勝ったクールホタルビは3番手から抜け出し。
手綱を引かずに無理なく走らせてくれただけで満足でしたが、
直線もスムーズに外に出し、ウソみたいに完璧な競馬でした。

マツリダゴッホ産駒は底力では劣る感じですけど、
条件が揃えば一変するので穴党期待の種牡馬になりそうです。
特に最近はこういうタイプの種牡馬が少ないですし。

2着ダノングラシアスはインでためて差す岩田騎手らしい競馬。
あまり差すタイプは買いたくないレースなので軽視しましたが、
500万2着の実績で1番人気になるだけのことはありました。

ただ、ほぼ力を出し切っているので嫌い続けると思います。
JFはファンタジーS組というだけで評価が下がりそうですけど、
ある程度は売れると見て危険馬にしておきます。

3着ウインソワレは中団から差す形。
やはりロージズインメイ産駒らしい相手なりの走りでした。
勝ち上がりに苦労しそうなので、2着で賞金加算したかったですね。
レースレベル：3    
→次走危険馬:ダノングラシアス  

クールホタルビ先行力１４+末脚力－８+上がり４＝１０（Ｈ）
ダノングラシアス　先行力２+末脚力７+上がり６＝１５（Ｈ）
ウインソワレ　　先行力１５+末脚力１+上がり４＝２０（Ｈ）

目立つのはダノングラシアスの末脚力７点。ただ、末脚力だけで言えばペルフィカもＨペースで９点をあげているが、新馬戦のもので、５００万条件でのダノングラシアスの末脚力の方が上位だったということか。

クールホタルビはフェニックスＳでレオパルディナと接戦していたこと、前走大外が今回は内枠の方に入れたことが好走した点だと言える。

とにかく東京にしても京都にしても５枠以内が馬券になっているので、内枠に入った前走Ｈペース馬は着順悪くても抑える必要がありそうだ。
→次走狙い馬:ダノングラシアス       

　血統で基本的には判断を下すが、乗って操るのは騎手であり、やはりそこももっと見ねばならないところではあると痛感。

　特に、対抗評価したムーンエクスプレスに乗った彼だ。騎手のことはそんなに詳しくないが、彼は先行馬ならやれると思っていたが、そんなことはなさそうですね。


　さて、予想のポイントで書いたのは

　1．テン持ちタイム上位馬
　2．ノーザンダンサーやミスプロ系。
でした。


　1着：クールホタルビ

　父：マツリダゴッホ(Lサンデー)
母父：ヘクタープロテクター(ミスプロ系)
ファミナン：バランス系14号族

　うん、来ちゃったかぁという感じで、母父にミスプロも持ってますし、マツリダゴッホがあまり好かないので嫌ったんですがね。


　2着：ダノングラシアス

　父：マンハッタンカフェ(Tサンデー)
母父：Grand Slam(ミスプロ)
ファミナン：極軽系3号族

　これで、1400mを3戦して3連対。まぁ、きちんと結果を出したとは言えるのではないでしょうか。

　瞬発力のあるマンハッタンカフェに母父グランドスラム、さらに母母父にはボールドルーラー系のシアトルスルー。

　マイルも大丈夫そうですが、1400mの方がベターな気もします。
　まぁ、次以降も狙える馬として良いのではないでしょうか。


　3着：ウインソワレ

　父：ロージズインメイ(ヘイロー)
母父：ダンスインザダーク(Tサンデー)
ファミナン：地力系1号族

　前走の初勝利まで4走かかりましたが、川島×3、松山なので大目に見ましょう(笑)

　父ロージズインメイは北海道ダートを庭とするような種牡馬で、産駒としてはドリームバレンチノとかコスモオオゾラがいますね。

　牝系の近親はかなり豪華で、

　ディープブリランテ、ショウナンパントル、ザッツザプレンティ、ショウナンアチーヴ…その他重賞好走馬数頭といった感じ。

　ちょっと気にしていってみたい一頭ですね。
→次走狙い馬:ウインソワレ,ダノングラシアス     

レースレベル「２」･･･勝ったのが成績の安定しない馬ではとても平均的とは言えないので「２」とした。

○＝ダノングラシアス
『１着が小牧じゃなければ…』の感はあるものの、キチンと結果を出したのは今後につながるハズ。
したがって、このレースからの次走狙い馬は同馬と判断。

Ｘ＝ルアンジュ
百歩譲って最後方追走は仕方ない。
だが、最後の直線に入ってから大外回しした川須の騎乗は最低以外の何物でもない。
騎手のレベルから負ける事は仕方ないかもしれないが、せめてコースくらいはムダな走りを馬にさせないで欲しかった。こんなムダな脚を使わせる騎乗をしたでは馬に負担が残って次走好走できる可能性は低くなるだろう。
今回期待した馬だが、騎手が川須では到底信用できないので次走危険馬とせざるを得ない。

※国分優はよくやった！
好位を追走して理想的な競馬ができただけでも国分優の腕なら大いに健闘したと評価できる。
一瞬だけでも『もしかしたら』と思わせてくれただけでも良しとすべきだろう。
ただし、川須・松山と共に重賞で期待する事はもうしない･･･(残念でした)
レースレベル：2
→次走狙い馬:ダノングラシアス  
→次走危険馬:ルアンジュ