京成杯2021予想
キズナ産駒成功の法則

Apollo
09期 予想歴18年

◎アクセル
  8着/9人気

○テンバガー3着/6人
▲タイムトゥヘヴン2着/2人


言うまでもなく、日本の生産界の頂点に立つのがノーザンF。

昨年は重賞58勝。今年も既に4勝しています。

今年の新種牡馬の中で、ノーザンFが最も力を入れているのがモーリス。

しかし、モーリス自身の覚醒が4歳時だったように、重厚な欧州血統のため、若駒戦では苦戦している印象です。

シンザン記念でのワンツーでやっと重賞を勝ちましたが、本質的には古馬になってから活躍する馬が多いのでしょう。

6月にダノンザキッド・ワンダフルタウンと同じ新馬戦で、ルメール騎手を背にデビューしたテンバガーは、ノーザンFのモーリス産駒の中でもエリートと言える存在。

この馬がサッパリとなると、モーリスの種牡馬としての価値に黄信号が点灯します。

そもそも6月に使われており、今回も牧場でしっかり仕上げているはず。6番人気なら期待していいでしょう。


昨年の新種牡馬だったキズナは、初年度の世代が重賞7勝の大活躍。しかもその全てが非ノーザンF生産馬だったのですから、若駒戦におけるキズナ産駒の凄さが分かります。


2~3歳限定芝重賞のキズナ産駒成績
8-3-5-54 勝率11.4% 複勝率22.9%
単回収率216% 複回収率86%


重賞を勝つキズナ産駒の特徴として、
・重賞8勝のうち6勝が1コーナー5番手以内
・母父がスピード型であること
が挙げられます。

特に勝利のほとんどが先行によるものというのは、ディープインパクト系のイメージからして意外です。


ということで、本命はキズナ産駒のアクセル。

キズナ×母父タイキシャトルの組み合わせは、昨年の京成杯勝ち馬クリスタルブラックと同じ。前走は逃げ切っており、キズナ産駒の成功パターン「先行」「母父スピード型」に合致します。


キズナ産駒は脚長で、末脚の絶対値よりも持久力が武器であるため、「勝ち方が地味に見える」、つまり人気になりにくいのも特徴のひとつ。

CWで時計を出せていますし、タフな中山2000でも力を出せるはずです。


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >