ダイヤモンドS2024予想
間違っても、馬体の小さな牝馬を買ってはいけない

夏影
14期 予想歴41年

◎テーオーロイヤル
  1着/2人気

○ニシノレヴナント7着/4人
△ハーツイストワール4着/5人
×サリエラ
×ワープスピード


 少頭数の超長距離戦。「気の良さ」と「体力」が必須条件。
 多頭数の中距離線と違い、力勝負して凌ぎを削り合っている馬を相手に対し、死角からどさくさ紛れに差す…という競馬を成立させる事が困難である事。馬混みに入れる事が出来ない為、精神依存タイプの馬には終始気持ちに余裕を与えてしまい、窮地を切り抜けうとする気持ちが切れてしまって維持出来なくなる事が理由に挙げられる。
 どんなにスタミナがあろうが、基本スローで流れる。スタミナ以上に、スローで折り合える気の良さと、馬体を併せての力勝負で競り落とす為の体力が非常に重要となる。だから、間違っても「馬体の小さな牝馬は買ってはいけない」のだ。
 馬体の小さな牝馬は非力な為、馬体を合わせて叩き合うと大抵は競り落とされる。
 スタミナは、長距離戦ではなく消耗戦で評価すべきもの。

 ここは素直に、実績のある牡馬を評価したい。プラス「3000㍍以上のレース未経験」は、レースでのアドバンテージとなる。この距離体系に慣れてしまうと、消耗を抑えようと馬自身手を抜く事を覚える。

◎テーオーロイヤル

(血統)
父リオンディーズ
母父マンハッタンカフェ

(オプション)
「G2→G3」格下げ。

 2022年で圧勝劇を演じた勝馬。その後天皇賞春3着、前走はG2連対。ハンデは力量の証で、力量が素直に問われるこの環境ならこのハンデを評価すべき。

○ニシノレヴナント

(血統)
父ネロ
母父コンデュイット

(オプション)
生涯初古馬重賞、生涯発超長距離、「2500→3400㍍」距離延長。

✕サリエラ
 いくら何でも体力不足。牡馬相手なら尚更体力補完が出来る環境でないと…。次走中距離に戻すようなら、距離短縮の体力補完が掛かる。狙うならそのタイミングだ。

✕ワープスピード

 3000㍍超3戦目。古都Sは初距離のアドバンテージ。ステイヤーズSはインを突いて差したが、明らかに力負けの内容。距離慣れし、鮮度もないタイミングで、前走以上のパフォーマンスを期待するのは酷。


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