ヴィクトリアM2019予想
最初の2ハロンでマイポジションを奪う重要性

夏影
14期 予想歴36年

◎ノームコア
  1着/5人気

○ミッキーチャーム8着/6人
▲サウンドキアラ7着/15人
△レッツゴードンキ10着/13人


2018年 12.4-11.3 58.3 34.0 8-8(33.3)
2016年 12.3-10.4 57.2 34.3 11-10(33.4)
2015年 12.1-11.0 56.9 35.0 5-5(33.0)
2014年 12.4-10.7 58.0 34.3 1-1(34.3)
2013年 12.4-10.8 58.2 34.2 2-2(34.0)
2012年 12.2-10.9 58.2 34.2 3-3(33.8)
2011年 12.0-10.6 55.9 35.0 9-11(34.3)
2010年 12.2-10.6 57.5 34.9 13-12(33.5)
2009年 12.2-10.8 58.6 33.8 5-4(33.4)

これは過去10年のスタート2ハロンのラップ、前半5ハロンのラップ、レース上がり、勝馬の位置取り(勝馬の上がり)を示したもの。
2017年を割愛した理由は、時計が悪く、高速競馬を語るのに不適切と判断したからである。

これを見て解る事は、2ハロン目のラップが大体10秒台後半。
そのスピードでポジション争いが行われる傾向にあるという事。
先行馬ならば、このスピードに余裕で付いていかなければならないし、差し馬ならば馬群中段で流れに乗り、33秒前半の上がりを駆使しなければ勝つのは至難。

そんな訳で、そういった競馬を得意とする馬に注目とこうなる…

◎ノームコア
注目したのは昨秋の紫苑S。
スタート2ハロンのラップは、12.1-10.8。
このラップで繰り広げられたポジション争いで、14番枠から余裕でマイポジションをゲット出来るスピードを評価。
上がりもメンバー最速の33.6と開幕馬場の高速競馬でこの馬のスピードを遺憾なく発揮。
このスピード適性の高さから、逆にエリザベス女王杯を無印にしたのは記憶に新しい。
むしろ向かないレースでの、5着好走を高く評価。
前走は時計の掛かる決着で苦手な条件で、内々で揉まれっぱなしの競馬。
勝負所でクロコスミアに進路を塞がれるなど散々な競馬なだけに、度外視してみたい。
そもそもルメール騎乗予定だったように、陣営の期待の高さもうかがえる。
今週はノームコア、来週はクロノジェネシスで2週続けての姉妹G1制覇に期待をしてみたい。

相手は、前走唯一好位組から33秒前半の上がりを繰り出したミッキーチャーム。
サウンドキアラも高速競馬が向きそうだが、ちょっと枠順が外過ぎ。
レッツゴードンキも、一昨年のスプリンターズSの内容から面白いがそろそろ競走意欲が衰えているような…押さえ程度に。
アエロリットもマイルCの勝馬で適性高そうも、昨年のマイルCSはいくら何でも負け過ぎの感。
こちらも競走意欲に陰りを見せているような…押さえまで。


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