まずは、勝ったココロノアイ。
やはり体力面では、かなり抜けた存在。
スタート直後は最後方も、直後やはり掛かってポジションを上げて来ている。残り1000㍍地点では中段、そして直線入口では、先頭をいつでも捕らえられる位置にまで押し上げていた。
キレが殺がれる馬場だったとはいえ、相変わらず凄いパフォーマンスを見せてくれる。
弥生賞に出走していたなら、サトノクラウンと壮絶な叩き合いを演じていたに違いない。
この馬が皐月賞に出ないのは残念な限りだ。

３着のレッツゴードンキは意表を突いた逃げ...岩田のやる事なんで、意表を突いた、押し出された、掛かった云々ではなく、次走『逃げ→追い込み位置取りショック』を仕掛ける為のえげつない『布石』である公算が高い。
おそらく、本番桜花賞は『あの馬』を意識した位置取り。下手すれば最後方まで下げて、『あの馬』と最後の直線で真っ向からやり合うつもりなのでしょうか？(笑)

本番桜花賞はレッツゴードンキの位置取りに注目だ。
レースレベル：4
→次走狙い馬:レッツゴードンキ       

　降雨の影響もあっただろうが、バイアスはまだデフォルト程度だったと見ている。

　積極的に逃げたい馬がおらず、外枠で壁を作れなかったレッツゴードンキが抑えきれずに先頭に。阪神の外回りコースで溜めがきかなかったのは痛く、最後に失速してしまったのもこのロスが大きい（内枠だったら勝ち負けに持ち込めたのではないか）。本番での巻き返しに期待。

　勝ったココロノアイは、指数上位であったにもかかわらず、今回は５番人気と評価を下げていた。桜花賞のデータアートでは中心視できる値にはならないが、能力は通用できそう。

　アンドリエッテはディープインパクト産駒の上積みによるものか、３走目に指数を６０台まで上げて２着に好走した。ただし、重馬場だったので、ここでの結果が信用できるかは留意すべき。

　１，３着の２頭は調整指数上位としてあげた２頭で、４～７着のロカ、アスカビレン、コンテッサトゥーレ、ウインアキレアは、指数圏内馬にあげていた５頭中の４頭（クルミナルの惨敗は直線で前をカットされた影響が大）。年明け以降は、上積み（成長）の大きい馬に割込まれることが多くなるが、指数はまだ通用しているとも思える。
レースレベル：4
→次走狙い馬:レッツゴードンキ  
→次走危険馬:アンドリエッテ  

実馬券は馬単１１０４０円を拾えました。

横山典弘騎手は今年まだメインでの活躍がなく、なのに今日はこのレースだけのために阪神入りしてました。

さて、このレースは最近の自分の馬券傾向から逆算して軸馬を割り出した会心の的中となりました！

予想を見てもらえば分かるのでこれ以上は割愛させていただきます。
レースレベル：3
→次走狙い馬:ココロノアイ       

勝ったココロノアイは中団外目から抜け出して快勝。
もちろん勝っても不思議ない実績はありましたけど、
ステゴ産駒なので雨でタフになったのは大きかったですね。

2着アンドリエッテは後方から追い込み。
ディープ産駒のタイミング的には前走が狙いだと思いましたが、
物理的に脚をためやすい内枠という伸びしろが上回りました。
これ以上は引き出しが無いので次は苦しいでしょう。

3着レッツゴードンキはまさかの逃げ。
まぁイン大好きの岩田騎手は外枠引くとよくやりますけど。
しかし何をやっても勝てないし崩れない馬です。

アスカビレンは後方から大外一気も及ばず。
狙うタイミングは合っていただけに残念ですね。
レースレベル：4    
→次走危険馬:アンドリエッテ  

狙…前走の脚がフロックじゃなかった事を見せた。何より幸いは、ハープを潰しかけている川田がまだ見捨てられない立場の騎手である事を何とか見せた事だろう。
いずれにしても、本番で馬券になる可能性が高いのは同馬の末脚と思われるので桜花賞での複勝馬券として狙い馬としておく。

危…ムリしなくて良いはずのレースで勝ってしまった事が次につながらないのが競馬の流れ…同馬の優勝にはそれが強く感じられた。おまけに尾関厩舎が土曜重賞を共に勝ってしまった異例の事態まで起こっては、なおさらこう考えてしまうだろう。
過去の対戦経過を考えれば、同馬が通用するのはせいぜい蛯名程度が乗っている２才女王クラスでしかなく、その２才女王も１番人気で勝った訳ではないからには、今回のレベルの馬たちが桜花賞で勝ち負け出来るとは到底思えない。したがって、今回勝った同馬を高評価するのは危険極まりないため次走危険馬筆頭とする。

※馬がもったいない！
今回敗れてしまったノーザンファーム系列の馬たちに乗っていた騎手たちには、「彼らには馬がもったいない」としか言えないだろう。
人気薄ならまだ能力不足と言う理由も付けられるが、池添のような馬には「騎手が低レベルだから見せ場も作れず伸びも見せられない」としか評する事ができない。
なぜオルフェーブルで凱旋門賞を騎乗できなかったのか…今回の彼の騎乗ぶりが全てを語っていると言えるだろう！
レースレベル：1
→次走狙い馬:アンドリエッテ  
→次走危険馬:レッツゴードンキ