今日も出遅れたが、比較的にまともに出たダンスディレクター。向正面では掛かり気味だったが、許容範囲内。4Cでは手応えよく、直線も外に出されるとよく伸びて1着。ただ今までの人気を考えると一抹の物足りなさは残る。究極の上がり勝負だったことを考えると着差は仕方ないとも言えるが…。

2着はマカハ。外を回したダンスとは対照的にこの馬は内へ。直線は内から強襲したが、前が詰まり気味だったこともあり、ブレーキを掛けながら脚を伸ばした。その分もあって2着まで。

3着はロノ。向正面はやや行きたがる感じがあるものの、行きっぷりは上々。ダンスの一つ前の位置から脚を伸ばしたが僅かに伸び負け。4Cでの手応えがダンスとは対照的にそこまで良くなかったことを考えれば頑張って入る。昇級でこの相手、今までの京都の実績を考えれば頑張っている。

4着はタマモトッププレイ。3Cでも掛かり気味だったが、道中の行きっぷりは良い。終始内々を追走して、直線も内へ。内から良い伸びを見せたが、この馬もブレーキを掛けながらの競馬。伸び負けしたのは仕方ないか。久しぶりの好走。

シンジュボシは先行するも4Cでは手応え一息。展開に恵まれたことを考えれば、不満が残る内容。1F長いにしても物足りなく。

ヒルノクオリア、ケイアイヴァーゲ、共に見どころがなさすぎてコメントしようにない。
レースレベル：3    
→次走危険馬:ダンスディレクター  

レースレベル･･･「３」
人気通りの１・２着に伏兵３着の堅目決着ならクラス平均のレベルはあるので。

狙い馬＝マカハ
好スタートから一旦下げ、２着確保の内差しを果たしたマカハ(武豊)の乗り方は見事。お陰でダンスディレクターが勝てたと言えるので同馬の次走は確勝と判断！

狙い馬＝ロノ
格上げ戦も勝ち馬と一緒に脚を使った競馬は、馬の好調さもあるだろうが鞍上(川田)の判断力も良かったことも示した。
今回は人気馬の１・２着に敗れたものの、同条件下なら次走好走の可能性は大きいはず。

危険馬＝ダンスディレクター
武豊が好スタートから一旦中団以下まで下げてくれたことで今回は実力を発揮できたが、格上げとなる次走では他の人気馬が今回の武豊のようなアシスト的騎乗をしてこないはずなので、出遅れ癖が解消されないと届かず競馬が続くと推察できるため。

※武豊の判断力は見事！
一見すると２着に負けたように見える今回の武豊の騎乗ぶりだが、好スタートから前に行く馬が殺到してペースに巻き込まれるのを避けた判断力はさすがの一語。
外目枠から末脚勝負した勝ち馬の鞍上(浜中)がコース取りだけに集中できたことに比してあきらかに騎手の腕前が最後の伸びにつながった。
勝ち馬についていった３着ロノ(川田)が健闘したものの、今回は武豊の判断力に２着を果たせなかったのは惜しかった。
次走は２・３着馬ともに好走を期待する！
レースレベル：3
→次走狙い馬:マカハ,ロノ
→次走危険馬:ダンスディレクター