プロキオンS2008予想
プロキオンS 兄弟対決と老馬の法則。

軍神マルス
08期 予想歴10年

◎ラインドライブ
  8着/9人気

○ワイルドワンダー2着/1人
▲シルクビッグタイム5着/3人
×ゼンノパルテノン


★傾向分析★
2004年 タイム 1'22"3 (良) 1FAve=11.76 3FAve=35.27
テン34.3-12.0-上がり36.0 『前傾』
1着ニホンピロサート・・・スターオブコジーン×ニホンピロウイナー=グレイソヴリン×ハビタット 〔7-c〕 3-3
2着エイシンハンプトン・・・Dynaformer×Strawberry Road=ロベルト×ニジンスキー 〔14〕 7-6
3着インタータイヨウ・・・ダンスインザダーク×Forty Niner=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔14-f〕 3-3

2005年 タイム 1'21"9 (良) 1FAve=11.70 3FAve=35.10
テン33.9-11.7-上がり36.3 『前傾』
1着ブルーコンコルド・・・フサイチコンコルド×ブライアンズタイム=ニジンスキー×ロベルト 〔7-c〕 5-2
2着サンライズキング・・・キンググローリアス×ノーザンテースト=ミスプロ×ノーザンテースト 〔22-d〕 2-2
3着テイエムアクション・・・フジキセキ×ダンシングブレーヴ=サンデーサイレンス×リファール 〔1-w〕 7-5

2006年 タイム 1'22"0 (良) 1FAve=11.71 3FAve=35.14 ※京都開催のため参考外。

2007年 タイム 1'22"7 (良) 1FAve=11.81 3FAve=35.44
テン33.4-11.9-上がり37.4 『前傾』
1着ワイルドワンダー・・・ブライアンズタイム×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔12-b〕 10-11
2着リミットレスビッド・・・サンデーサイレンス×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔16-a〕 8-8
3着ドンクール・・・ジェニュイン×ヤマニンゼファー=サンデーサイレンス×ハビタット 〔7〕 7-5

流れはテン-上がりのラップ差から『前傾』が基本。前にきつい流れのはずだが、前にて展開した馬の好走が多く、ダート質な流れで踏ん張れるタイプが狙い目か!?

血統の傾向は、ロベルト系の好走馬が多く、毎年のように好走しています。
流れ的には『前傾』のダート質な流れなので、ミスプロ系の先行馬も適性は合うはず。

またこのレースは1番人気が圧倒的に強い傾向。それから外枠の好走が多いのもポイント。
リピーターの好走も多く、コース好走馬には注意。

★予想★
◎ラインドライブ・・・グラスワンダー×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔12-b〕
07年1着馬ワイルドワンダーの半弟。ロベルト系グラスワンダー産駒で、流れの弛まないワンペースの展開に向くタイプ。重賞初挑戦にて鮮度は高く、ロベルト系に相性の良いレースということと半兄の好走から適性は向いているはず。No.〔12〕の牝系で、分枝記号bは、鮮度の高い条件での好走が多く、重賞初挑戦はプラス要因。好走に期待する。

○ワイルドワンダー・・・ブライアンズタイム×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔12-b〕
07年1着馬。本格化して好走持続中。リピーターの好走が多いレースなので好走の可能性は高いと思うが、老馬の法則より鮮度は落ちていると考える。なので中心と思うが、軸馬候補と評価する。

▲シルクビッグタイム・・・Deputy Minister×Mining=ヴァイスリージェント×ミスプロ 〔2-b〕
前走ユニコーンS2着馬。今年の3歳馬のダート馬は、レベルが高いと考えて、53kgの軽量に期待しての評価。馬体重もほぼ均等に推移して減っていないことから、調子は落ちはなく好走可能なヴァイスリージェント系と考える。No.〔2〕の牝系で、分枝記号bから古馬との初対戦の鮮度の高さに期待する。

△ヴァンクルタテヤマ・・・フォーティナイナー×ブライアンズタイム=ミスプロ×ロベルト 〔3-n〕
前走欅S2着。欅Sからのステップ馬は好走も多く、相性の良いステップということに期待する。外枠の先行馬で、父ミスプロ系×母父ロベルト系とレースに相性の良い配合なので適性は合うはず。No.〔3〕の牝系で成長力もあり、分枝記号nはスピードと立ち回りの巧さが特徴から、うまく流れにのっての好走を期待。


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プロキオンS2008回顧
プロキオンS ポイントは『外枠』と『ロベルト系』!!

軍神マルス
08期 予想歴10年

次走狙い:ワイルドワンダー
次走危険:ヴァンクルタテヤマ


タイム 1'22"0 (良)
1FAve=11.71 3FAve=35.14

ラップ
①12.0-②11.0-③11.6-④11.8-⑤11.6-⑥11.7-⑦12.3
1FAveとの誤差
①+0.3 ②-0.7 ③-0.1 ④+0.1 ⑤-0.1 ⑥±0 ⑦+0.6
テン34.6-11.8-上がり35.6 『前傾』

『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎

1着ヴァンクルタテヤマ・・・フォーティナイナー×ブライアンズタイム=ミスプロ×ロベルト 〔3-n〕 3-3
2着ワイルドワンダー・・・ブライアンズタイム×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔12-b〕 9-9
3着サンライズバッカス・・・ヘネシー×リアルシャダイ=ストームバード×ロベルト 〔7-c〕11-11

流れは、今年も『前傾』。ただテンは近年では一番遅く、上がりはその分速くなる結果に。テンがきつければその分の惰性が働いて逃げ・先行馬でも好走してしまうが、今回はテンが緩いため展開上の有利・不利で、差し・追込が恵まれたと考える。

ヴァンクルタテヤマは、前走欅S2着好走からのステップで好走。04年から欅S組は好走馬がよく連続して好走する傾向があり、ステップとしては有利なステップと考えます。プロキオンSは、外枠でロベルト系の血をもつ馬が良く好走していて(=04年2着エイシンハンプトン、05年1着ブルーコンコルド、07年1着ワイルドワンダーなど)、この傾向にも当てはまった馬と思います。
No.〔3〕の牝系で成長力があり、分枝記号nからスピードと立ち回りの巧さも好走要因と思います。

ワイルドワンダーは、2年連続好走。07年は1着、08年2着から老馬の法則が活きたと思われます。最近は高齢馬でも好走することが多いですが、『馬が最高性能を保っていられる時間は短い』という概念の老馬の法則は、本当に良く予想に活かせるのでいつもポイントとしておきたいと思います。またこの馬も、外枠・ロベルト系のキーワードに該当する馬でした。


サンライズバッカスは、前走東海S11着からの好走。もともと1600m・1800mでの好走が多く、前走の敗因は距離と考えると、JCD3着などの実績からも力上位と思うので、この好走は必然かも。ただし6歳で年々力の衰えはあるように思います。母父リアルシャダイでロベルト系。相性は良かったと反省します。
No.〔7〕の牝系で、阪神コースが得意なこと、距離変更ショックのききやすい牝系というのも好走の要因か!?

また来年もプロキオンSのポイントとして、『外枠』『ロベルト系』は要注意!!と考えます。


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