NHKマイルC2010予想
東京11R NHKマイルC

影虎
08期 予想歴16年

◎サンライズプリンス
  4着/2人気

○パドトロワ16着/17人
▲レト7着/9人
×リルダヴァル


馬連④-⑬が3倍台…。

オッズが示す通りこの2頭が抜けている気がします。

しかし昨年は1分32秒台の決着となり、その時計でれば人気馬も実績的にまるで保証はありません。

過去5年程度の結果を見ても、うち3年は雨が降り馬場状態が悪化したうえでの結果。今年は天候も良く、昨年と同様に1分32秒台の決着になるのではないかと思います。となると、能力、実績から想像すると必ずしも上位2頭のオッズが適正なものでは無いはず。主観的期待値の匙加減で評価します。

天候が良く非常に速い馬場状態ということで昨年の結果のみ特化して参考にすると昨年はマイルを1分32秒台で走ったような実績の馬は1頭も居ませんでした。上位4頭は人気薄で占められ、その4頭に共通するような傾向が存在すれば、穴馬の発掘に参考になります。

昨年の上位4頭で注目したいのは血統。1着馬はダート勝ち鞍もあり、母父はフサイチコンコルドでブルーコンコルドを輩出。2着はタイキシャトル×ストームキャットでメイショウボーラーと同じ配合。3着馬は父アグネスデジタル。4着馬は父シンボリクリスエス。共通するのはフェブラリーSで好成績を収めているような血統であると解釈出来ます。

更に4頭とも前走は4コーナー2番手以内の競馬。つまりダートのトップクラスで好走するような持続的な脚を使う血統的な下地があったうえで、近走の実績が実際積極的な競馬をしていることによって、NHKマイルCが良馬場の高速決着となることに対応力が高いのではないかと推測します。

本命は④サンライズプリンスとしていますが、この馬は前走の内容が圧巻。4コーナー2番手以内で競馬しており母父ワイルドアゲインということで血統面でも問題無く説明する馬ではありません。

穴として注目したいのは⑧パドトロワ。前走1番人気ながら離されて負けたので人気が大きく落ちていますが、父の父はミスプロ系のエンドスウィープでラインクラフトで実績があり、母父はカネヒキリを輩出しているフジキセキ。そして前走は4コーナー2番手以内の競馬をしています。昨年もグランプリエンゼルが時計面でも距離面でも実績不足ながら台頭したことを考えると、この馬も台頭して不思議無いように思います。

3番手は⑯レト。前走の位置取りと血統面では定義した条件に不足がありますが、ここ2戦、異なる条件のマイル戦で崩れていないことを評価したいと思います。京都で惨敗していますが、この時は距離延長。同距離で出走した場合は崩れておらず、東京の方が中山マイル戦よりタフさは軽減されるはず。各馬が未知の決着時計に対して走る時は往々にして近走異なる条件で崩れていないようなタイプがそのまま好走することがあります。

後は⑰エーシンダックマン。前走の逃げ切り内容がマイル戦に実績が無い為に父サクラバクシンオーということからもあまりにも軽視されている印象です。

⑬ダノンシャンティは父フジキセキで血統面は問題無いですが、やはり緩い流れで競馬し続けてきたことと、この後にダービーを控えていることを考えると積極的な競馬はしないはず。時計的実績が無いので人気ほどには…と受け止めます。押さえまでに。

馬券は評価した馬5頭の馬連ボックスを。


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >