フェブラリーS2020予想
近2年より時計の早い馬場に注意

あみー
14期 予想歴12年

◎インティ
  14着/2人気

○ワイドファラオ12着/6人
▲モズアスコット1着/1人
△サンライズノヴァ3着/3人
×アルクトス
×ヴェンジェンス


独特なコース形状などから前傾の中弛みラップにややなりやすく、スピード・総合力上位のマイラーの期待値がやや高い重賞。
 距離適性で期待値・信頼性が変化し、東京ダ1600mなどマイル実績馬の期待値がやや高いこと、時計レベルの特殊さ(19'武蔵野S>20'根岸S >> 今回 >> 例年)...などに注意。(土曜現在の予想)

 ◎ インティ
 ○ ワイドファラオ
 ▲ モズアスコット
 △↑ サンライズノヴァ

買い目はなるべくシンプルに。
馬連:◎○▲△


馬場傾向
 土曜現在の時計レベルは標準? 乾燥した良馬場でも例年より時計レベルが早くなっています(凍結防止剤の影響がないため? 昨年のフェブラリーSは平均より時計の掛かる馬場。 今年の根岸Sや昨年の武蔵野Sは時計の早い馬場)。日曜にかけての天気は好天で、北風がやや強い予報。土曜は南風(≒3・4角追風)が強かったようなので、騎手はペース判断に悩むかも?


△↑ 5-9 サンライズノヴァ
※ 例年より時計の早い馬場はサンライズノヴァ(=「大柄な割に細身の足回り」&「ダ1400mでも好走」&「血統に芝指向の要素を持つ」)にとってプラス要素。過去2回のフェブラリーステークスは時計の掛かる~非常に掛かる馬場での敗戦で、時計レベルが好転する今年は緩急の小さい展開になれば能力を発揮できるのでは。



---------- 以下、プレ予想 ----------

フェブラリーステークスは独特なコース形状などから前傾の中弛みラップにややなりやすく、スピード・総合力上位のマイラーの期待値がやや高い重賞。
 フェブラリーステークス2020の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。


◎インティ、▲モズアスコット、アルクトス、ヴェンジェンス、サンライズノヴァ、○ワイドファラオ、クリソベリル[回避]、エアアルマス[骨折のため回避]まで追加(2/9 22:34 レース2週前)



結果から考える狙い方「フェブラリーステークス」
[期待値:F↑?]=展開の幅広さに注意

 ▲+:スピード・総合力上位のマイラー
   → 先行力(芝スタート時)・底力(=ハイペース耐性):C-~D? キレ:E-~F?
   (期待値は「先行力 >~≧ 末脚」。
     → ただし、ダート戦としては展開が幅広い。末脚の重要度が前後の距離より概ね高いため
    距離適性で期待値・信頼性が変化。
     → 東京ダ1600mなどマイル実績馬、芝で連対歴のあるダート実績馬の期待値が良好。
       距離適性がズレる場合、信頼性ダウン。これを補う「時計レベル×展開」が欲しい。
    スピード・時計の早さへの対応力をチェックすること。
     ≒ 6歳以上の高齢馬の不安~マイナス要素。 近走のダ1400m~マイルの好走歴で判断可
    注目血統:A.P.Indy系、ゴールドアリュールなど、高速ダートや芝対応可能なダート血統)

 注:枠順の影響=±外枠やや有利・内枠やや不利
   (芝部分を長く走れる、揉まれにくさ、遠心力の相対的な小ささから)
 注:斤量差の影響=±普通?
   (展開で変動。 先行力やキレなどを相対的に増減)
少注:芝スタートによるパフォーマンスの増減
   (該当するダ短距離:ダ1200m=中山・新潟、ダ1400m=京都・阪神・中京、ダ1600m=東京、ダ1150m=福島)


 独特なコース形状(芝スタート、アップダウンの多さ、全10場で最長の直線&唯一のマイル戦)などから前傾の中弛みラップにややなりやすく、スピード・総合力上位のマイラーの期待値がやや高い重賞。
 距離適性で期待値・信頼性が変化し、東京ダ1600mなどマイル実績馬の期待値がやや高いこと...などに注意。



◎ インティ☆(57.0kg・前走比-1.0kg/逃げ馬)
短評:(フェブラリーステークス2020 予想)
 全体的なスピードに優れる千七巧者?
 ここでの不安を強いて挙げるなら、加齢による衰えの始まり。
 血統(父:Came Home(米)×母父:Northern Afleet×母母父:Forestry)や昨年のフェブラリーステークス2019のレース内容通り、東京ダ1600mは能力の全開を叶えやすい好条件。前走からの斤量減もプラス要素で、テンをゆっくりと走れればすんなりと連覇しても不思議ありません。ただ、成長力に不安のある血統から、加齢によるスピード・先行力の衰えが心配されます。逃げを争う人馬が多いようだと不安が強まるため、相手関係と枠順に注意して最終評価を決めたいです。
適性チェック:(マイナス修正に注意。 最終更新:20'東海S 58.0kg)
(ツナギチェックなし) 血統はマイル前後向き(??)で、軽めのダートの1700m前後◎?(マイル・1800m○?) 先行力:E(甘め)~E-↓? 底力(=ハイペース耐性):D↓? キレ:E-(甘め↓)? 持続力:E↓? 総合力:D-↓?相当 斤量少注(逃げ馬)



▲ モズアスコット(57.0kg・前走比-1.0kg)
短評:(根岸ステークス2020 回顧 & フェブラリーステークス2020 予想)
 内外少し不利、斤量かなり不利(斤量差×展開) < 馬場×展開と挙動(3・4角で押し上げ)×適性(馬場×能力)が一致? 例年より時計の早い馬場×中弛みラップになったことで、ダート短距離馬(≒先行力に寄った能力を持つ馬が多く、末脚やトップスピードの重要度が高い条件は苦手)を相手に芝指向の末脚を発揮できたと思われます。フェブラリーステークス2020で好走するにも「マイル以下向きのスピートと芝指向の末脚」を同時に生かしやすい条件 ≒ 「時計の早い馬場×緩急の大きい展開」の組み合わせが必要になりそうで、例年の時計レベル=平均より時計の掛かる馬場では条件悪化。また、インティ×武豊騎手に競りかける人馬がいないと、ペースが緩くなって前後・内外の不利が増す危険性まであります。初ダートでの完勝はモズアスコットとチーム矢作の凄さあってのものですが、フェブラリーステークスでは厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:20'根岸S 58.0kg)
(誤差注)ツナギはやや短い、やや太い、角度普通?標準飛節? 重めの芝のマイル以下向き、血統は短~マイル向き(?)で、軽いダート・重めの芝の1400m~1500m◎??(マイル▲+??) 荒れ馬場・道悪▲+?? 先行力:F-? 底力(=ハイペース耐性):D-(甘め)↓? キレ:E-(甘め)? 持続力:D-(甘め)↓? 総合力:D-(甘め)↓?相当



アルクトス☆
短評:(フェブラリーステークス2020 予想)
 総合力に優れる千四巧者~マイラー?
 ここでの不安は、時計の掛かる馬場×ダ1600mでのパフォーマンスの低さ。
 東京ダ1600mでは4戦4勝、盛岡ダ1600m・G1でも2着! ...とマイルで好成績を挙げていますが、東京ダ1600mのレース内容を見ると道悪馬場の2戦は圧勝も、時計の掛かる良馬場だった2戦はいずれもクラス平均を下回るレースレベルです。高速決着のプロキオンステークス2019と南部杯2019でサンライズノヴァとの着差・着順が逆転したこと、ダ1800m以上で3戦未勝利なこと、血統(父:アドマイヤオーラ×母父:シンボリクリスエス×母母父:Seeking the Gold)の芝の要素が強いこと...のすべてが、フェブラリーステークス(=冬の乾燥した馬場で開催されやすい)では不安~マイナス要素と言えそうです。控えめな評価から考えたいです。
適性チェック:(誤差&プラス修正に注意。 最終更新:19'プロキオンS 57.0kg+α)
(誤差注)ツナギは長さ普通(前脚・胴は少し短い)、太い、角度普通。直飛節。 力の要るダートのマイル前後向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、軽めのダートの1400m◎?(マイル○? 1800m▲? レース内容+血統から軽めに大きく修正) 先行力:E??(芝スタート時:E??) 底力(=ハイペース耐性):E?? キレ:E(甘め)?? 持続力:E-(甘め)?? 総合力:D-??相当 大跳び



ヴェンジェンス
短評:(フェブラリーステークス2020 予想)
 ワンペースの末脚に優れる千四巧者~千八巧者?
 ここでの不安は、キレ・急加速力不足。
 好走距離の幅広さはヴェンジェンスの能力の高さ・充実あってこそですが、キレ・急加速力の裏付けは弱いまま。血統(父:カジノドライヴ×母父:スペシャルウィーク×母母父:Erhaab(米)、その父:Chief's Crown)的にも、大根田 裕之厩舎(平地重賞勝ち馬=カルストンライトオ、ダイアナヘイロー)の特徴からも急加速力が急激に成長するとは考えづらく、東京ダ1600m(=仕掛けどころが上り坂のため、展開不問で急加速力が重要。 京都、阪神、中京は仕掛けどころが下り坂)では急加速力不足からパフォーマンスが低下してしまうと思われます。ここでは厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(6歳が充実期?プラス修正に注意。 最終更新:20'東海S 56.0kg)
(誤差注)ツナギはやや短い、太さ普通、やや立ち。直飛節。 標準的なダートのマイル以下向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、軽めのダートのマイル前後の幅広い距離◎??(レース内容から軽めに修正) 先行力:F?(芝スタート時:E-(甘め)?) 底力(=ハイペース耐性):D(甘め)? キレ:F? 持続力:D-(甘め)? 総合力:D-~D-(甘め)?相当 外枠○?内枠▲?(気性難+急加速力不足から)



サンライズノヴァ
短評:(フェブラリーステークス2020 予想)
 やや持続力優位の総合力に優れる千四巧者~マイラー?
 ここでの不安は、キレ・急加速力不足。
 母系(母父:Thunder Gulch(米)×母母父:Real Shadai(米)×母母母父:*Sir Penfro)の影響か、近走では全体的なスピードや末脚がスタミナ指向になりつつある印象があり、東京ダ1600mでは仕掛けどころの上り坂で加速に手間取ってしまう心配があります。また、ダ1800m以上での実績に乏しいこともフェブラリーステークス(=冬の乾燥した馬場で開催されやすく、ダ1600m以下向きのスピードを生かしづらい)では不安~マイナス要素で、厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(最終更新:19'武蔵野S 59.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、やや細い、やや立ち?飛節不明。 軽めのダートのマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、軽めのダートの1500m前後◎? ゲート:▲↑? 先行力:F(甘め。芝スタート時:F-?)? 底力(=ハイペース耐性):D-? キレ:E-(甘め)~F?? 持続力:E(甘め)?? 総合力:D-(甘め)~E↑??相当 おじ:サンライズバッカス



○ ワイドファラオ(57.0kg・前走比-1.0kg)
短評:(フェブラリーステークス2020 予想)
 パワー・スピードに優れるマイラー?
 ここで見直したい理由は、時計の掛かる馬場替わりなど、複数の条件好転。
 3歳時に示した能力・適性はパワータイプのマイラーとしてのもので、末脚の裏付けは弱いまま。根岸ステークス2020はキレ(=トップスピードと急加速力)の重要度が例年より高い「馬場×展開」(=例年より時計の早い馬場×中弛みラップ・スローペース)で58.0kgを背負いながらの5着善戦で、苦手な条件が揃う中で成長を感じさせたレース内容でした。フェブラリーステークスが年間平均より時計の掛かる馬場になりやすいこと、東京ダ1400m→ダ1600m替わりは末脚の重要度が相対的に低くなること(1Fの距離延長+芝スタートなどから)、多くの馬が斤量増となる中で斤量減になること、年齢が若く上積みを見込みやすいこと...と、プラス要素が多く、人気以上の好走を期待しやすいのでは。スローペースになると末脚不足の不安がありますが、逆転候補としてマークしたいです。
適性チェック:(プラス修正に注意。 最終更新:20'根岸S 58.0kg)
(ツナギチェックなし)血統はマイル以下向き(??)で、重い芝・軽めのダートマイル◎? 荒れ馬場○??道悪?? 先行力:E(甘め)?? 底力(=ハイペース耐性):E?? キレ:F? 持続力:F-?? 総合力:E?相当 母:ワイドサファイア ※ NZTの走破時計の早さ+血統から能力評価を調整済み。先行力をプラス、キレをマイナス



クリソベリル[回避]
短評:(チャンピオンズカップ2019 回顧)
 斤量差・内外・前後とも有利、展開と能力適性が一致? 例年よりスローの後傾の一貫ラップだったとはいえ、交流重賞より追走スピードの重要度が高い条件(=時計の早い馬場×中盤の額面が早い展開)で高いパフォーマンスを見せました。フェブラリーステークス2020(=距離短縮、芝スタートなど)はさらなる条件悪化ですが、ここまで強いと評価に悩みそう。
適性チェック:(プラス修正に注意。 最終更新:19'チャンピオンズC 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長い、やや太い、角度普通。直飛節気味。 やや力の要るダートの中長距離向き、血統は中距離向き(?)で、ダートの中距離◎??(砂質不問? 血統から軽めのダート適性をプラス修正) 先行力:E-(甘め)?? 底力(=ハイペース耐性):D(甘め)?? キレ:E(甘め)~E-?? 持続力:D↑?? 総合力:D↑??相当 母:クリソプレーズ(全兄:クリソライト、半姉:マリアライト、半兄:リアファル)、祖母:Catherine Parr [米](おじ:アロンダイト、いとこ:ダンビュライトほか)



エアアルマス[骨折のため回避]
短評:(東海ステークス2020 回顧)
 前後非常に~かなり有利、展開と能力適性がほぼ一致? 武蔵野ステークス2019(=内枠から砂をかぶった)と異なり、前に馬を置かない番手の外からすんなりと押し切り。総合力の高さを見せました。砂をかぶった時の難しさはありますが、先行力に偏らない能力バランスの良さ×血統(父:Majestic Warrior(米)。代表産駒にベストウォーリア×母父:Empire Maker(米) ×母母父:Gone West)は東京ダ1600m向き。フェブラリーステークス2020でも外枠なら人気に見合う走りが期待できそうです。
適性チェック:(充実期?プラス修正に注意。 最終更新:20'東海S 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、太さ普通~やや太い、角度普通。標準飛節? 標準~やや力の要るダートのマイル~中距離向き、血統はマイル以下向き(?)で、軽めのダートのマイル前後◎??(芝での好成績から軽めに修正) 先行力:E-(甘め↑)?? 底力(=ハイペース耐性):E↑? キレ:E? 持続力:E-↑? 総合力:D-↑??相当 急坂:▲+??(やや頭高い) 砂被り×≒内枠×?


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