桜花賞2010予想

編集長おくりばんと
08期 予想歴20年

◎アプリコットフィズ
  5着/2人気

○ジュエルオブナイル18着/18人
▲アパパネ1着/1人


オッズを含めて

◎アプリコットフィズ
新馬戦で、この馬のフットワークを見たときには衝撃を受けました。1馬のある記事には、女版ディープインパクトかといった表現がありますが、そういっても過言ないくらいのものを感じました。
なので、個人的に非常に評価が高いために、恐らく一番人気なのだろうと勝手に妄想してしまい、ちょっとご迷惑をかけてしまったくらいです。
オッズを見ると、巷よりも個人的な評価が高いようで、6倍近いオッズというのは、美味しいのでは、と感じてしまいました。今後二度とこんな高いオッズでアプリコットを買えることはないかもしれない、と思っていまい、つい食指が動いてしまいました。
体の小さな馬ですが、ドリームジャーニー、ディープインパクトなど、本当に強い馬はどんな斤量でもこなすもの

馬場的にも、時計が出て、内の方が幾分良い状態で、この馬には向いているのではないでしょうか。
パドックを見ても、それほど何か輸送の影響が出たようには感じませんので。

ジュエルオブナイル
面白い馬券という意味では、他と全然違う競馬をする馬。この馬だけではないでしょうか。前へという意識をしなければどうしようもない馬というのは。

アパパネ
まずまずの枠、これほど人気するとは思っていませんでしたが、これも強い馬だと思っています。なるべく内を回ってくれば、突き抜けて不思議ないと思います。
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展開について

GⅠレースとそれ以外のレースとで、
決定的に違うのは、
「次のレースがあるかないか」
だと思う。

つまり、基本的に全てのサラブレッドはGⅠを勝つことを最大目標としている。
だから、後先考えなくてよい。
これは各馬の戦法に大きな影響を与えると思う。

次のレースがある場合、そのレースは次のレースのための練習の場でもあり、
次によりよりレースをするために、戦法を勉強する場であり、
基本的には理想的な競馬=控える競馬を練習することを心がけることが多い。
が、後先ないレースでは、練習の要素はゼロになる。
引退レースと同じ覚悟でよいわけである。
このレースを勝つためだけに、最適な戦法を選択する方に考えが働く。

よって、
積極的なレース運びをする騎手が多くなり、
結果としてGⅠレースは速く流れることが多い、
ということだろうと理解している。
魔の桜花賞ペースなどと言われるのは、
当時の阪神コースの特殊なコース形態や3歳牝馬戦であることや多頭数競馬であることと相まって生まれた言い伝えだが、
迷信ではなく、ある意味当然の現象だと思う。


私も毎年メンバーを見渡して、今年こそはさすがにスローなのではないかと考えながらも、
結局は今までそうはなってこなかった。

それは重々理解しているつもり。
だがしかし、本当に今年こそは、
どれが引っ張るのだろうか・・・
思いつかない。

シンメイフジはフラワーCで行って大失敗をしてしまったし、
ブリンカーさえ着けて臨むかどうか怪しい。
モトヒメ、レディアルバローザ、ワイルドラズベリー、ジュエルオブナイルあたりは、
スピードタイプの馬ではあると思うが、逃げを得意とする馬ではない。

今度という今度は、
何も行かずにスロー、
ただ人気のアプリコットフィズやアパパネは好位置でレースをするタイプでもあるから、
早めにペースアップする感じではないかと思うのだが、どうだろうか・・・
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各馬の評価について

この世代の馬の走り方やパフォーマンスを見てきて、
今までずっと、アプリコットフィズが一番だ、と思って色々なところに書いてもきましたが。
結局馬柱が目の前に来てしまうと、
ひとつのレースとしていつも通りに自分の形で予想してしまっている自分がいました。

やっぱり自分の場合、斤量に違いが出るレースというのは、
それをある程度重視してしまったりするのです。

アパパネ
走り方を見て、ピッチ走法で内枠向きの馬だとずっと思っています。
ガサもあるし、馬込に入っても大丈夫な気もします。
ですが、とにかくずっと外枠ばかり引いていて、
それで嫌って馬券を買わないのですが、
それでも毎回ちゃんと結果を出してきています。
単純に外枠向きの馬なのではないのかと、普通なら思うところですが、
ここは自分の考えを通してみます。
内枠なら◎。外枠なら無印にします。

コスモネモシン
小さな体でも前走で55キロをすでに克服したというのが大きいと思います。
このメンバーの中で55キロを克服した馬というのはたった一頭。
このアドバンテージは大きいと考えています。
跳びも綺麗で、広いコースは大丈夫、むしろ向いているようにも感じます。
唯一不安点は、
メンバー的にスローに流れるのではないかと見ているので、
33秒台で上がる脚があるのかどうかわからないこと。
スローになりそうな気配が強まればちょっと考え直さなければいけないかもしれません。

シンメイフジ
瞬発力勝負では32.9で上がった驚異の脚を使えるという、確固たる武器を持った馬です。
そして、ここに至るまで、大きく出遅れてしまったり、今度は前に行きすぎてしまったりと、色々失敗をしてこれたというのが大きいと思います。
失敗してこそいろいろわかったことが、本番で活きるものだと思います。
55キロも一度背負いこなせたようですし。
跳びが綺麗で、中山1800よりは今回の方が確実に良いと思います。
減点材料がありませんでした。

アプリコットフィズ
素晴らしいフットワークをする馬で、
広い2つコーナーでの今まで2レースのパフォーマンスは抜群。
小柄なので斤量を気にしないかだけが不安要素。

アニメイトバイオ
首が高めの走りで、末がすぱっと切れるタイプではなく、
ある程度速めの流れになってもらって浮上するタイプのような感じで思っているので、
緩め想定の今回は・・

エーシンリターンズ
小さな走りで、ここのところずっと内枠を引けて、
自分の力を最大限出せているように感じます。
まずは内枠を引くことが前提だと思いますが、
引けたとしても、この相手にどこまで通用するか、
すぱっと切れる脚があるかどうかもちょっと未知なので遠慮します。

オウケンサクラ
これも小ぢんまりした走りで、
4つコーナーを上手に回って来る競馬が合っていたと思います。
長い直線ですごい脚を使えるタイプには思えません。

ギンザボナンザ
これも器用そうなタイプの走りで、
ひいらぎ賞とアネモネSは中山1600内枠からどんぴしゃの競馬。
今回もまずは内枠が前提ですが、
内枠だとしても、今までのパフォーマンスだけからでは、
上位に来ることを想像しづらいところです。

サウンドバリヤー
これもそれほど迫力ある大きな走りの馬ではなくて、
2度の勝ちは内回りコースの速めの流れで、若干展開がはまった感がありました。
長い直線での外から全部面倒見れるかは、よくわかりません。


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