◎単勝 7番 680円的中

今週は金・土・日の変則3日間開催で、4つの重賞レースが組まれている。金曜日に行われるフラワーCは、桜花賞、オークスに繋がる一戦だ。本命に推す⑦バウンスシャッセは、牡馬が相手だった前走の寒竹賞(500万下)で2勝目。ペースが速かった分我慢が効いたのは確かだが、馬込みの中で脚を溜めれたのは大きな収穫といえ、4コーナーでポジションを上げて直線に入ると、坂上であっさりと前を捉える強い内容だった。勝ちタイムの2分00秒8は、前開催のホープフルS(OP)を大きく上回っており、重たい馬場を考えれば非常に優秀。新馬勝ち後は、少し成績を崩していたが、2走目の札幌2歳S(GⅢ)は極悪馬場が響き、そのダメージが抜け切れなかったアルテミスS(G)でも、苦手な速い上りを求められる展開に、全く力を発揮できなかった。この2戦の惨敗は度外視していいだろう。最終追い切りは、計測エラーになったものの、その動きは迫力に満ちており、今の時計の掛かる中山もおあつらえ向きと言える。オークスを見据える名伯楽藤沢調教師の秘蔵っ子が、ここで重賞タイトルをものにする。

対抗に推奨するのは③チョコレートバイン。前走のエルフィンS(OP)は追って案外の3着だったが、綺麗な跳びをするタイプだけに重馬場が合わなかった印象がある。デビュー戦ではラスト200mの時点で、5馬身以上前にいた逃げ馬を非凡な瞬発力で差し切ったが、レースの上がり3ハロンを1秒7も上回っていることからも、並々ならぬ能力がうかがえる。中山の渋った馬場は強調材料にはならないが、輸送の負担が減るのはプラスで、軽快な先行力を生かせる舞台なのは間違いない。中間もしっかり追っており、キャリア3戦目でさらなる良化が見込める。

エルフィンS(OP)で③チョコレートバインに先着の2着だった⑤ショウナンパンドラが三番手。減り続けている馬体面に不安があるものの、能力はここに入ってもトップクラスだ。エルフィンSでは、前半5Fが62秒9という超のつくスローペースに泣かされてしまったが、重い馬場をものともせずグイグイ伸びて2着を確保した。展開の影響を受けやすい脚質に違いはないが、末脚は紛れもなく一級品。躍動感あふれるフットワークをしており、この馬も良馬場で走らせてあげたい1頭だが、母がステイゴールドの妹なら荒れ馬場でも勝機十分。

重賞で好走を続ける⑥ニシノアカツキも連下に加えたい。前々走で先着したリラヴァティが次走にチューリップ賞(GⅢ)を3着に好走。前走のクイーンC(GⅢ)では、3強の1角フォーエバーモアに0秒2差の3着と、ここへきての地力強化が目立つ。デキ落ちもなく、引き続き善戦が可能。

以下
△⑩クリスマス
△⑨マイネグレヴィル

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