春菜賞2010予想
自己条件で巻き返し

KUROSHIMA
08期 予想歴15年

◎コスモレニ
  12着/7人気

○オメガクリスマス13着/4人
▲ロジフェローズ1着/2人
×メジロオードリー


 火を見るより明らかなハイペースだったフェアリーS。先行好位勢には厳しい展開で、特に前目で競馬したコスモレニにとっては休み明けというマイナス材料を含め、とてもハードな一戦になってしまった。

 今回は舞台が東京芝1400に替り、メンバーの顔ぶれからも前走みたいな急流になるケースは考えにくい。また、厳しいレースを経験した分だけ、同じ積極策でもよりスムーズに先手を主張できる可能性は高いだろう。サフラン賞では6着ながら、1分21秒台の走破タイムには対応しており、500万クラスには一応のメド。前走の敗戦は度外視、自己条件戦で見直したい。

 キャリア1戦だが、デビュー戦で後のクロッカスS勝ち馬を一蹴したオメガクリスマスにも注目。当時のレースの上がり3ハロン34.5に対して、自身の上がりは33.9。スローの流れに恵まれただけの勝利ではなく、まだまだ追って味のありそうな要素を秘めている。

 フェアリーSでは出遅れながらもメンバー最速の上がりで追い込んできたロジフェローズ、タニノギムレット産駒ならやはり東京で狙ってみたい。デビュー戦はやや相手に恵まれた限定戦だったが、今回も牝馬同士ならば前走の勢いを素直に信頼。

 出走馬の中ではフェアリーS最先着だったメジロオードリーは忙しくなる距離短縮がどう出るか。スピード面ではまだ信頼できるまでにはやや疑問が残る。デビュー戦で見せた決め手はもう少し長い距離向きの予感が。

 クロフォードは2歳から骨っぽい相手に揉まれ続けてきた。今回の相手なら本来は上位評価なのだが、勢いという点では微妙。案外ローカル向きもしくは夏馬という性質なのかも。


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