タイム 1'57"9 (良)
1FAve=11.79 3FAve=35.37

ラップ
①12.4-②11.2-③11.2-④12.6-⑤11.9-⑥11.8-⑦11.8-⑧11.5-⑨11.6-⑩11.9
1FAveとの誤差
①+0.6 ②-0.6 ③-0.6 ④+0.8 ⑤+0.1 ⑥±0 ⑦±0 ⑧-0.3 ⑨-0.2 ⑩+0.1
テン34.8-中盤48.1(3F換算36.08)-上がり35.0　『中弛み』

『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着ドリームジャーニー・・・ステイゴールド×メジロマックイーン=サンデーサイレンス×マイバブー　〔8-c〕　１２－３
2着ダイシングロウ・・・ダンスインザダーク×ジェイドロバリー=サンデーサイレンス×ミスプロ　〔1〕　５－１
3着ケンブリッジレーザ・・・タイキシャトル×タマモクロス=ヘイロー×グレイソヴリン　〔5-h〕　１５－１１

流れは、テン-上がりのラップ差と中盤の弛み具合から『中弛み』の流れ。逃げと追込が恵まれた展開と考える。
しかし、⑤から⑩までの6Fは1FAveとの誤差から考えると持続したロングスパートの流れと思う。

ドリームジャーニーは、3～4コーナーで捲りつつ最速上がり34.4秒で完勝(0.5秒差)。斤量も一番重い上での内容から、一番強い内容と考える。またドリームジャーニーはステイゴールド産駒で、ステイゴールドはサンデーサイレンス×ディクタスの配合。ディクタスはサッカーボーイの父でもあり、夏～秋にかけて大きく成長し上昇する特性あり。その特性がステイゴールドにも出ているものと思われる。　またディクタス系はロングスパートが得意な馬が多く、サッカーボーイ産駒のナリタトップロードやヒシミラクルなどもロングスパートでよく好走していました。サッカーボーイ産駒は中京コースも得意ですが、基本は京都コースなど広いコース向き。ステイゴールドはサンデーサイレンスの器用さもプラスされ小回りコースでも対応可能と考えたい。次走にも期待する。
No.〔8〕の牝系で、叩き良化型が多く、高速時計にも強い牝系。休み明けから2戦マイルを使われて速い流れに慣れさせた上で中距離に戻すショックも好走要因の一つと思います。

ダイシングロウは、ドリームジャーニーのように早めに動いての2着。小倉芝2000ｍは長距離で実績のある種牡馬がよく好走する傾向にあり、ダンスインザダークはその傾向通りと思われる。ただここで反省したいのは、予想でドリームジャーニーを評価したときに傾向分析して傾向通りだったこの馬を危険な人気馬と考えてしまったこと。人気を背負うと脆いダンスインザダークだが、ロングスパートの流れになり持続力が問われたことが好走の要因と思います。また母父ジェイドロバリーで、使い込むと崩れやすいタイプと思うので馬体重が減り始めたこれからが不安定になるのでは？と考えます。
No.〔1〕の牝系で、小倉記念でよく好走していた牝系。来年もこの牝系は要注意と反省します。

ケンブリッジレーザは、前走博多Ｓ6着(1.0秒差)からの激走。前走博多Ｓは1着ダイシングロウや2着グロリアスウィークなどと上がりはほぼ同じで、位置取りの差での敗退と反省する。ハンデや展開が向いたこともあると思うが、母父タマモクロスが好走馬だしている血統でもあり適性が高かった馬と反省する。タイキシャトル産駒で、セカンドステージが存在する種牡馬(=ただしファーストステージと比べ好走期間は短い)。今後の期待は？
No.〔5〕の牝系で、6歳はまだ好走する年齢。極端な戦法が合い、厳しい流れに向く適性がある牝系。難儀だな～。

来年に活かしたい傾向として、
①小倉芝2000ｍは長距離実績のある種牡馬。
②グレイソヴリン系やネヴァーベンド系の持続型の流れに向く血統。
③牝系の傾向では、No.〔1〕は特注。
→次走狙い馬:ドリームジャーニー  
→次走危険馬:ダイシングロウ  

まずは、難癖をつけた調教後馬体重について。
左から前走、本競走追切り後、本競走当日の順。

ワンモアチャッター　458＞460＞456
ニルヴァーナ　482＞496＞490
ドリームジャーニー　414＞424＞422
ナリタプレリュード　492＞498＞488
サンレイジャスパー　490＞488＞478
レインダンス　484＞490＞478
ヴィータローザ　466＞482＞474
ダブルティンパニー 　492＞500＞504
ケンブリッジレーザ　506＞508＞504
ダイシングロウ　508＞520＞502
ピカレスクコート　492＞510＞502
ウイントリガー　464＞466＞472
カネトシリベルテ　458＞460＞458
ミヤビランベリ　494＞492＞496
グロリアスウィーク　466＞472＞466

敢えてコメントはしないが、このデータが今後役に立つのかどうかは各人の判断にお任せしたい。

さて、ダイシングロウはかなり頑張ったと思うが、一抹の不満が残るのは、これまでハナを切って２勝を上げている馬にも関わらず10番手から３角まくりという戦法を取ったことである。

レコードにコンマ１秒差の決着とはいえ、スピード馬場を考えれば平均ペース。

逃げたミヤビランベリも1.0秒差５着と掲示板に残っている。

番手につけ、３角からロングスパートを掛けてドリームジャーニーを突き放す。たった１キロ差しかない“酷量”を跳ね返すにはこれしかなかったのではないか。

勝ち馬は、
ちっこい馬がトップハンデで真夏にスピード馬場で圧勝→反動の予感。次は朝日CCあたりか？消そう。たしかに小回りは向いているなあ。

サンレイは終わった感あり、しばし狙いづらい。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ダイシングロウ  
→次走危険馬:ドリームジャーニー  

トップハンデをものともせずに華麗な差し切り。
２番人気の鬱憤を晴らすかの様な勝ち方でした。

ダイシングロウは斤量慣れしてくれば先の面白そうな馬だけに
これにめげず頑張って欲しいですね。

蛯名JKの言葉を名伯楽が使いましたね。
次は大きなところでジャーニーが飛躍してほしいものです。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ドリームジャーニー,ダイシングロウ     

ダイシングロウの動き一つで着順が大きく変わった。
そういうレースでした。

まずダイシングロウが中団に位置したことで、前づけかと思いきやの待機策で前はいくらか有利になると思われました。

ところが３コーナー前でカネトシリベルテをパスしてからの一気の出動で前は一気に苦しくなりました。前と同時に内で脚を溜めていた馬は渋滞の餌食に。

この展開ならドリームジャーニーはすごく楽。
ダイシングロウについていくだけで、あとは持ち前の切れをいつも通りだしただけ。完勝だし、楽勝だし、ごっつぁんですね。

もともと小器用な競馬ができないダイシングロウはこれでも気性面の成長は顕著。高い能力を行きたがる気性が阻害してきたが、これなら２０００ｍ前後のレースなら今後も楽しみ。

ごっつぁんの３着だったケンブリッジレーザはどうにも競馬が難しい馬だが、今回は展開にあまりに恵まれた。準ＯＰでは力量上位だけれども、安定感はまったくない。

ニルヴァーナは勝負どころで内で渋滞に巻きこまれて完全に仕掛け遅れ。まぁ次はちょっと気になるかな。

サンレイジャスパーとレインダンスはちょっと終わった感がありますな。
レースレベル：2
→次走狙い馬:ダイシングロウ,ニルヴァーナ
→次走危険馬:ケンブリッジレーザ,サンレイジャスパー

まず、小倉の外伸び傾向は先々週は確かに感じられたのですが、今週はありませんでした。理由はわかりませんが、芝の刈り方なので微妙に変化するもののようです。やはり毎日チェックする必要がありますね。

展開は、直線の瞬発力勝負ということでもなく、ハイペースの前崩れでもなく、途中から有力馬が仕掛けていく展開で、こういったイレギュラーな展開の分析は僕は現状得意ではないので、ずんだ餅さんなど展開型の方の分析に譲ります。

ドリームジャーニーに関しては信じるさんの言うとおり、直線の短いところ、狭いコースが良いのだと納得しました。
ピッチ走法の馬ですし、狭いコースで末脚を活かす珍しいタイプ、朝日杯のような競馬が真骨頂の馬なのでしょう。
今回５７で勝ちましたが、それでも体が小さいので斤量はやはりなお心配だと思います。今回は相手も強くなかったですしね。５８はさすがにきつそう。
そこで、では次どこで勝てるだろうかと考えてみたのですが、、、有馬記念ですね！
５７で出れるし、直線の短い中山、朝日杯を勝った中山。シルクジャスティスのような追い込みを期待したい。
次走狙い馬は、年末狙い馬の意味で。ぼくも新潟に出てきたりしたら嫌います。


ワンモアチャッターは内で詰まっていたんですね。
こういう騎乗に出くわした場合、いろいろな状況によるのだと思いますが、ぼくの基本的な考え方としては。
人気馬・能力の高い馬なら、無理に内をついたりせず、安全に外を回ってこれるように競馬すべき。
穴馬・能力の劣る馬なら、馬券圏内に来る可能性を追求して、一か八かで内を突いてほしい。もし詰まったらそれはしょうがない。と思うことにしています。
騎手としては、内を突くことのほうが危険だし、度胸の要るもの。特に日本の騎手は内を甘く開けてしまう傾向があるし。どちらかというと内を突こうという気持ちは買ってあげたいなと思います。コーナーでピッタリ内を回れない騎手もいるくらいですからね・・
時と場合によりますし、馬券を買っているとそう冷静にはなれませんけどね
→次走狙い馬:ドリームジャーニー       

パドックでは１０番がよく見えた

ペースはミヤビがきっちり注文つけてのマイペース。ただこの馬にしてはペースが遅すぎて後続も脚がたまる展開に

ダイシングロウはハンディもあったが展開を読んだ形で前半無理をせず３角捲くりで押し切りを測ったところにドリームの餌食と化した。仕方ないのかな。ハンディ差を考えてもよくがんばっているしね。

ドリームはもう走るコースは直線の短いとこの右回りと限定できるでしょう。次どこかわからないので狙いも危険もしませんでしたが新潟記念いくのなら買いたくはないですね…

グロリアスは斤量を頼りに買い目入れたのですがこの内容では時間かかりそうです。
レースレベル：3
→次走狙い馬:ダイシングロウ  
→次走危険馬:サンレイジャスパー,グロリアスウィーク