層雲峡特別2010予想

編集長おくりばんと
08期 予想歴20年

◎タイキジャガー
  7着/5人気


そもそも競馬予想というのは他の人たちの考えの総体であるオッズとの戦いだから、他の人が気付かないような要素を見つけてくること、他との差異づけをすることが大事だと思う。

そこへきて自分が強調したいと思っている要素のひとつはゲート。

なぜかというと、レースが終わってみると敗因や勝因としてゲートのよしあしが語られることが多いが、予想段階ではほとんど語られることがないから。

個人的にはやはりゲートは非常に重要な要素だと思っているし。そして予想し得る要素でもあると思う。たしかにそのときどきでタイミングが合う合わないはあるが、タイミングを合わせるのが上手い馬下手な馬はいるし、出足がつきやすい馬つきにくい馬はいる。

このレースなどはゲートにかなり注目したい研究対象競走。

人気馬含め、ほとんどの馬が、出遅れ率が高いか、もしくはもともと出足がつかないダッシュの遅い馬。
しかも札幌1700の小回りだから、最初のコーナーまでのポジション取りという意味でもゲートが比較的重要だろうし。

ラヴィンライフ、チャリティショウ、スズカフレーム、バアゼルリバー、アナモリ、ヘリオスシチー、マイネルパルティア、リアルヴィクトリー、フリソはみんな出遅れ癖あり、前科あり。

その中になっては唯一ゲートセンスの良いタイキジャガーに注目したい。
こんなメンバーは本当に極端だから、すごくうまくいけばスタートした瞬間に3馬身分くらい得する可能性さえある。
一番鍵を握りそうなのはディオスクロイで、これは行ければがんがん行きたいが、思い切り出遅れる可能性もけっこうある。
これのタイミングが合ってしまえばかなりきつくなるが、もし出遅れてくれればもらったといっても過言ではない。
それで10倍つくのなら十分美味しい馬券ではないかと。

タイキジャガーについていえば、1600~1700という距離に特化した馬だと思う。
硬くて小さい走り方からすれば東京1600は向いていなそうだが実際実績があるのは距離が良いからだと思う。
そういう意味では札幌1700などは小回りでもあるし最適条件ではないか。


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