タイム 1'32"1 (良)
1FAve=11.51 3FAve=34.54

ラップ
①12.2-②10.1-③10.5-④11.2-⑤11.9-⑥11.9-⑦12.2-⑧12.1
1FAveとの誤差
①+0.7 ②-1.4 ③-1.0 ④-0.3 ⑤+0.4 ⑥+0.4 ⑦+0.7 ⑧+0.6
テン32.8-中盤23.1(3F換算34.65)-上がり36.2　『前傾』

『前傾』・・・逃げ×　先行△　差し○　追込◎

1着キストゥヘヴン・・・アドマイヤベガ×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト　１２－８
2着レッツゴーキリシマ・・・メジロライアン×バイアモン=ノーザンテースト×レッドゴッド　３－４
3着ステキシンスケクン・・・Danzig×Mr. Prospector=ダンチヒ×ミスプロ　１４－１０

例年のように『前傾』の流れではあるが、テンが32.8秒と異常に速く逃げ・先行にはきつい流れとなった今年の京成杯ＡＨ。例年ならいらないと思われた後方待機の馬が好走し上位にきたので、先行して残った馬を高く評価したいと思う。

キストゥヘヴンは、前走安田記念7着からの休み明けでの好走。今年に入り安田記念までの内容は復調期気味、アドマイヤベガ×ノーザンテーストの配合で母父ノーザンテーストの成長力が成せる業と考える。ノーザンテースト系は古馬でさらに成長する馬が多く、高齢でも侮れない特性あり。またクラシック好走後に不振に陥った馬の復活も多く(=特に母父ノーザンテーストに多い)、ダイワメジャーやアドマイヤマックスなどステージを変えて好走する特性。またアドマイヤベガは中山コースでの好走も多く、キストゥヘヴンもフラワーＣ好走歴あり。中山コース適性も十分だったと反省するが、今回の好走は展開に恵まれた分が大きいと考えます。次走東京コースは危険かも。

レッツゴーキリシマは、前走ダービー13着からの休み明けでの好走。メジロライアン×バイアモンの配合で、ノーザンテースト系×レッドゴッド系と父×母父ともに好走の多い傾向と、先行脚質を評価して傾向にピッタリと評価した馬。中山コース実績は朝日杯ＦＳ2着の実績もあり、得意コースに変わっての反撃とも思います。中山コース実績と血統、展開すべての条件をクリアした馬、来年もこの条件が嵌る馬は評価したいと思います。展開からは一番きつい競馬での好走なので評価したいと思いますが、その分のストレスはきつく東京コース替わりもプラスとは思えないので次走は危険かも。京都コースなら兄弟(ゴウゴウキリシマやゴールドキリシマなど)が得意なので、好走も可能かも。

ステキシンスケクンは、前走北九州記念9着からの好走。06年京成杯ＡＨ1着馬でもあり、中山芝1600ｍ2戦2勝の実績馬。コース適性、ダンチヒ系も好走血統から適性が向いていたと反省する。セントウルＳのシンボリグラン同様、人気が落ちていて高齢でも得意コースなら涼しい顔して好走するのがダンチヒ系。距離変更ショックも好走要因と思いますが、ダンチヒ系の特性が良く出た結果と思います。ダンチヒ系、本当に難儀な血統です。

来年に活かしたい京成杯ＡＨの傾向は、
①ノーザンテースト系、ダンチヒ系は特注。
②中山コース実績は非常に重要。
③内枠の先行馬。
上記3点セット該当馬は好走する。狙い撃つべし。
→次走狙い馬:レッツゴーキリシマ  
→次走危険馬:キストゥヘヴン,ステキシンスケクン

終わってみればノーザンテーストの入った馬がワンツーで3着にダンチヒ。
本当に血統だけ見て予想すれば3連複1点じゃないか、と言っても後の祭り。

実際、中山マイルならまず枠、展開となってしまうわけで、
少なくとも内枠先行と大外差しを一緒に買うのはなかなか難しい。

展開としては前半5ハロン55秒9というウルトラハイペースで超縦長。
おかげで大外枠のロスも抑えられてキストゥに向きました。

レッツゴーキリシマの方が強い競馬だったとは思いますが、
休み明けから完全燃焼したような内容だったので反動が怖いです。     
→次走危険馬:レッツゴーキリシマ  

まず正直レースレベルは今回判定って現段階では難しいですよね…

勝ったキスは藤田が読んだ展開に馬がきっちり応えた完勝でした。状態もかなり良くなって陣営はポリトラック効果と語ってますが結果として出ている以上そうなんでしょう。若干１４００に馬がシフトしているため今後のローテ考えて狙い馬にはしませんでしたが大崩はないと思います。

レッツゴーキリシマはパワータイプレースになって先行してなだれ込みの得意パターンで地力みせました。。

が、

次にこんなパターンにきっちりはまる条件のレースがあるのか？？って聞かれてみたら正直？？？。一応狙い馬は次に絶対狙いたいという定義であるのなら危険馬なのでしょう。

シンスケクンか後方に控える予想外の展開から手前を変えなかったにも関わらず３着まで持ってきました。なんか中山マイルの申し子としかいいようがないです。

ヤマニンが内容かなりよかったです。これは長くいい脚も使えるタイプとみます。次に府中牝馬でてくるなら重いしるし打ちます
レースレベル：2
→次走狙い馬:ヤマニンエマイユ  
→次走危険馬:レッツゴーキリシマ,リザーブカード

シンスケクン・・・やはり『中山マイル』なら３着までに来てくれると思ってましたよ！！
今まで、陣営が何を基準にレースを選択していたのか疑いたくなりますよ。
手前を上手く変えられるようになれば、コレより大きい所も狙えるのでは？？？

勝ったキストゥへヴンは厩舎の綿密なローテが功を奏した模様。
長距離輸送と酷暑の新潟を嫌い、中山開幕週にぶつけてくるなんて恐れ入りますね＾＾


ただ２着に入ったお馬さんは、実力で入着したとは考え辛いかな。
展開云々ってのが、今後も付きまといそうです。
→次走狙い馬:ステキシンスケクン,キストゥヘヴン
→次走危険馬:レッツゴーキリシマ  

秋風が涼しくなってきた中山競馬場でしたが、少し前の発走だったセントウルＳで、１着カノヤザクラ３着スプリングソングと、春の風物詩的な馬が来たと思ったら、こちらは桜花賞馬の復活でした。レースはハイペースではじめの4Fが44秒0、5Fが55秒9で通過で、出遅れたステキシンスケクンとジーンハンターがともに掲示板に入るという早い展開でした。
でもそんなハイペースよりも、向こう上面で５枠２頭が一瞬並んだ事に注目してあげてください。サトノプログレスとマイケルバローズ。お互いがお互いを意識して取り付いた中団。黄色い帽子２つが秋の西日を受けて、輝いた瞬間に僕は涙しました。

前で潰れてしまった馬の次の取捨ですが、開幕週の高速状態でハイペースになると、相当負担がかかることは事実です。Ｈペースに巻き込まれたから次走落ち着いて買い…と楽観はできません。たとえスタミナを溜められたとしても、次に走る馬場状態は今回より相当に力が要るわけですから。なのでＨペースで粘ったレッツゴーキリシマを強いとするのもまだ早いです。今回は大外ですんなりと落ち着いて勝ったキストゥヘヴンをただただ賞賛しましょう。次走狙いというよりも、このメンバーでは実力が違ったということです。17戦ぶりに桜花賞馬の復活。アドマイヤキッスの無念を少しは晴らせたでしょうか。
レースレベル：2
→次走狙い馬:キストゥヘヴン       

予想を全文引用して回顧します。

■ゲートバイアス

中山マイルはとにかく外枠不利。あまりにも世間で言われすぎていて、これによる内枠物色が進んだ馬には気を付けたいが、やはり外枠の特に人気馬は軽視したい。

→内枠物色が進んでいるのなら、逆に外枠に目を向けるのが本来の正解。まあ、2着・3着は両馬とも2枠だったから狙い自体は大きく外れてたわけではないと思うが。

■ブラッドバイアス

昨日の芝レースの傾向は、父はSS系母父は欧州型が好走。特に母父はグレイソヴリン系。開幕週の割りにはスタミナが問われる馬場の感じ。

→勝ったキストゥヘヴンの父はアドマイヤベガ。アドマイヤベガは父母父トニービンの影響が強く出る種牡馬。グレイソヴリンバイアスを感じていながら、2人気（予想段階で。最終的には3人気）ということでこの馬を深く見ることを打ち切って見落としたミス。

■逃げた馬

昨日の芝レースは6Rあったが、その全てで逃げた馬が連対。4角2番手の馬も3連対とはっきりと逃げ・先行有利のトラックバイアス。

といいつつも、逃げたい馬がステキシンスケクン・ダンツキッスツイ・ゴスホークケンと揃い、そのいずれも逃げないとどうしようもないタイプ。さすがに3頭がいくだけで決まるとは思えず、その後ろで競馬出来るタイプの方が良さそう。

→想定した通りのHP。ステキシンスケクンの出遅れは読めないとしても、好位・中団グループという読みは2着レッツゴーキリシマ（4-3-4）4着ヤマニンエマイユ（5-5-2）ということで大きく外れていなかった。

で、マイケルバローズを本命に取ったわけだけど、予想が浅かったなと。同馬を追いかけていながら富士Sで馬券を取り損なったのをどこかで取り返したいという邪心が入ってしまったのが個人的な反省。


競馬的な回顧を。

予想には書かなかったが本レースの傾向は、

・ノーザンテースト系
・レッドゴッド系
・ダンチヒ系
・リピーター

これ、今年の馬そのままだよね。

1着キストゥヘヴン
アドマイヤベガ
◎ノーザンテースト

2着レッツゴーキリシマ
◎メジロライアン
◎バイアモン

3着ステキシンスケクン
◎ダンチヒ
ミスタープロテクター
◎一昨年勝ち馬

上記した4点は来年は真っ先に押さえたいポイントとしてメモ。


次走狙い馬は特にはいないけど印象に残ったのは、

レッツゴーキリシマ
メジロライアン産駒だけにかなりスタミナあるなと。血統面からはスピードを補完されているわけではないので、走る場面は限定されそうだけど、内枠でスタミナ問われる展開なら注意したい。

クーベルチュール
1200mでいける馬だから速さ自体は苦にはならなかったけど、それでも厳しいレースを経験したと思う。これなら次走は苦→楽の臨戦になるし、ストレスも抜けるから面白そう。
→次走狙い馬:レッツゴーキリシマ,クーヴェルチュール     

キストゥへブンが実に桜花賞制覇以来の重賞勝利。

大外枠で嫌う人も居たみたいだけど、この馬は特に混合戦は外枠の方が動ける。それは完璧に読めた。けど、紐がねぇ・・・。

３歳ではサトノより下に見たレッツゴーキリシマの好走。
と、久々に安定した走りを見せたシンスケクンにやられました。

今年の３歳世代は強いのか弱いのか（笑。
休んでた間に急成長したと考えるべきか、たまたま展開が向いたのか、キリシマには参りました。

シンスケクンは私が買うと凡走し、切ると走るんですよね・・・。単に私が下手なだけなのですが。
レースレベル：3
→次走狙い馬:ステキシンスケクン  
→次走危険馬:マイネルフォーグ