函館記念2020予想
エリモハリアーに学ぶ攻略方法

あみー
14期 予想歴12年

◎ニシノデイジー
  13着/6人気

○ドゥオーモ2着/13人
▲マイネルファンロン14着/10人
×レイエンダ
×カウディーリョ


函館記念はコース形状などから額面の上がりが掛かる前掛かりの一貫ラップになりやすく、"例年なら"内枠(2~4枠)の全体的なスピード上位馬の期待値が高い重賞。
 今年はBコース2週目(例年比+1週)で末脚の重要度が高まりそうなこと、枠順による有利・不利が非常に強いこと、内枠有利が覆るのは時計の掛かる「馬場・決着」(走破時計が2分以上?)に限られること、日曜午前に雨や濃霧の可能性があること、日曜は前・内有利になりやすい距離(=芝1200m、芝1800m)のレースが多いこと...などに注意。(土曜22:20現在の予想)

 ◎ ニシノデイジー
 ○↑ ドゥオーモ☆
 ▲↓ マイネルファンロン

単勝:◎○▲(+馬連:◎○▲)



函館競馬場 : 開催6/6週目(=A8+B4日)、Bコース使用2/2週目。日午前雨?

 やや前・内有利(~少し前・内有利)で、時計レベルは土曜:標準? 好走している血統は(土曜12Rまで、計7レース)、SS系(パワー・スタミナタイプ多い)×10、Mr. Prospector系×6、Hail to Reason系(非SS系。Roberto系など)×3、Northern Dancer系×1、その他×1で、推測される芝質は「重めの芝(前週比:変わらず)」

 最終週・6週目 土曜現在の函館芝をまとめると、「やや前・内有利(~少し前・内有利)の重めの芝で、時計レベルは土曜:標準?」

 明日にかけての天気は、日曜午前に雨や濃霧の可能性があるとのこと。雨予報は誤差が大きいですが、もし降った場合は含水率の高い馬場になりそう。土曜の馬場との差や変化の早さに注意したいです。



○↑ 3-6 ドゥオーモ☆(53.0kg・前走比-3.0kg/軽ハンデで重賞好走)
短評:(函館記念2020 予想)
 持続力・底力に優れる中距離馬?
 ここで見直したい理由は、小回り・平坦でのバテにくさ。
 スタミナ・ダート指向の母系にディープインパクトを掛けた血統(父:ディープインパクト×母父:Commander in Chief(英)×母母父:Jade Robbery(米)×3代母父:リアルシャダイ。 母:アスクコマンダー=阪神芝2200mでレコード勝ち)の概ねイメージ通り、小回り・平坦でバテにくい末脚を発揮する競馬で強さを見せていて、マイル寄りの追走スピードやキレ(=トップスピードと急加速力)は裏付けが弱いままです。巴賞2020は1~3着馬が準OP以上のマイル戦で好走歴あり&前残りの展開で、後方2番手から外を回しては大苦戦するのも仕方ありません。
 土曜現在で前・内有利が感じられる馬場傾向なら巴賞2020からのペースアップを見込みやすいこと(=前・内有利を得ようとする騎手心理+距離延長による正面の下り坂かつ直線の延長による)、近年より「落ち着いた時計レベル&末脚の重要度が高まりそうな馬場」(=Bコース2週目(例年比+1週))、軽ハンデで重賞好走した実績から前走比-3.0kgのハンデ...のいずれもプラス要素で、ここまで人気を落とすなら単勝から買ってみたいです。
適性チェック:(2年もの長期休養あり。誤差&プラス修正に注意。 最終更新:20'巴賞 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、やや細い、やや寝る(蹄もやや寝る)。曲飛節気味? 軽めの芝のマイル~中距離向き、血統は中距離向き(?)で、軽めの芝の中距離◎? 荒れ馬場・道悪△? 先行力:G+? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:F-? 持続力:E-↑? 総合力:E-↑?相当
 母:アスクコマンダー=阪神芝2200mでレコード勝ち




---------- 以下、木曜現在の予想 ----------

函館記念はコース形状などから額面の上がりが掛かる前掛かりの一貫ラップになりやすく、"例年なら"内枠(2~4枠)の全体的なスピード上位馬の期待値が高い重賞。
 今年はBコース2週目(例年比+1週)で末脚の重要度が高まりそうなこと、枠順による有利・不利が非常に強いこと、枠順による有利・不利が覆るのは時計の掛かる「馬場・決着」(走破時計が2分以上?)に限られること...などに注意。(枠順確定前・木曜現在の予想)

 ◎ ニシノデイジー
 ○ マイネルファンロン

単勝:◎(+馬単:○→◎)



○ マイネルファンロン(55.0kg)
短評:(函館記念2020 予想)
 スタミナ指向の全体的なスピードに優れる中距離馬?
 ここでの不安を強いて挙げるなら、末脚不足。
 血統(父:ステイゴールド×母父:Roses in May(米)×母母父:Brian's Time(米)。 祖母:祖母:マイネヌーヴェル(その全弟:マイネルアワグラス&マイネルチャールズ))のイメージ通り、末脚の重要度が低い条件の芝・中距離でスタミナ指向の全体的なスピードを生かす競馬が合い、函館記念は能力を発揮しやすい数少ない条件です。ただ、芝向きの末脚の裏付けが血統のイメージ通り弱く、Bコース2週目(例年比+1週)の馬場傾向では末脚不足から詰めが甘くなる心配があります。人気が落ちるなら、リピート好走に期待して上位候補の1頭として。
適性チェック:(最終更新:20'エプソムC 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(脚の長さは普通~少し長い?)、太さ普通(蹄はやや大きい)、角度普通。直飛節。 重めの芝の中距離向き、血統は中距離向き(??)で、重めの芝の2000m~2200m◎? 荒れ馬場・道悪○?(レース内容からプラス修正) 先行力:F(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)? キレ:F-? 持続力:E-(甘め)? 総合力:E-↑?相当
 祖母:マイネヌーヴェル
(その半弟:マイネルネオス、その全弟:マイネルアワグラス&マイネルチャールズ)



ベストアプローチ(56.0kg)
短評:(函館記念2020 予想)
 底力・持続力に優れる中長距離~中距離馬?
 ここでの不安は、米国型のスピード不足。
 英国生まれらしく血統(父:New Approach×母父:Efisio×母母父:Silver Hawk)は欧州型が重ねられていて、小回り向きのスピード(≒米国型)の裏付けが血統からもレース内容からも弱いままです。函館芝1800m→2000mでは下り坂の関係などからテンが早くなりやすいこともこの不安を強くしていて、厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(誤差に注意。 最終更新:20'巴賞 56.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い、太さ普通(蹄はやや大きい)、角度普通。標準飛節? 標準~重めの芝の中距離~中長距離向き、血統は中距離向き(??)で、重めの芝の2400m前後◎?(中距離▲+?) 荒れ馬場・道悪▲+?(血統から少しプラス修正) 先行力:F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:F(甘め)? 持続力:E-(甘め)? 総合力:E-?相当



---------- 以下、プレ予想 ----------

函館記念はコース形状などから額面の上がりが掛かる前掛かりの一貫ラップになりやすく、内枠(2~4枠)の全体的なスピード上位馬の期待値が高い重賞。
 函館記念2020の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。


エリモハリアー、◎ニシノデイジー、レイエンダ☆、トーラスジェミニ、カウディーリョまで追加(7/12 21:42)




結果から考える狙い方「函館記念」
[期待値:E-(甘め)?]=2020年はBコース2週目(例年比+1週)であることに注意!
※ 6人気以内の馬が上位3頭のうち2頭以上を占めず(2011~2018年)。2019年は1人気→9人気→3人気。
悩んだら、内枠(2~4枠)同士の枠連も十分な選択肢。

 ○:内枠(2~4枠)の全体的なスピード上位馬
    → 先行力:E(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E? キレ:F(甘め)? 持続力:E-?
   (期待値は「先行力≧持続力 > キレ」
     → 内枠(2~4枠)かつ先行~好位から長くいい脚を使える馬の期待値が良好。
       時計の掛かる馬場なら、中長距離実績馬 ≒ 持続力上位馬の期待値アップ。
    注目血統:欧州型と米国型のバランスタイプ。
         Roberto。 父:非SS系かつダート実績の高い種牡馬
         非スパイラルカーブのため、福島で好走の欧州型の差し馬はイマイチ?)

特注:枠順の影響=内枠(2~4枠)とても有利・外枠とても不利
   (内有利の馬場×展開になりやすいため? A→Bコース替わり週など
     → 2011~19年(除:17年=重馬場)の連対馬のうち、6~8枠は0頭/16頭。
       5枠も2014年ダークシャドウの2着のみ。しかも、良馬場でも時計の掛かる決着。
    田んぼのような酷い道悪馬場の場合、底力の重要度が急騰&前後ともバテて前有利?)
 注:斤量差の影響=小さい
   (底力×枠順の上位馬のみ、影響を考慮)
 注:向正面が上り坂の競馬場での実績上位馬
   (福島、新潟・京都外回り、展開次第では東京も該当。 馬場適性の検証が別途に必要)


 コース形状(テン3Fが下りながら1角中間付近まで。 2ブロック3Fは下り坂が2角中間付近からノビリ坂に変わり&そのまま向正面へ。 3ブロック2Fは上りながら小回りの3角に入り4角前半まで。 上がり2Fは下りながら4角を回り→全10場でもっとも短い直線)などから額面の上がりが掛かる前掛かりの一貫ラップになりやすく、内枠(2~4枠)の全体的なスピード上位馬の期待値が高い重賞。
 枠順による有利・不利が非常に強いこと、枠順による有利・不利が覆るのは時計の掛かる「馬場・決着」(走破時計が2分以上?)に限られること...などに注意。

珍しい決着:
17'函館記念 勝ち馬:ルミナスウォリアー
 外枠・二桁馬番の馬で1~3着独占。これは2000年以来のことで、1~2着でも2001年以来。レース当日の大雨で時計の掛かる馬場・決着になったこと(+内枠に適性・能力上位馬がいなかったこと)が影響?



エリモハリアー
短評:(函館記念 3連覇を称えて)
 底力・ワンペースの末脚に優れる中距離馬?
 血統(父:Generous(愛)×母父:Bravest Roman(米)×母母父:Vaguely Noble。 NasrullahやBold Rulerを多く持つ)×450kg前後の小柄な馬体通り、平坦でワンペースの末脚を生かす競馬が合い、キレ(=トップスピードと急加速力)の重要度が高い条件では苦戦していました。欧州型×米国型で非SS系という配合は、近年の函館記念の好走馬にも通じるものがあります。
適性チェック:(2007年夏・セン7歳・ピーク時の想定評価)
 ツナギは長さ普通、細い(蹄は大きさ普通)、角度普通。標準飛節。 軽めの芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、標準的な芝の中距離◎? 荒れ馬場・道悪▲?(血統+レース内容からプラス修正) 先行力:F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):D-(甘め)? キレ:F-? 持続力:E? 総合力:E↑?相当 斤量少注(小柄-重斤量で好走)
 おじ:パッシングサイアー、パッシングパワー。 いとこ:エリモシック、エリモピクシー、エリモダンディー



◎ ニシノデイジー(想定57.0kg)
短評:(函館記念2020 予想)
 パワー・ワンペースの末脚に優れる中距離馬?
 ここでの不安は、ありません。
 血統(父:Harbinger(英)×母父:アグネスタキオン×母母父:セイウンスカイ。 3代母:ニシノフラワー。 Danzigなどがクロス)のイメージ通り、「重い芝」「平坦」「小回り」「中距離」に近い条件、パワー・ワンペースの末脚を生かせ、キレ(=トップスピードと急加速力)の重要度が低い条件でのパフォーマンスが高く、函館芝2000mはニシノデイジーにとってのベスト条件であると思われます。今年はBコースの使用2週目(例年はBコース替わり当週)で近年より差しやすい馬場傾向になりそうなこともプラス要素で、勝浦正樹騎手とのコンビで強い走りを見せても。クラフトマンシップ(=函館記念2000優勝など)もこのコンビを応援?
適性チェック:(最終更新:20'目黒記念 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、太さ普通~やや太い(蹄も同様)、角度普通。直飛節。 重めの芝のマイル~中距離向き、血統は中距離向き(??)で、重めの芝の中距離◎? 荒れ馬場○?道悪▲+? 先行力:G+? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:F-? 持続力:E-(甘め)? 総合力:E-?相当 平坦:○?急坂:▲+?(やや頭高い+平坦向きの血統)
 3代母:ニシノフラワー



レイエンダ☆(想定57.0kg)
短評:(函館記念2020 予想)
 底力・キレに優れる準マイラー~中距離馬?
 ここでの不安は、持続力不足。
 血統(父:キングカメハメハ×母父:シンボリクリスエス×母母父:Seeking the Gold。 クロスにMr. Prospector 3×4。 母:ラドラーダ、全兄:レイデオロ。 祖母:レディブロンド、おじ:ゴルトブリッツ。 3代母:Wind in Her Hair(愛))のイメージ通り、芝1800m以下向きの追走スピードと長い直線でのキレ(=トップスピードと急加速力)を生かせる条件で強さを見せています。逆に、芝2000m以上で長くいい脚・持続力の重要度が高まるとパフォーマンスを落としていて(松前特別2018=高速馬場×緩急の大きい後傾の中弛みラップで、キレを生かしやすい「馬場×展開」)、函館記念は苦手な条件だと思われます。また、藤沢和雄 厩舎は重賞121勝(!)中、函館の重賞は1勝のみ(2000年の函館スプリントS=タイキトレジャー)で、厩舎の育成方針とも相性が悪いのでは。Robertoの血を持っていても、厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(最終更新:20'エプソムカップ 57.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(前脚・胴はやや短い)、やや太い、角度普通(蹄は寝る)。標準飛節。 重めの芝のマイル~中距離前後向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、重めの芝の1800m前後◎? 荒れ馬場○?道悪▲-? 先行力:F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)? キレ:E-? 持続力:F(甘め)? 総合力:E(甘め)?相当
 母:ラドラーダ、全兄:レイデオロ。 祖母:レディブロンド、おじ:ゴルトブリッツ。 3代母:Wind in Her Hair(愛)



トーラスジェミニ(想定 56.0kg)
短評:(函館記念2020 予想)
 全体的なスピードに優れる千八巧者?
 ここでの不安は、距離延長。
 ハイペースのマイル~芝1800mで能力を発揮していて、距離延長・末脚の総合力に不安があります。血統的にも全体的なスピードは強調できても、末脚の上積みには期待薄で、ここでは厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:20'巴賞 56.0kg)
(ツナギチェックなし) 血統は1800m前後向き(?)で、重めの芝の1800m前後◎?(マイル○? 2000m▲?) 荒れ馬場・道悪? 先行力:E-? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)? キレ:F-(甘め)? 持続力:E-(甘め)~F? 総合力:E(甘め)~E-↑?相当 いとこ:トウシンイーグル



カウディーリョ(想定 55.0kg)
短評:(函館記念2020 予想)
 ワンペースの末脚に優れる中距離~中長距離馬?
 ここでの不安は、実力不足。
 能力の特徴は函館記念に向いていますが、近走までに見せた総合力・実力では不足すると思われます。血統(父:キングカメハメハ×母父:SS×母母父:Potrillazo。 母:ディアデラノビア)的にも欧州型のスタミナ、米国型のダート・小回り適性に期待しづらく、厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:20'メトロポリタンS 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(後脚やや長い)、太さ普通、角度普通。標準飛節? 標準的な芝の中距離向き、血統は中距離向き(?)で、標準的な芝の中距離◎? 荒れ馬場・道悪▲? 先行力:F~F(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:F-? 持続力:E-(甘め)? 総合力:E-↑~E-?相当 斤量少注↓(やや小柄↑) 急坂▲+?(頭高い)
 母:ディアデラノビア(半姉:ディアデラマドレ、半兄:ディアデルレイ、サンマルティン、ドレッドノータス)


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