天皇賞(春)2010予想
ダイヤモンドSから参戦?

クライスト教授
10期 予想歴31年

◎トウカイトリック
  9着/6人気

○エアシェイディ17着/9人
▲マイネルキッツ2着/4人


 正直なところ『藤田以外のベテラン競馬学校卒騎手はどこに行ったの?』と言いたいほど。
 フォゲッタブルを連軸にすれば妥当なのは分かるが、いくら長距離得意とはいえダイヤモンドS以来のローテ出走ではとても軸には推せない。たしかに弱そうなメンバー構成の天皇賞(春)だが、もしフォゲッタブルがあっさり勝つようならば、他の調教師は自厩の管理能力を大いに恥じるべきだろう。
 そこでトウカイトリックを仕方なく本命に・・・正直、馬主さんだけがまともなだけで厩舎・牧場はあてにならない存在。阪神大賞典を勝ってきたというその点だけで本命にしただけ。
 厩舎・牧場から対抗にエアシェイディを選択・・・日経賞少差2着というのもあるが、もう1頭のエアに岩田康が騎乗する以上はシェイディを軽視する訳にはいかなくなってしまったのが大きい。まさかジパングが馬券になってシェイディが消えるとは考え難いので…
 悩んだ末に単穴にはマイネルキッツを選択・・・一瞬ジャガーメイルと迷ったのだが、高松宮記念を四位騎手で制したのと同じ馬主ではさすがに勝ちはないとみたのだ。もちろん桜花賞を勝った国枝厩舎も勝つまでは至らないだろうが、牧場・馬主が違うのでまさかの連覇もおかしくない可能性が残っている分こちらを選んだ…
 一番残念だったのはメイショウベルーガ(牝)に福永くんを起用してきた池添厩舎。ドリームジャーニーの回避でお手馬の池添くんを戻せばいいのに戻さなかったことが残念でならない。いくら牝馬でしかG1を勝てない騎手とはいえレースは「天皇賞」なのだ。関西一の恵まれ騎手が恵まれた馬に乗せてもらっているのも気に入らないが、実は予想段階で、『春天を牝馬が勝ったら忘れられないレースになるかも』と思っていたのだ。ところが彼が乗ってまかり間違って勝ってしまったら、競馬ファンから『父親のおかげで1000勝以上勝たせてもらっている騎手がまたヤラセで勝ちやがった!』と思うのは間違いないからだ。
 彼が勝つくらいなら、池添くん騎乗のミッキーペトラ、後藤くんから騎乗変更の幸くん騎乗のカネトシソレイユ、果てはメジロマックイーン降着繰り上がり天皇賞ジョッキー江田くん騎乗のトーセンクラウンが勝った方が今後のレースのためには遥かにマシ。
 最後にこれだけは言い切れる…『天皇賞(春)史上最低メンバーの盾争い!』


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天皇賞(春)2010回顧
可哀相な内田博と安藤勝

クライスト教授
10期 予想歴31年

次走狙い:フォゲッタブル
次走狙い:ジャミール
次走危険:エアジパング
次走危険:メイショウドンタク


 騎手の立場から察して、過剰な人気を背負わされた内田博と安藤勝の2人に同情する・・・
 フォゲッタブルはTRを使えなかった時点で敗戦濃厚だった訳だが、そこに関東を基点とする内田博騎手が起用されたのはやはり解せない騎手起用。負けるべくして負けた馬に乗らされた内田博はババを引かされたようなものだろう。
 またアルナスラインの伏線を引きずって乗らされた安藤勝騎手も同じ。お手馬ではあるが、別定戦とはいえ前走が軽い斤量で好走させたジャミールに過度な期待が懸けられ過ぎたといえる。もちろん安藤勝が下手な訳じゃなく、所詮はアルナスラインが2着した菊花賞では和田くんが、また昨年2着に負けてしまった時には蛯名くんがというように、ここ一番でイマイチの騎手しか起用できない厩舎格が招いた敗戦。つまるところ厩舎が天皇賞(春)に好走する実力がなかっただけで、安藤勝もババを引かされたようなものなのだ。よって上記2頭は次走の期待馬になるという訳だ。
 危険馬2頭はもっと単純。エアジパングは岩田騎手のおかげで好走できたもの。またメイショウドンタクは、自爆覚悟の引っぱり競馬が偶然功を奏しただけで騎手の技量など評価の対象にもならない。ある意味、ヤラセなしの裏返しではあるが…
 それにしても今回の天皇賞における騎手の起用は不可解なことばかり。
 今一番勢いのある横山典は使われなかったし、四位くんもホクトスルタンの回避で不出走。早々にドリームジャーニーが回避したのに主戦の池添くんはミッキーペトラに乗るしかない状況。挙句は同じ馬主のド人気薄が好走してしまったメイショウベルーガには○○息子が起用される始末。
 おかげで来週のNHKマイルのリルダヴァルも危険度ばかりが増し、余計にダノンシャンティとサンライズプリンスに人気が集中してしまいそう。(私が主催者側の立場にあれば絶対にこんな○○息子など起用させない。売上げを落とす騎手が一番困るから…)


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