オークス2020予想
日本ダービーと異なり、欧州型のプラスαが重要

あみー
14期 予想歴12年

◎デアリングタクト
  1着/1人気


オークスはコース形状などから後傾・中弛みからのミドルスパートにややなりやすく、キレ優位の末脚上位馬の期待値がやや高くなりやすい重賞。
 オークス2020の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。


◎◎デアリングタクト、デゼル、クラヴァシュドール、ミヤマザクラ、リアアメリア、サンクテュエール、ウインマリリンまで追加(5/17 17:40)



結果から考える狙い方「オークス」
[期待値:F-?]

 ▲+:ややキレ優位の末脚上位馬
   → 先行力:F-? 底力(=ハイペース耐性):F? キレ:F? 持続力:F(甘め)?
   (期待値は「キレ≧持続力 ≧~> 先行力」。
     → トップスピードをNorthern Dancer系の持続力で支えている馬
       桜花賞の3着内 or 3人気以内(≒実力×適性の裏付けあり)は該当しやすい。
    注目血統:父:ディープインパクト×母父:欧州型 or Northern Dancer系
         父:欧州型Northern Dancer系かつ上がりの早さを備えた馬)

 注:枠順の影響=内枠やや有利・外枠やや不利?
   (コース形状、起こりやすい「展開・馬場傾向」がいずれもわずかに内有利)
 注:斤量差の影響=なし(全馬55.0kg)
   (460kg以下の馬は馬体重の12%(=55.2kg以下)を超える斤量になるため、
    パフォーマンスの低下に注意。前哨戦+1.0kg増による評価の調整を推奨)


 コース形状(小刻みなアップダウン、仕掛けどころが上り、直線に上り坂がある競馬場では最長の直線。3ブロック2Fは下りながら3角へ、4ブロック2Fは3・4角中間付近の緩い上りから直線の上りまで、上がり2Fは直線上り坂→残り300mほどはほぼ平坦)などから後傾・中弛みからのミドルスパートにややなりやすく、キレ優位の末脚上位馬の期待値がやや高くなりやすい重賞。
 桜花賞組と別路線組で完成度の差が大きくなりやすいこと...などに注意。



◎◎ デアリングタクト
短評:(オークス2020 予想)
 キレ・底力に優れるマイラー?
 ここでの不安は、ありません。
 エルフィンステークス2020までに示した総合力・末脚は例年のオークス優勝レベルを超えていて、極悪馬場の桜花賞2020でも難なく上がり最速で優勝。血統的にも大回りの根幹距離が合いそうで、3歳牝馬同士の東京芝2400mなら圧勝で牝馬2冠を達成しても。断然人気でも1着固定の馬券で狙いたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:20'桜花賞 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、太さ普通、やや立ち(蹄は寝る)。直飛節? 標準的な芝のマイル前後向き、血統は1800m前後向き(?)で、標準的な芝のマイル前後◎? 荒れ馬場・道悪▲? 先行力:G+(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E-(甘め)?? キレ:E-?? 持続力:F(甘め。推定値)? 総合力:E-~E-(甘め)+α?相当 祖母:デアリングハート



デゼル☆(55.0kg・前走比+1.0kg/ややキレ優位?)
短評:(スイートピーステークス2020 回顧)
 前後かなり不利、内外不利、展開と能力適性が一致?? 2連勝はいずれも中弛みラップを後方から差し切ったもので、軽快なキレ(=トップスピードと急加速力)・末脚を見せています。ただ、血統(父:ディープインパクト×母父:Le Havre×母母父:Mark of Esteem。母:Avenir Certain=仏国牝馬2冠)に挙げた4頭はいずれも3歳上半期までにG1を優勝+母は古馬重賞未勝利・4歳引退、母父・母母父は3歳で引退していて、現在の能力の高さが早熟さを示している可能性も。
 オークス2020に向かうと、狭いレース間隔、斤量増などがマイナスになりそう(ディープインパクト産駒の傾向+キレ優位と推測される末脚から)。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:20'スイートピーS 54.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(胴は少し短い?)、太さ普通、角度普通(蹄はやや寝る)。直飛節。 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、標準的な芝の1800m前後◎?(※ 古馬基準) 荒れ馬場・道悪▲-? 先行力:G? 底力(=ハイペース耐性):F-~F-(甘め)? キレ:F(甘め)~F-↑? 持続力:F-~F-(甘め)? 総合力:F-↑~F-(甘め)?相当 母:Avenir Certain=仏国牝馬2冠



クラヴァシュドール
短評:(オークス2020 予想)
 持続力優位の末脚に優れる中距離馬~千八巧者??
 勝率を下げる要素は、中距離以上でのキレ・トップスピード不足。
 小柄な馬体×血統(父:ハーツクライ×母父:Giant's Causeway(米)×母母父:Thunder Gulch(米)。 クロスにStorm Bird 4×5など)のイメージ通り、持続力優位の末脚に良さを見せています。しかし、東京芝2400m×高速馬場向きのキレ・トップスピードの裏付けがなく、血統(SS系スタミナタイプ×母系:米国型)的にも未知数のプラスを期待しづらいと思われます。また、足回りが良馬場向きなので、道悪馬場がトップスピードを補う要素にならないはず。小刻みなアップダウン×長い直線でスタミナ指向の末脚を生かせても、トップスピード不足が勝率を下げるシーンに注意したいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:20'桜花賞 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(後脚やや長い)、やや細い、やや寝る(蹄もやや寝る)。標準飛節? 軽めの芝の1800m前後向き、血統は1800m前後向き(?)で、軽めの芝の1800m前後◎? 荒れ馬場・道悪△? 先行力:F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):F(甘め)? キレ:F-(甘め)? 持続力:F(甘め)? 総合力:F~F(甘め)?相当 斤量注(小柄)



ミヤマザクラ
短評:(クイーンカップ2020 回顧)
 2番手集団の先頭、直線、外目→馬場の真ん中を終いまでしぶとく伸びる。 前後有利、展開と能力適性が完全に一致? 全兄たちと同じく、ややワンペースの全体的なスピードに良さがありそうです。血統的にキレ(=トップスピードと急加速力)の成長は期待しづらそうですが、キレの育成に優れる藤原英昭 厩舎がどう育てていくのか楽しみです。ただ、桜花賞2020でもオークス2020でもキレ不足がネックになりやそうで、現状の完成度・総合力比較でも上位グループ相手に厳しい戦いになるのでは。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:20'クイーンC 54.0kg)
(ツナギチェックなし) 血統は1800m前後向き(?)で、標準的な芝の中距離◎?(マイル○~▲?) 荒れ馬場・道悪▲+? 先行力:F-? 底力(=ハイペース耐性):F-? キレ:G+? 持続力:F-(甘め)? 総合力:F-↑?相当
 母:ミスパスカリ(全兄:マウントロブソン&ポポカテペトル&ボスジラ☆。 祖母:Blue Avenue(米)、おじ:クロフネ、おい:グリュイエール、アイスバブル)



リアアメリア
短評:(阪神ジュベナイルフィリーズ2019 簡易回顧)
 2連勝はいずれも後傾の中弛みラップで、額面のスピードを問う前傾ラップでは追走の忙しさから末脚を無くしたのかも。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'阪神JF 54.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、太さ普通?やや立ち。直飛節気味。 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(?)+やや行きたがる気性で、標準的な芝のマイル~中距離◎?? 荒れ馬場・道悪▲+?? 先行力:G? 底力(=ハイペース耐性):F-(甘め)? キレ:F-? 持続力:F-(甘め)? 総合力:F-??相当 母:Ria Antonia [米]



サンクテュエール
短評:(シンザン記念2020 回顧)
 内外有利、展開と能力適性がやや一致?? 米国のダ1400m・G1馬の母にディープインパクトを掛けた血統(父:ディープインパクト×母父:Canadian Frontier×母母父:El Prado。 母:Hilda's Passion(米)(半兄:Yoshida [安平町]))で、未経験ですが早いペースの方が合うかも。出遅れて押し上げても引っ掛からない気性の良さは武器。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:20'シンザン記念 54.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、やや細い(蹄はやや大きい)、角度普通。標準飛節。 軽めの芝のマイル~中距離向き、血統はマイル前後向き(?)で、軽めの芝のマイル前後◎? 荒れ馬場・道悪▲-? 先行力:G+? 底力(=ハイペース耐性):F-~F-(甘め)? キレ:F-(甘め)? 持続力:-(不明) 総合力:F-~F-(甘め)?相当 斤量注(小柄)
 母:Hilda's Passion(米)(半兄:Yoshida [安平町])



ウインマリリン
短評:(フローラステークス2020 回顧)
 内外有利、展開と能力適性が一致? 平坦・小回りのダートで全体的なスピードを生かすような血統(父:スクリーンヒーロー×母父:Fusaichi Pegasus×母母父:Buena Shore)×小柄な馬体で、芝の中距離で全体的なスピードを生かす競馬が合うようです。キレ(=トップスピードと急加速力)の裏付けは弱く、血統的にも成長を期待しづらいので、オークス2020で好走するのは難しそう。将来的には福島牝馬ステークスが合いそうな血統(半兄:ウインマーレライは14'ラジオNIKKEI賞 優勝)と能力。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:20'フローラS 54.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(後脚やや長い)、太さ普通、角度普通。標準飛節。 標準的な芝の中距離向き、血統はマイル~中距離(?)で、標準的な芝の中距離◎? 荒れ馬場・道悪▲+? 先行力:F(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):F(甘め)? キレ:G+? 持続力:F-? 総合力:F(甘め)?相当 斤量注~少注(小柄~やや小柄) 半兄:ウインマーレライ


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >