08期 予想歴10年
◎ミストラルクルーズ
8着/9人気
○フィールドベアー2着/1人
▲トウショウシロッコ13着/11人
×エリモハリアー
×コンラッド
★傾向分析★
2004年 タイム 2'00"6 (良) 1FAve=12.06 3FAve=36.18
テン35.2-中盤48.6(3F換算36.45)-上がり36.8 『前傾』
1着クラフトワーク・・・ペンタイア×パドスール=ノーザンダンサー×ネヴァーベンド 〔22-d〕 １０－９
2着ファインモーション・・・Danehill×Troy=ダンチヒ×フェアウエイ 〔11〕 ９－６
3着ワイルドスナイパー・・・バブルガムフェロー×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔21〕 ３－２
2005年 タイム 2'00"7 (良) 1FAve=12.07 3FAve=36.21
テン35.8-中盤49.2(3F換算36.90)-上がり35.7 『一貫・中弛み』
1着エリモハリアー・・・ジェネラス×ブレイヴェストローマン=ニジンスキー×ネヴァーベンド 〔9-f〕 ４－３
2着ブルートルネード・・・ジェイドロバリー×シンボリルドルフ=ミスプロ×マイバブー 〔9-f〕 １－１
3着ウイングランツ・・・ダンスインザダーク×Alysheba=サンデーサイレンス×レイズアネイティヴ 〔9-f〕 ７－５
2006年 タイム 2'05"1 (やや重) 1FAve=12.51 3FAve=37.53
テン35.5-中盤50.2(3F換算37.65)-上がり39.4 『前傾』
1着エリモハリアー・・・ジェネラス×ブレイヴェストローマン=ニジンスキー×ネヴァーベンド 〔9-f〕 ６－５
2着エアシェイディ・・・サンデーサイレンス×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔4-r〕 ３－３
3着マヤノライジン・・・マヤノトップガン×Danzig=ロベルト×ダンチヒ 〔2〕 ６－５
2007年 タイム 2'02"8 (良) 1FAve=12.28 3FAve=36.84
テン37.1-中盤49.8(3F換算37.35)-上がり35.9 『加速・中弛み』
1着エリモハリアー・・・ジェネラス×ブレイヴェストローマン=ニジンスキー×ネヴァーベンド 〔9-f〕 ６－６
2着ロフティーエイム・・・サンデーサイレンス×Lord Avie=サンデーサイレンス×ターントゥ 〔2-b〕 ４－４
3着サクラメガワンダー・・・グラスワンダー×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔13-c〕 ７－７
流れは、テンが速く上がりのかかる傾向になりやすく『前傾』になりやすいと考える。
『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
しかし、小回りローカルコースなので直線が短く基本前が有利ということもあり、先行・差しが中心。
血統の傾向は、ニジンスキー系・ダンチヒ系・ノーザンダンサー系・ロベルト系・ネヴァーベンド系などから欧州スタミナ型が強い傾向。
これらの血統は、凱旋門賞好走の多い系統。このことからも函館芝は欧州型と思われます。
牝系の傾向としては、No.〔2〕〔9〕の牝系の好走馬が多いです。これらの牝系は本来東京コースなどの直線の長いコース向きのはずなのですが、好走している事実から位置取りと分枝記号に着目しようかと思います。位置取りは皆先行タイプで、流れが持続型のなりやすいことからロングスパートとなることで好走するのでは？と考えます。ただ位置取りが後ろ過ぎると小回りコースの外を通らされることになるので届かずという結果になるのではないでしょうか？No.〔9〕の牝系の好走馬は皆分枝記号f。分枝記号fは休み明けを苦にしないが、叩いて一変も少なく、間隔を詰めて出走したときに好走が多いのが特徴(=特に中一週のローテーションは特注)。この特性が巴賞→函館記念につながるものと考えます。
ステップの傾向は、前走巴賞組の好走が多いです。惨敗でも激走することも多く、巴賞の内容をよく考える必要あり。
またエリモハリアーはそのうち過去3年で連続好走(05年・06年・07年)していて、函館巧者は要注意。その上で函館芝2000ｍのコース実績があればなお良いと思います。しかし3年連続好走は凄い記録ですが今年もまた好走するのでしょうか！？老馬の法則から考えても、中心にはしにくいのですが...。
★予想★
◎ミストラルクルーズ・・・エルコンドルパサー×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔2-n〕
前走七夕賞2着。エルコンドルパサーは凱旋門賞連対馬でもあり、欧州型の馬場を得意とする偽ミスプロ系で、母父のサドラーズウェルズの特徴がでていていると思われる。エルコンドルパサーはサドラーズウェルズ系のように成長力に優れ、ソングオブウインドやアロンダイトのように本格化すると連続して好走する傾向が強い。母父はサンデーサイレンスでソングオブウインドと同配合だし、母父はニジンスキー系でこのレースとは相性が良いと考える。適性は高いと思うし、七夕賞好走はフロックではないと考え、好走必至と考える。
No.〔2〕の牝系で直線の長いコース向きと思うが、函館記念はそんな牝系が良く好走するレースでもあり期待する。またこの牝系は鮮度が高い時に好走が多く、休み明け2戦目ならば鮮度は高いはず。分枝記号nは、立ち回りの巧さが持ち味のため小回りコースを起用にこなすはず。
○フィールドベアー・・・フジキセキ×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔3-d〕
前走巴賞1着馬。函館巧者で8戦7連対(3-4-0-1)。フジキセキ×トニービンからドリームパスポートの影武者のイメージで、よく好走するが少し足りないのはご愛嬌。函館記念は昔はトニービン重賞でもあり、母父トニービンは向いているはず。
No.〔3〕の牝系で、5歳は十分好走可能な年齢。分枝記号dは、前走好走→次走連続好走が得意技。勢いにのっての好走に期待。
▲トウショウシロッコ・・・アドマイヤベガ×ニッポーテイオー=サンデーサイレンス×リファール 〔23-b〕
前走巴賞7着(0.3秒差)。アドマイヤベガ産駒は前走僅差好走で、勢い持続して好走する傾向がありその特性に期待する。また人気で不発、人気の落ちたときに好走する名脇役タイプの特性も今回活きると考える。またアドマイヤベガの母父はトニービン、期待したい。
No.〔23〕の牝系で、タップダンスシチーやセイウンスカイなどのような強気の先行策が合う牝系。分枝記号bは、やや晩成傾向で使い減りしないタイプが多く、休み明けを叩いた効果に期待する。また鮮度の高さでの好走にも期待する。
△トーセンキャプテン・・・ジャングルポケット×サンデーサイレンス=グレイソヴリン×サンデーサイレンス 〔2-i〕
前走巴賞4着(0.2秒差)。小回りコースでは追込は外を回らされるため流れが向いても届かずが多く、巴賞も『前傾・中弛み』の流れで追込有利な展開ながらも届かず。前走を教訓にして今回前に行きそうな位置取りショックに期待するのと(もともと前で展開するタイプなので)、父トニービン系×母父サンデーサイレンス×母母父ニジンスキー系で相性は良い配合と考える。
No.〔2〕の牝系でミストラルクルーズとは同系。一緒の好走に期待する。
ピサノパテックは母父マルゼンスキーでニジンスキー系。その点で怖い存在。No.〔10〕の牝系で、牡馬の場合スピードに富むタイプが多いことから適性が少し異なると考えて評価をおとす。分枝記号dなので前走の勢い持続しそうだが、ここは目をつむって消しにて勝負。
エリモハリアーは、3年連続好走中で適性はずば抜けて良いと考えるが、4年連続同重賞好走というのは老馬の法則から考えても可能性は低いと考え、思い切って消しにて勝負する。ここで好走するなら函館の鬼としか言いようがないはず。
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