土曜を見る限り極端に馬場が重いというような感じではないが、昨年に比べるとやはり幾分重い。


　展開は逃げ馬多数で、坂スタートの中京1200だけにペース判断が大きく左右することになる。メイショウイザヨイが外枠からでも行き切りたいところだが、内からサカジロロイヤル、シゲルアセロラ辺りもいる。シゲルアセロラはコメント的にも今回ハナを主張する可能性が高く、テンも速い。メイショウイザヨイもどちらもレディオブオペラ相手にハナを切ってきたことを考えるとこの２頭がハナを叩き合えばそこそこは流れることになり、内ポケットにシメシメと入り込むのがサカジロロイヤルだろう。この隊列に外からオレニホレルナヨやシルクウェッジ辺りが加わって行き、ペースは進んでいくが、馬場を考えると結果的にそこそこ流れている可能性が高い。ハイペースまではいかないが平均よりも少し早いぐらいのイメージは持っておきたい。



◎キングオブローはトップスピードの持続力を引き出したいタイプで1200～1400ベストの馬。トップスピードの質をそこそこ持っていて、かつそれを出し切りたいので中京の1200の舞台は非常に面白い。特に今は馬場が少し重いしＬ１落ち込む可能性が高いのはこの馬にとっては歓迎。前走アクアマリンＳでは最内で進めていたが11.2-11.9-11.5-12.3とコーナーで緩んだところで前が壁になってブレーキしつつの再加速でスイッチが入らなかった感じ。中山1200でもマイペースで進めて勢い乗せてくるタイプだし、その点で仕掛け所の下り坂は良いだろうし、ある程度前が引っ張れば縦長でスペースを上手く使いながらエンジンをかけることができそう。トップスピードに入り切れば準OPでもやれていい馬。トップスピードの質をそれなりに問われる中京1200で一発を


〇ヤマニンプチガトーは前走のアクアマリンＳでは11.2-11.9-11.5-12.3の流れで内々追走4角出口の加速の流れで少し反応鈍く、直線序盤に内に進路を取ろうとして前が下がってきたので外に変えるというロスが有りながらＬ１伸びてきたという形。この馬の場合は後半のトップスピード勝負でもやれる馬で、どちらにせよ前を向いてＬ１に突っ込んでくるというのがパターン。山城Ｓでも11.3 - 11.5 - 11.2 - 11.8の4角出口の加速で中目、前壁で置かれている形。ペースはある程度流れてくれて要所の下り坂で勢いに乗せてという競馬ができる中京は良いし、今年の馬場ならＬ１落ちてくれそう。チャンス。



続きは↓
03/16 14:15

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