タイム 2'14"6 (やや重)
1FAve=12.24 3FAve=36.71

ラップ
①12.6-②11.5-③11.9-④12.3-⑤12.9-⑥12.6-⑦12.5-⑧12.6⑨11.8-⑩11.8-⑪12.1
1FAveとの誤差
①+0.4 ②-0.7 ③-0.3 ④+0.1 ⑤+0.7 ⑥+0.4 ⑦+0.3 ⑧+0.4 ⑨-0.4 ⑩-0.4 ⑪-0.1
テン36.0-中盤62.9(3F換算37.74)-上がり35.7　『中弛み』

『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着ダイワワイルドボア・・・アグネスタキオン×Nureyev=サンデーサイレンス×ヌレイエフ　７－３
2着マイネルチャールズ・・・ブライアンズタイム×Zabeel=ロベルト×ターントゥ　〔6-b〕３－１
3着ノットアローン・・・アグネスタキオン×Machiavellian=サンデーサイレンス×ミスプロ　４－３

流れはテン-上がりのラップ差と中盤の弛みから『中弛み』の流れ。『中弛み』の場合、逃げ・追込が有利な展開だが、今年も4コーナー5番手以内の馬が好走し開催前半とやや重の馬場状態を利用しての好走と考える。

ダイワワイルドボアは、前走阿賀野川特別3着からの好走。芝2200ｍは4戦(1-0-2-1)。前2走は新潟芝2200ｍで連続3着で、中山芝2200ｍは好走歴あった馬。アグネスタキオン産駒で、前走の勢いを持続しての好走が多く、前走5着以内(=理想は着差0.5秒差以内)だと次走も好走することが多く、その特性を活かした結果と考える。母父はNureyevで大系統ノーザンダンサー系。サンデーサイレンス系×大系統ノーザンダンサー系で好走の多かった配合。狙うべき馬と反省します。
また母母父はリボー系、強気な競馬でスタミナを活かして好走するタイプが多く、その特性も好走の下地と考えます。
次走菊花賞は、セントライト記念好走馬は適性が異なることが多く苦戦傾向ですが、アグネスタキオンの特性とリボー系の底力に期待したく、人気がないなら狙いたい馬と考えます。

マイネルチャールズは、前走札幌記念6着からの好走。中山コースは兄弟も得意としていて、今回も中山適性を魅せられたように思っています。中山コース特化型と考えるので、菊花賞で好走も多いロベルト系ですが、あまり狙いたくないのが今の感想です。ただ母母父はネヴァーベンド系Mill Reefなのでスタミナは十分と思うのですが...。
またブライアンズタイムは、突然に燃え尽きるタイプがいて前走からその点が心配でしたが大丈夫そうですね。休み明けでの調整不足が敗因と考えます。今回馬体絞って好走なので、使って良くなるスパルタ型より調子また上向きになるでしょうし、当日人気との取り捨てになりそうです。

ノットアローンは、前走ラジオＮＩＫＫＥＩ賞2着からの好走。ラジオＮＩＫＫＥＩ賞好走馬はセントライト記念でも好走する傾向に沿っての好走と反省します(=03年1着ヴィータローザ、07年1着ロックドウカンブ・3着スクリーンヒーローなど)。また母父Machaivellianはミスプロ系ながら、スピード持続の流れに強く、一瞬の脚も使えるし中距離での好走も可能なタイプ。
牝系No.〔B3〕からローカルコースが得意と決め付けてしまって、消したのは反省。ラジオＮＩＫＫＥＩ賞を先行して好走するタイプは適性が嵌ると考えます。

また期待したクリスタルウイングですが、14着惨敗。馬体重+14kgが敗因でしょうか。牝系からも直線の長い広いコース向きと思いますので、次走の反撃に注意と思います。アドマイヤベガの特性活かしてほしかったです、残念。

来年への反省は、
①大系統ターントゥ系(サンデーサイレンス系・ロベルト系)×大系統ノーザンダンサー系の好走多し。
②4コーナー5番手以内の位置取りが可能な馬。
③ラジオＮＩＫＫＥＩ賞好走馬、とくに先行しての場合は適性高し。
④休み明けの春の実績馬より夏に使っていた馬。
このあたりに注目したいと思います。
→次走狙い馬:ダイワワイルドボア,クリスタルウイング
→次走危険馬:マイネルチャールズ  

１コーナーの落馬で、結果的に『春に実績を残した馬』で、前に居た２頭が３着内入着。

夏の間の成長を見極めるというには、何とも言い難いレースでしたね。

あまり良いレベルとは云えないレースかな・・・！？
→次走狙い馬:ダイバーシティ  
→次走危険馬:ノットアローン  

だったんではないかなと推測できるかなあ。時計面などみても。勝ったダイワワイルドボアは強かったかと言われたらなんか首を縦には振りにくいがしぶとかったとは思う。距離が延びることに対しては減点材料はないし右回りを克服できたことも大きいのではないかなとは思う。

マイネルチャールズはやはり行きたがってしまったね。本音を言えば春は掲示板に乗った馬。１度使っていたわけだしダービーの権利を取れなかった馬に負けてほしくはなかったかなあ。３０００米はいまの馬の気性的なものを考慮してもかなりきついと思われますね。

ノットアローンに関しては力を出しきってるしあれ以上望むのは酷ではないかなとは思います。距離延びていいとは思わないので。

ダイバーシティはパドックよく見せたの
ですが不利があったとは言えそれをなんとかしてほしかった感じがしますが１８００ぐらいの距離なら来年Ｇはゲットできるのではないでしょうか。

キングスエンブレムは最後の直線挟まれまくって競馬になりませんでした。もう１度芝の走りを見てみたいですね。

フサイチアソートはマイナス６であれだけ腹を巻き上がったように見せては…。渋い馬場もマイナスでしたね。
レースレベル：1
→次走狙い馬:ダイバーシティ  
→次走危険馬:マイネルチャールズ  

それほど速いペースでもないですが、後ろの数頭が追走に苦しみ縦長の展開。
レースは早めに動き始め、捲り合いの持久力勝負という中山らしい流れでした。

勝ったダイワワイルドボアは好位の内から進出して外めから差す教科書通りの競馬。
とてもセンスが良い感じで、スタミナもあり、内枠なのにノーマークにしたのは反省。
ただ、本番の京都外回りはセンスの良さを生かすのが難しい舞台。

2着マイネルチャールズは外差しかと思って消しましたが、正反対のイン先行。
好騎乗と言えますが、最後差し返したあたりまだ走る気もありそう。

ノットアローンは無難で買いやすい馬ではありましたが、結果も無難に3着。
前走もそうですが、どうも最後に甘くなってしまいます。しかし差せるタイプでもなく。

期待したナリタダイコクは内枠を生かしたほぼ完璧な競馬でしたが5着。
あの競馬で伸びかけて止まったのはスタミナ不足かもしれません。

追記：後方が離れていたのは落馬の影響みたいですね。
　　　　映像に映らなかったので気付かず、失礼しました。     
→次走危険馬:ダイワワイルドボア  

自分の◎が、ああいった事故にあうのは何とも心が痛い・・・。

とはいえ、落馬事故があって後ろから行く馬は大きな不利というか、参考外のレースで回顧の仕様が無い。

ダイワワイルドボアが坂道を一気に上がってきた気迫に免じ2点謙譲。
レースレベル：2    
→次走危険馬:マイネルチャールズ