レースレベル「４」･･･上位人気４頭で決まった事で４頭がこのクラスで実力上位である事を証明した格好。
よって、勝ち上がった馬を除く残り２～４着までは次走も好走するはずなのでレベル高いと判断して「４」とする。

狙い馬＝ルミナスウイング
鞍上が北村友なのに格上らしい差し脚を見せたのは実力上位の証拠。
この鞍上でも連対できるからには次走は必ず勝ち負けできるはずなので狙い馬筆頭としか考えられない。

危険馬＝クリノエリザベス
地方からの転厩馬なのに差のない３番人気だった事からも今回が一番期待値が高かったのは一目瞭然。
ただし、今回は人気に推されたものの次走はクラスが上がるからには今回ほど恵まれた競馬ができるとは考え難く、ましてや幸は先行しなければ好走できないジョッキーの代表格であるからには次走は先行して捕まるだろうと推測できるので次走危険馬と考えざるを得ない。

※馬がジョッキーを凌駕した一戦！
１番人気推された川田が４着になった事は正直驚かされた。
道中は７番(浜中)をマークして進めていたので「７番は交わすだろう」と多寡を括っていたのだが、まさか浜中を交わせないとは思ってもいなかった。
この辺が川田の物足りない所であり、「所詮浜中が彼のライバルでしかない」という良い証拠になってしまった。
川田はそれ相応の技術は持っているはずなのでもっと活躍できると思っていたのだが、ハープスターをオークスで２着にするのを目の当たりにしたように彼もジョッキーとしての底が見えたとしか言えない。
とは言え、馬に恵まれても複勝しか取れないジョッキーがゴマンといるのが今の中央騎手界であるからには、ジョッキーの格付けなどあまり意味がないのかもしれないと最近つくづく思われてならない。
私的な感覚ではあるが、昔の方がもっとジョッキー同志の駆け引きや遣り取りがあり、負けても納得できる結果が多かったように思われる。
何だか今のは、誰もが負ける時にただ淡々と流れに乗って伸びずという「いつ仕掛けたのか全く見えない＝見せ場がない競馬」が多い気がして、「もっと積極的にレースをして欲しい」と感じるのは私だけではないのではと思われてならない･･･
蛯沢と増沢の逃げ争いなど、結構「絵になる競馬」にワクワクしていた頃が懐かしい！(微笑)

07/12 15:36　回顧アクセス：1099