500m○-~▲+?? 2000m▲??) 荒れ馬場・道悪▲+?? 先行力:F?? 底力(=ハイペース耐性):D-(甘め)? キレ:E-(甘め)? 持続力:E? 総合力でD-(甘め)~E??相当



エタリオウ
短評:(天皇賞(春)2019 予想)
 持続力・底力に優れる中長距離馬??
 ここで狙いたい理由は、持続力(≒距離延長への適性)の高さ+平坦替わり。
 日本ダービー2018(=中弛みスローからのロングスパート勝負)で二桁番手から善戦するなど優れた持続力を示していて、過去の名ステイヤー達と同じように好走~善戦を続けるも勝ち切れない成績が続いています。中長距離指向のキレ(=トップスピードと急加速力)を問われると詰めが甘くなりますが、京都芝3200m(=長距離+仕掛けどころの前後が上り→下り)+重い負担斤量の天皇賞(春)なら持続力の重要度が上がり&中長距離指向のキレの重要度が下がる条件好転と言えます。また、軽めの芝の方がパフォーマンスが高く(唯一の勝利は京都芝2000m)、日経賞2019(=急坂コース+重めの芝質)からパワーの要求度が大幅に減りそうなことも条件好転と言えるはず。エタリオウにとって天皇賞(春)はベストの条件なのでは。最上位に評価したいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'日経賞 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(脚・胴はやや長い~長い)、太さ普通、角度普通(蹄はやや寝る)。標準飛節? 標準的な芝の中長距離~長距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、標準的な芝の中長距離◎??(軽めの芝○?? 長距離○??) 荒れ馬場・道悪▲+??(父ステイゴールドからプラス修正) 先行力:F-(甘め)?? 底力(=ハイペース耐性):E?? キレ:E-(甘め)?? 持続力:D-?? 総合力でD-(甘め)↑??相当 斤量少注↓(やや小柄↑)



フィエールマン(58.0kg・前走比+1.0kg/キレ優位)
短評: (天皇賞(春)2019 予想)
 ややキレ優位の末脚に優れる中距離~中長距離馬??
 ここでの不安は、持続力不足+58.0kgの斤量。
 菊花賞2018(=極端なスローからの上がり特化勝負かつ上がりの額面が早い展開)を制するなど中長距離指向の優れたキレ(=トップスピードと急加速力)を見せていますが、持続力(≒距離延長への適性)の裏付けで劣ります。このため、菊花賞よりさらに長い距離+キレを削ぐ58.0kgの斤量ではパフォーマンスが伸び悩む心配があります。人気に見合う勝率は期待しづらそうで、1着固定をなるべく避けた馬券・資金配分から考えたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'AJCC 57.0kg)
(誤差注)ツナギは少し長い(後脚長い)、太さ普通、やや立ち。直飛節。 標準的な芝の中距離~中長距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、標準的な芝の中長距離◎??(中距離○-?? 長距離▲-??) 荒れ馬場▲??道悪▲+?? ゲート:▲↑?? 先行力:F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)?? キレ:D-(甘め)?? 持続力:E-?? 総合力でD-(甘め)??相当 斤量少注(キレ優位)



ユーキャンスマイル(58.0kg・前走比+4.0kg)
短評:(天皇賞(春)2019 予想)
 持続力に偏った中長距離~長距離馬??
 ここでの不安は、先行力不足×キレ不足。
 母:ムードインディゴ(=重賞での好走はすべて3・4角通過順が二桁)の姿が重なる能力の特徴を示していて、持続力に偏って優れるも先行力とキレ(=トップスピードと急加速力)の裏付けが弱くなっています。京都の長距離ではキレ不足と先行力不足による前後・内外の不利がありそうで、勝率が低くなっているのでは。実力の裏付けもフィエールマンやエタリオウに比べてまだ弱く、控えめな評価から考えたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'ダイヤモンドS 54.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い?やや太い?やや寝る?直飛節?? 重めの芝の中長距離◎??(長距離○?? 中距離▲??) 荒れ馬場○??道悪△?? 先行力:G? 底力(=ハイペース耐性):E-(甘め)?? キレ:F(甘め)~F-?? 持続力:E(甘め)~E-?? 総合力でE-??相当 母:ムードインディゴ



クリンチャー
短評:(天皇賞(春)2019 予想)
 スタミナに偏った中長距離馬??
 ここでの不安は、キレ不足。
 父ディープスカイ×母父ブライアンズタイムという血統通りキレ(=トップスピードと急加速力)で大きく劣る弱点があり、持続力に加えて高いレベルのキレが重要になりやすい天皇賞(春)は不向きのレース。天皇賞(春)2018で3着に好走したように、早めの仕掛けでこの弱点を軽減できますが、勝ち切るのは難しいはず。勝率の低い相手候補として考えたいです。
適性チェック:(誤差に注意。 最終更新:18'有馬記念 57.0kg)
(誤差注)ツナギは長い、やや太い、角度普通(蹄は立ち)。直飛節気味。 重い芝の長距離向き、血統は中距離~中長距離向き(??)で、重い芝の中長距離◎??(長距離▲+?? 中距離▲??) 荒れ馬場○?道悪▲+?? 先行力:F? 底力(=ハイペース耐性):D? キレ:F? 持続力:D-(甘め)? 総合力でD-?相当 半兄:ワキノブレイブ



グローリーヴェイズ(58.0kg・前走比+3.0kg/小柄+ややキレ優位)
短評:(日経新春杯2019 回顧)
 ややキレ優位の末脚に優れる中距離馬??
 ここでの不安は、距離の長さ+実力不足×重い斤量。
 日経新春杯2019(=テンが割合・額面とも非常に早い前傾ラップを内から差し切り。レースレベルは例年に大きく劣る印象あり)を55.0kgの斤量で優勝したように、天皇賞(春)で重要な持続力(≒距離延長への適性)も総合力の裏付けも弱く、800mの距離延長と58.0kg(=前走比+3.0kg)ではパフォーマンスが伸び悩む~低下する心配があります。今回の条件代わりで強気になれる要素はなく、厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(プラス修正に注意。 最終更新:19'日経新春杯 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、やや細い、角度普通(蹄はやや寝る)。標準飛節? 軽めの芝のマイル~中距離向き、血統はマイル前後向き(??)で、軽めの芝の中距離◎??(重い芝▲?? 2400m▲+??) 荒れ馬場・道悪▲-?? ゲート:▲~▲-?? 先行力:F-(甘め)?? 底力(=ハイペース耐性):E-?? キレ:E-?? 持続力:F?? 総合力でE(甘め)~E-??相当 斤量特注(小柄+ややキレ優位)


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