日本ダービー2021予想
これからのダービーポジションは「4角5番手以内?」

夏影
14期 予想歴38年

◎グラティアス
  8着/10人気

○エフフォーリア2着/1人
▲バスラットレオン15着/12人
△ステラヴェローチェ3着/9人
×ヨーホーレイク
×タイムトゥヘヴン


・現代版ダービーポジション

昔は「1角10番手以内」と言われたダービーポジションだったが、出走頭数が18頭になり、更にサンデーサイレンスが種牡馬として導入された事により、スピード化と瞬発力化が進み、いつしか死語と化した…ように思えたが、そうでは無かった。
ダービーポジションは、ここに来て更にシビアさを増して復活していたのである。

ここ4年の傾向を見てみると、馬券に絡んだ馬(3着以内)の4角の位置取りにかなり偏りがある事が理解出来る。

4角5番手以内(66.7㌫)

コントレイル
ロジャーバローズ
ダノンキングリー
ワグネリアン
エポカドーロ
コズミックフォース
レイデオロ
スワーヴリチャード

4角6番手以降(33.3㌫)

サリオス
ヴェルトライゼンデ
ヴェロックス
アドミラブル

条件をさらに連対馬(2着以内)に絞ると…

4角5番手以内(87.5㌫)

コントレイル
ロジャーバローズ
ダノンキングリー
ワグネリアン
エポカドーロ
レイデオロ
スワーヴリチャード

4角6番手以降(12.5㌫)

サリオス

更に勝馬のみに条件を絞ると…

コントレイル
ロジャーバローズ
ワグネリアン
レイデオロ

全てが4角5番手以内。
4角6番手以降の位置取りでは、連対すら絶望的という数字が出ている。

ここ4年のダービーは、前向きさと体力依存度が増している傾向にあるという事になる。
そこで気になるのが、有力馬2頭である。
エフフォーリアは前走2か月レース間隔を開けたにも関わらず10kg減と体力ストックをかなり削り取ってしまっての皐月賞激走。
この中間で馬体が戻るか?が鍵になりそう。
軽く体重を戻してくるようなら、評価をもっと上げる予定。
体力依存度が増せば増すほど牡馬の体力的アドバンテージが増し、牝馬であるサトノレイナスには不都合傾向になる。
それでなくとも、これまで後方からレースを進めてキレを生かして来る馬である。

注目したいのは、体力があり前向きさもある馬。
常に後方で競馬するような馬は前向きさや体力に疑問があるので、評価を下げたい。

バスラットレオン参戦により、高速決着になる可能性もあると考える。
そういった考慮に入れ、マイル競馬の経験、トニービンの血やスプリント血統の保有などに注目してみたい。

・今週の馬場読み

昨日のレースを見る限り、スローの流れから上がり勝負に持ち込まれるパターンがほとんど。
上がりが極端に速くなり、ラスト1ハロンのラップはパタっと止まる傾向にある。
基本的にはレース後半のトップスピードか問われている印象。
8Rで3歳1勝クラス2400㍍の平場戦が行なわれており、2.23.8の速い勝ち時計が出ている。
前半は1000㍍の通過が61.1とややスローの流れだったが、800㍍通過後から11秒台のラップが7ハロンも続いていた。
やはり、マイルの追走スピードがある馬にはかなり有利に働くと見る。
マイル経験のあるサトノレイナス、ステラヴェローチェ、バスラットレオンは面白そうだが、当然このスピードでの追走となる事から、道中後方にいるようでは話にならないだろう。
経験が無い馬なら、血統的なスピードの裏付けくらいは欲しい。

・結論

◎グラティアス

デビュー以来馬体を増やし続け、体力ストックが豊富。
前走は大外枠に入り、位置取り悪く凡走。
今回先行出来るようなら、「差し→先行」位置取りショック。
体力ストック量が存分に活かされる。
今回は内過ぎず外過ぎず良い枠に入った。
父ハーツクライ、母父リザードアイランドと「中長距離型+スプリント型」とダービー向きの配合。
これまでの競馬っぷりからも、前向きは十分過ぎるほどある。
しっかりダービーポジション内で競馬が進められるはずだ。
トニービンの血を保有しており、バスラットレオンが高速決着の流れに持ち込むようなら、更に期待値は上がるだろう。

○エフフォーリア

前走圧勝と力量は確かだし、前向きさもある。
馬体減が心配だったが、どうやら多少馬体を戻しての出走となりそうでひと安心である。
トニービンの血を保有しており高速競馬の流れに対する適性はあるが、スピードを補完する血が無いのがネック。
マイル質のスピードが問われた時に対応出来るか?が鍵。
皐月賞は、前半後半共に1.00.3の流れ。
稍重馬場で、いかにも中長距離的な体力が問われたレースだった事も確かだ。
ダービーよりも、菊花賞の向きだと思っているので、ここがクリア出来れば三冠は濃厚だろう。
良い枠に入ったし、きっちり結果を出して欲しい。

▲バスラットレオン

マイラーのイメージが強いが、札幌2歳Sでは牝馬2強相手に好走した経験を持つ馬でもある。
マイル→中距離レースの体力的なギャップに苦しむような事は無いだろう。
昨年の京都2歳S時に馬体を20kg増やして以来、馬体の大きな変動も無ければ成績も安定。
精神的に非常にどっしりした感じがあり、距離延長に対応出来るはず。
レース間隔は詰まるが、前走はスタート直後落馬で全く競馬をしていない。
疲労も皆無と見て良いだろう。
父キズナ、母はサドラーズウェルズ系✕ダンチヒ系とヨーロッパご用達血統だが、実際にはマイル重賞で通用するスピード、逃げて最速上がりが出せるほどの気の良さ、体力、持続力を持ち合わせた馬だ。
大外枠となったが「ものは考えよう」、揉まれない枠でもある。
前々走の1000㍍通過が58.5。
それでいて、余力を残して最速上がりを叩き出している。
今回59秒台で通過しても、この馬にとって「どスロー」の流れ。
外枠からでも十分にハナを奪えるはずだ。
イメージ的にはダノンプレミアムにちょっと似たタイプかな?…といった感じだろうか。

△ステラヴェローチェ

朝日杯2着、皐月賞3着と競馬のレベルが上がると確実性が増すように、タフな競馬が合うタイプ。
マイルの経験あり、高速決着にも対応出来ると見る。

△タイトルホルダー

常に人気以上のパフォーマンスを見せる馬。
つまりが、自分より能力のある馬相手に強い競馬を見せるという事だ。
基本的にしぶとさだけが前面に出たタイプで、ちょっと決め手に掛けるかな?…といった感じ。
勝ち切るのは難しいが、しっかり掲示板に馬番を載せてくれるのではないかと見る。
ワイド、三連紐で。

✕ヨーホーレイク

重賞を使われるようになってから体力を温存した差し競馬を続け、それでいて勝ち切れていない。
クラシック王道配合も、体力不足と見て真っ先に切りたい。

✕タイムトゥヘヴン

好走出来なかった弥生賞とNHKマイルCがこの馬の本質を語っている。
弥生賞の1着は皐月賞2着馬、2着はNHKマイルCの勝馬、3着馬はホープフルSの勝馬…つまり、G1クラスの力量を持つ馬を相手にすると、あっさり負けるような馬だという事で。

グラティアスはハマった感強く、エフフォーリアは仕上がりに関して問題も無ければ、枠順も恵まれた。
この2頭で良いかなぁ…という事で "過剰な自信(笑)" で馬券を攻めてみる。


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